*湯河原で再会。感動のブイヤベース*calanquesカランク
もう会えないと思っていただけに
また再会できてめちゃくちゃ嬉しかったこと。
今は老朽化による休館中だけど、
熱海にある湯宿ヴィラデルソルでいただいた
感動の連続だった南仏フレンチが湯河原でいただけると
最近知りまして。
(湯河原の酒場放浪中に教えてもらった)
聞いたらいてもたってもいられなくなり。
翌週にはまた湯河原入りしてしまいました。
ヴィラデルソルについてはこちらを
ヴィラデルソルが休館したことで
オーナーシェフが湯河原にて独立されたのだそうで。
カランクとはマルセイユの東の海岸線にある入り江のことで
ブイヤベース発祥の地とのこと。
発祥の地を店名にするなんて、素敵すぎる。
ブイヤベースの味に期待しかなくて。
スープ・ド・ポワゾンがめちゃくちゃおいしかったから
きっとブイヤベースも間違いないおいしさのはず。
いくつかあるコースを見たけど
はじめはやっぱりブイヤベースのコースだな、と。
予約時にお願いしてしまいました。
予約時間が18時30分〜だったので
お店に入った時はまだ明るいのです。
店内の様子の写真は
わたしが最後のお客だったので
誰もいなくなったところを撮らせていただいたけど、
ほとんどの方が18時の予約の方ばかりで。
行った日も満席でした。
ワインはペアリングでお任せにしました。
でも泡が飲みたかったので
まずはグラスでシャンパーニュを。
泡が繊細。すっきりおいしい〜〜
リンゴ酸、カプを感じる。
ブイヤーベースのコースだけど
まずは冷製スープから。
メロンのガスパチョ。
初めての組み合わせだけど
トマトを使わないガスパチョってとても新鮮。
ほおずきやピーマンが使われていて。とてもおいしい。
次に白ワインがきました。
果実感あり。ミネラルしっかり。
活鮑のサラダ。
鮑にはなんとルッコラとスイカが添えられていて。
組み合わせがすごい。斬新。
シェフのインスピレーションってすごい、とここでも感動。
ソムリエのスタッフさんが絶妙なタイミングで
お食事にピッタリなワインを次々と運んでくださいます。
こちらはイタリアのオレンジワイン。
少しスモーキーな味わい。
だけどこの後に出た蛤とピッタリ。
パンもおいしい〜〜〜
大蛤のグリル。
あ!
これはヴィラデルソルでもいただいたなと思い出して。
やはりこの大蛤を出すというのは
シェフの強いこだわりなんだろうな。
この大蛤のグリルは、
目の前でシェフがテーブルで開けてくださいました。
アツアツを頬張るシアワセ。
あぁ昇天。
お次が赤ワインがやってきました。
こちらのブイベースには赤がお似合いなんですね。
待ってました。
念願のブイヤベース。
渡蟹、真鯛、、伊勢海老、カサゴ・・・
見るからに種類が違う魚たちが使われていて
手間もかなりかけて作られたのが一目でわかりました。
南仏スタイルのブイヤベース、
なにこれ。
おいしすぎて言葉も脳もストップするくらい・・・
このまま時が止まってほしい。
食べ終えたくないほどとてもおいしすぎた。
上に乗せられたのはルイユ。
ルイユには薄いパンが敷いてあって、
これが食べ進むにつれて味変していくの、すごいわ。
見事な計算。
ブイヤベースがもはやアートになっているかのようで、
美しく、そして感動の一皿でした。
2度目の昇天。
プラムのコンポート。
黒トリュフのグラタン。
なにこれ。
また赤ワインが飲みたくなるお味。
とてもおいしいいい。
パリパリがないブリュレのようでした。
黒トリュフが絶妙〜〜〜
コーヒーと選べたけど
最後はハーブティにしました。
ハーブティーにはマカロンも。
このマカロンもおいしすぎる。
ピスタチオ味で、サクサク、ほどけるおいしさでした。
食べ終わった頃にはすでに真っ暗。
そして最後のお客のわたしは、帰る時にシェフとお話をすることができて。
ヴィラデルソルの時以上の感動をひたすらお話しさせていただき
お店を後にしました。
ごちそうさまでした。
湯河原は素泊まりでまた何度も来る気まんまんなので
こちらもまた再訪させていただきたいと思っています。
住所 | 神奈川県 足柄下郡湯河原町宮上374−1 ライオンズマンション湯河原第2 |
tel | 0465-42-9360 |
web |
http://www.happo.jp |
営業時間 | 11:30〜13:30(L.O.)18:00〜19:30(L.O.) |
定休日 | 月・火曜昼 |