*たぬき伝説の地でよき湯と自慢の朝食を味わい尽くした日*湯河原温泉源泉宿ゆっくりひとり宿泊記
湯河原温泉の温泉街、宮上界隈にある湯宿、
源泉宿ゆっくりに、先日投宿してきました。
こちらの湯宿様
とても口コミで評判よくて。
実際リピーターがとても多い湯宿なので
週末の予約はなかなかハードルが高いところ。
わたしも結構タイミングをはかり、
半年前から行くタイミングを伺っていて。
ようやく行くことができたので
ここのブログにも宿泊記をまとめようと思います。
泊まってみてよくわかりましたよ。
こちらの湯宿、リピ続出も納得!
湯宿に着いて目につくのが
とても多くいらっしゃるたぬきの置物。
外にも大小さまざまなたぬきが出迎えてくれるけど
玄関入口の前にもずらりとたぬきが整列していて、
ものすごい数のたぬきにびっくりしたけど
ここで驚いている場合ではない、ということを後に知ります。
館内の様子
こんにちは〜〜と中に入ると
ここにも玄関にもずらりとたぬき様がいました。
チェックインは15時から。
わたしも17時ちょい前くらいだったけど、
みなさまゆっくりチェックインをする方が多いようです。
(…常連さんばかりで勝手知ったるからなのでしょうか?)
帳場で簡単に温泉や館内の説明、注意事項などを聞いて。
朝ごはんはつけるか否か、
チェックインの時に決めてメニューもここで決めます。
特大アジも気になるけど
金目鯛も捨てがたい・・・
メニューを決めて。
アサインしてもらったお部屋へと移動します。
総部屋数は8室で3階建て。
アサインしてもらったお部屋は2階でした。
階段上がると水回りもきれいにリフォームされて
レトロなタイルがかわいくてときめく洗面所がありました。
トイレと洗面所は共同です。
廊下。
やっぱり。ここにもたぬきさんがいらっしゃいました。
205号室のお部屋
はい。お部屋に到着です。
205号室は、温泉への階段が1番近いお部屋だったので
温泉によく行くわたしはとても嬉しくなりました。
すっきりとしたお部屋。
布団敷きは自分でするので、
チェックアウトまで誰も入ってこないというのは
コロナ禍でなくても大歓迎で。
布団を敷きっぱなしにして
ウダウダゴロゴロをマイペースでできるのが最高に寛げるのですよね・・・
お部屋には冷蔵庫はあるし
浴衣や歯磨きセットなど、必要だなあと思うものは揃っています。
布団もとてもきれいに畳まれていて。
清潔感たっぷり感じられました。
(上の段が少しズレているのはわたしのせい)
ちなみに
宿のWi-Fiは部屋によるのだろうけど
205号室はなんとかストレスなく繋がっているなあという状態です。
温泉
それでは温泉へ浸かりに行きましょう。
温泉は男女別で内湯のみ。
コロナ禍の今は、
温泉に入る人数も制限していて。
入口のスリッパの数で3人まで同時入浴OKです。
なので
長湯はせずにまた浸かりにきてね、と書かれたものがあったし
ほどほどに浸かることにしましょう。
(週末は特に、かもしれないですね)
とはいえ
高温泉で汗ばんでくるので
そもそもそんなに長湯は
夏のこの時期はしんどいもので・・・
そこまで長湯はできないなあと思ったり。
湯船のサイズは3人くらいまでのこじんまりサイズ。
1日2回湯は総入れ替えで、
湯づかいにはめちゃくちゃこだわっているようです。
汲み上げた源泉を
無加水、無循環、無加熱と手を入れずに適温にしています。
毎日の気温によって湯量を調整し、
さらにたぬきの上にある扇風機で冷ますというこだわり。
この扇風機。
湯に浸かっているといい感じに顔にもあたるので、とても気持ちよかった〜〜
ツルツルした浴感。
少しきしみがあり。
でもこの湯が、かなりお肌に馴染んでくれて。
マジで、よき湯だなあとしみじみ。
湯上がり処にはマッサージ器があったり
マンガが(主にメンズの)あったり。
さらに
テーブルの上にはゲーム諸々があって。
宿時間も退屈しているヒマがないくらい、ですね。
こちらの湯船は昨夜0時に男女が入れ替わり
女性の朝はピンクのタイルがかわいい湯船の方でした。
ゆっくり入るなら2人、
3人はきついかも…?と思うくらいのサイズ。
こちらも自家源泉の湯が空気に触れないよう注がれています。
朝は特に温泉がご機嫌のようで。
ツルツル感とキシキシ感が、前の日以上に感じられました。
晴れて日差しが差し込む湯船。
静かにゆっくりひたすら美人の湯と仲良く
じっくり湯浴みできるひととき。
実によき湯。
本当にシアワセすぎた〜〜♡
入れ替わった湯船の方にはたぬきがいない、
なんて思ってふと窓の外を見たら
いました。
いました。
やっぱり草花に隠れながらもいらっしゃいました!
