奥湯河原温泉郷お宿ながお宿泊記|料理自慢の小宿で美人の湯を堪能 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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奥湯河原温泉郷お宿ながお宿泊記|料理自慢の小宿で美人の湯を堪能

関東住みの方なら
サクッと公共交通機関で温泉に行きたい気持ちのとき、
箱根もいいけど湯河原もオススメしたいなーと思っています。

湯河原って箱根や熱海に隠れがちかもしれないけど

宮上エリアでは硫酸塩泉の美人の湯、芒硝のすばらしい温泉を湯浴みできて。
お食事もおいしいところが最近また増えていて。いろいろ楽しいんですよね。

😊

 

ふと、

突然湯河原に行きたいなあという気持ちになり、
呼ばれたかのように湯河原入りしています。

今回は以前から行きたいと思いつつ
タイミングが合わず、行けずにいた、

お宿ながお

お食事の評判がとてもよいし、
ずっと気になっていたお宿でした。

人気宿でリピーターさんも多いからか
予約が結構埋まっているんですよね。

しかも

少し前まではじゃらんからでも一人泊を受けていたけど
今は一人泊は公式サイトからのみ。

 

念願の宿にやーーっと行くことができたので
(といっても3月のことだけど)
このブログにまとめようと思います。

お宿ながおの特徴

♨️5室しかない夫婦でおもてなしの小宿

♨️温泉は内湯のみで貸切風呂

♨️料理自慢の湯宿でお食事のこだわりもすごい

♨️お支払いは現金のみ(電子マネー対応なし、カード不可)

チェックイン

小宿なこともあるけど
湯河原の温泉宿の多くは送迎サービスがないところが多くて。

ここもしかり。

公共交通機関でも湯河原駅から温泉街までバスが出ているし
本数もそこそこあるので不便さは感じませんね。

チェックインは15時〜。

 

わたしは16時ちょい前くらいにお宿入りしましたが
どうやらこの日で一番最後のチェックインだったみたいでした。

宿帳書いて
館内とお食事と温泉の説明を聞いて。

用意していただいたお部屋とへと向かいます。

お部屋へは階段を上がり2階へ。

お部屋は5室あります。

階段上がってすぐ手前の”桜”お部屋です。

6畳一間。

布団は事前に敷いてあります。

Wi-Fiは全然ストレスなく、快適。

そして持ち歩いているポケットWi-Fiも問題なく入りました。

浴衣類、タオル、歯磨きセットはあったけど
お部屋に冷蔵庫はありません。

 

そして公式ホームページにも
飲食の持ち込みは不可と書かれていますが
一応、ロビーの自販機横に共有で使える冷蔵庫が置かれていて。

食中毒などの責任は一切負えないけど
自己責任でということで黙認しているという注意書きみたいなものがありました。

旅館ではまだまだ活躍している、

昭和レトロな、懐かしいタイプの鍵。

 

温泉

温泉は1階から少し階段を降りたところにあり
15時から20時までは部屋ごとの貸切制。

20時以降は23時30分まで
空いていたら自由に入ることができます。

 

 

温泉は内湯のみで2つ、

「相模の湯」「駿河の湯」があります。

両方とも2人がギリギリ、
ゆったり入るなら1人サイズの湯船。

湯河原温泉らしさ溢れるアチチ湯が注がれています。

もちろん源泉掛け流し。

この日の湯温は45度。

あっついです。

多くの方は加水して調整すると思いますが
わたしはたっぷりかけ湯をして。

そっと湯に入り
じっと動かずに温泉の泉質が持つ湯のよさを味わいました。

激アチチ湯だけど
湯に慣れたらこっちのもの。

芒硝が気持ちよく
肌にじわじわ攻めてくる感覚。

美肌修行によき、と思う温泉です。

もう一つの湯船。

すぐ隣にあります。

こちらも変わらずかなりのアチチ湯…
そして隣よりちょっと小さめサイズ。

 

なんだけど

前の方が加水調整されたようでそこまでアチチ湯に感じず。

 

