今年春に日本四大美人の湯の宿、会津屋に宿泊した時のこと。

日帰り入浴ができるけど
16時からだからなかなか行けずにいた、上会津屋にも日帰り入浴しに行きました。

近くに宿泊していないと、16時からってなかなかハードルが高くて。

ほぼ目の前みたいなところに宿泊するからいい機会だった・・・

江戸時代から続いている老舗旅館。

外観見ると歴史ゆえ古さが感じられるかなあと思うけど、
中に入ると小径があって、
古きよき日本の旅館をデザインした感じに見えました。

明るい雰囲気です。

玄関前にある自噴、自家源泉の源泉井。

飲泉可能です。

こんなに近く、
玄関前に源泉があるなんてかなりレアケース。

自噴、生まれたての温泉を飲めるシアワセ。

この時点でわたし、メロメロ。

わずかに玉子臭。

程よい塩味がいい塩梅で。おいしい♡

源泉を見て楽しんで小径を進み
玄関入ってすぐフロントがあります。

温泉は男女別で
「寂の湯」「侘の湯」と2箇所を入れ替えて使用。

この日女性は行った時「寂の湯」でした。

玄関入ってすぐ温泉の入口があります。

中に入ってまた何段か階段が。

かわいい雰囲気の和室。

ここが脱衣所です。

ちょっとした置物にセンスの良さ、
こだわりが感じられるなあ、と。

侘び寂び。

”和”なテイストで統一されている館内だけど
浴室も見事に日本情緒漂っていて、趣がある内湯。

10人くらい同時に入っても大丈夫そうなくらいのサイズ。

和テイストが素敵なだけではなく
ここは毎分40リットルと湯量豊富で。

ツルツルすべすべの土類系美人の湯を
あますことなく浸かることができます。

内湯から露天風呂へ。

露天風呂の方が春とはいえ少し肌寒い日だったので、
外気で湯がぬるめになっていました。

6人くらいサイズの湯船。

ぬるめだけど結構パワフルさが感じられる湯。

浸かってほどなくすると汗がじんわり。

露天の方がさらにツルツルすべすべを感じました。

ここ特筆すべきは
目の前に見える茶室でしょう。

日本全国、さまざまな温泉、さまざまな浴室があれど
茶室を目の前に見ながら湯に浸かるところというのはそうありません。

今は外国の方はあまり見えないけど
それこそ日本文化に興味がある外国の方がめちゃくちゃよろこびそうだなあ、と。

本当に茶室仕様なんだけど

足拭きマットがあったし、
いくら身体に付着した水分を拭き取っても
裸で休憩はしにくい雰囲気かも、と思って外から見学だけ。。。

ここは「寂の湯」
もうひとつは「侘の湯」

と名付けられているし、
それだけではなく茶室までしっかりあるから
この茶室にもめちゃくちゃこだわりがあるのだろうな。

湯上がり後にホッとできる空間。

ここも和テイストでかわいい雰囲気がステキ。

茶室を見ながらツルすべの美人の湯をたっぷり浴びて。

湯上がり後しっとり保湿ができたと感じられた湯。

雰囲気だけではなく湯も最高で。

ここは、
日帰りではなく宿泊もしてみたいなあ。

地酒も揃えているみたいだし、
もう一つの侘の湯も入ってみたいので
次回は宿泊してたっぷり温泉を楽しみたいと思ったのでした。

●泉質：ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩温泉

●泉温：65.1℃

●pH:6.8

●成分総計：１.９９g/kg