温泉情報
●泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉
●泉温:59℃ (使用位置では42℃〜44℃)
●pH 8,3
●成分総計:1408mg/kg
朝餉
夜マッサージ機を2回ほど使ってカラダのコリをほぐし
ぐっすり眠っていたら朝になりました。
おはようございます。
まずはおめざめの温泉に行き
朝のご機嫌よき湯を浴びてきて。
気がつけば時刻は8時。
朝ごはんの時間です。
(時間の選択はなくて8時一斉)
1階の帳場横にある
ノスタルジーな雰囲気が漂う素敵な空間が朝ごはん場所として
使われていました。
もちろん時世柄ディスタンスがしっかり。
部屋ごとにお膳が置いてあって。
その上にチェックイン時にオーダーしておいた干物が乗ったごはんが
セットされています。
ごはん、味噌汁、冷たい麦茶はセルフサービスなので
自分の適量を盛れるのが嬉しいな、と。
それではとても評判がいい朝ごはんをいただきます。
実はね
まあ湯河原の宿で干物ってどこでもおいしいし、
そこまでいうほどなのかなあと正直思いました。
これは口コミ評判通り、
疑わずにオーダーして大正解で。
金目鯛の干物がマジで、ものすごくおいしいのです!
身がふっくら。絶妙な干物具合で。
これで1,100円って・・・
大丈夫?
本当にいいのかなあと思うレベルじゃないかと。
納豆とこだわりの干物。
シンプルだけど、これで十分満足だなあと思った朝ごはんでした。
感想・まとめ
箱根や熱海に隠れがちな湯河原温泉。
でもマジで湯の良さを感じられて
美肌にぐっと近づける湯力は、
箱根や熱海以上なところが多くて、
しかも
老舗高級旅館も多く並ぶ宮上界隈の中で
ここ源泉宿ゆっくりの存在って貴重だと思うのです。
温泉の湯にこだわる方でカジュアルに泊まりたいなら
この湯宿を選択するのが正解なんだと思う・・・
いい具合に放っておいてくれる距離感もいいし
こだわりの湯はもちろん素晴らしくて。
さらに
事前に評判が高くて期待していた朝ごはんが
思っていた以上にとてもおいしかった・・・!
夜ごはんはどのプランでも提供がないので
持ち込むか食べに行くかしかないけど
宮上エリアには実は焼肉あり、ビストロあり、フレンチあり、角打ちありと
実にバラエティに富んでいるから食事には困らないと思います。
ただしコンビニは1番近いローソンでも10分以上歩くので
部屋に冷蔵庫はあるし
事前に立ち寄ってから宿入りする方がいいのかなと。
✔️自家源泉掛け流しのよき湯の温泉に入りたい泉質主義
✔️お宿の宿泊費をリーズナブルに抑えたい
✔️干物ファンのみなさま
こんな方には源泉宿ゆっくりがオススメです。
古さはあってもとてもきれいに清掃されているし
館内の雰囲気もよくて。
さらに夜の湯宿時間を楽しむゲームや漫画、マッサージ機もあって。
飽きることなく湯宿時間を楽しむことができる環境だなあと思ったのでした。
わたしはこちらの湯宿様、リピ確実。
他の干物も食べてみたいし。
湯河原酒場放浪記がしたい時に
またゆっくり伺いたいと思いました。
あ。そうそう。
公式ホームページから予約をすると250円引きなので少しおトクですよ〜
住所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上611 |
tel | 0465-62-5559 |
web |
https://yugawarayukkuri.com
*注:支払いは現金のみ |
日帰り入浴 | 不可 |
一人旅 | 可能 空いていれば土曜もOK |