でもこの湯船の大きさだし
すぐに湯が入れ替わるので
次第にアチチ湯に戻ります。

この湯は寒い冬とか肌寒い時期の春先が沁みるだろうな。

実際、花冷えの時期だったので
からだがとてもよろこんでいましたよ。

湯の良さを実感。

しっとり保湿。
そしてポカポカが持続する湯でした。

温泉情報

●泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉

●泉温:59.7℃

●pH 8.4

●成分総計:2,126g/kg

夕餉

時刻は18時。

夜ごはんの時間になりました。

 

夜ごはんの時間は一斉スタートとのことで、
18時以外選択はできません。

 

すでに一人鍋セットやお刺身などが並んでいました。

 

実は夕餉の前に湯河原に行くと必ず立ち寄る
ビールの角打ち”カドヤ”にサクッと行ってきまして。
(地域クーポンもいただいたし)

おビールはすでに飲んでいたから
すぐに地酒をいただくことにしたのでした。

それではかんぱーーい!

\(^o^)/🍶

飲み物のメニューはこちら。

日本酒は1合〜しか受けていただけないそうで…
花の舞にしました。

控えめな華やかさがあって。
きれいなタイプだから食中酒にぴったり。

お宿でも”料理自慢の温泉”と謳っていたし
お食事の評判があちらこちらでよくて。

とても楽しみにしていました。

事前の予習では
お刺身の盛りもすごいし
腹パンすぎるとのことだったけど

お刺身の盛りも意外と普通の一人サイズでした。

でも

周りを見たら一人泊の男性2人の刺身の盛りを見ると
わたしのと明らかにサイズが違ったので
本来は盛り盛りスタイルがスタンダードなんでしょうかね?

またはリピーターになると盛り盛りになる、とか。

わたしは今回が初だったので比較ができず不明です。

 

確かにどのお料理もとてもおいしい!

茄子もトロトロ具合と味噌が絶妙だし
茶碗蒸しも中華風の坦々餡みたいなのがとてもおいしくて。

パプリカなど野菜が美しい天ぷらたちも
エビと明太子もちの天ぷらに特にときめいた〜!

 

あん肝も並んでいたことも感激。大好き。絶妙なねっとりさ。

 

着席してからすぐに火をつけて
目の前で炊く釜飯。

この時期はたけのこと山菜が入っていて。

あおさのりの味噌汁もごはんも絶妙なウマさでした。

デザートのプリン。

かためタイプでこれもおいしかった〜!

 

結局釜飯は完食できないし
十分腹パンです。

 

ごちそうさまでした。

朝餉

一夜明けまして。

お目覚め温泉してからの朝ごはんです。

朝も8時一択。

 

釜揚げしらすがふわっふわ。

玉子焼きも甘すぎずしょっぱすぎず。

塩辛も見た目ほどしょっぱくなくて。

おかずの共のみなさんもどれも美味でした。

感想・まとめ

こじんまりスタイルの小宿。

料理自慢の湯宿らしく、
旬の食材を使用した食事はどれもしみじみおいしくて。

じっくり味わいました。

湯は芒硝らしさが出ている美人の湯でハリや弾力アップに近づけて。

美肌修行ができたし
きびきび動かれている女将さんが素敵で。

サクッと寛ぎたいなーという気持ちにぴったりな湯宿でした。

 

この内容で一人で宿泊して1万ちょっとなら満足度高いなーとわたしは思いました。
(実際は旅行支援でさらに3000円オフだったからさらにお得感あったけど)

スタイリッシュな非日常感を求めたり
露天風呂至上主義の方だと刺さらないかもしれないけど

湯河原でよき湯を存分に堪能しつつ、
旬のおいしいものをいただきたーい!という時にいいなあと思った湯宿でした。

 

タイミングが合えば
お刺身もカワハギが出て、さらに肝付きなんだそうで。

カワハギの時期を狙って再訪したいなー。

住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上775-25
tel 0465-63-1775
WEB http://yado-nagao.jp/
日帰り入浴 不可
ひとり泊 可能(現在は公式サイトからだと1人設定があります)
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