*タイムスリップしたみたいなレトロな世界。ぬる湯温泉*霊泉寺温泉和泉屋旅館ひとり宿泊記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*タイムスリップしたみたいなレトロな世界。ぬる湯温泉*霊泉寺温泉和泉屋旅館ひとり宿泊記

長野県上田市にある霊泉寺温泉。

ここは、鹿教湯温泉や大塩温泉と共に”丸子温泉郷”を形成し、
温泉で健康づくりを謳い、
国民保養温泉地となっています。

小諸から松本に抜ける途中の山間にある温泉地。

 

平安時代開湯のレトロな温泉街で、
コンビニも飲食店も土産物屋もなくて。

時が止まったかのよう、とも思うし、
鄙びや素朴さも素敵で。

じっくり温泉を味わうところだと思っています。

 

♨️

 

今回まとめる霊泉寺温泉和泉屋旅館

実は先週に行ったのですが、
お目当ては桜+露天風呂のセットで楽しむということだけど、

…結果は残念ながら満開の桜とは出会えず。でも泊まって大満足のよき宿でした。

 

霊泉寺温泉和泉屋旅館の特徴

♨️日本秘湯を守る会の会員宿

♨️霊泉寺温泉の中でも露天風呂があるのはここだけ

♨️山間の景色が素敵。温泉とセットで楽しめる

♨️旬菜がとてもおいしく、地酒のセンスも素晴らしい湯宿

館内の様子

館内に入ると目の前にどーんと”日本秘湯を守る会”の提灯。

階段の下や、玄関すぐのところは寛ぐことができるスペースとなっています。

 

宿帳に記入し、
館内の説明、食事の時間などを聞いて。

その後お部屋へ。

若女将さんにご案内していただきました。

リフォームされているところは、とても明るい雰囲気。

この先には男女別の内湯と露天風呂があります。

りんどうのお部屋

若女将さんにご案内をしていただき、お部屋に到着。

”りんどう”のお部屋に一晩お世話になります。

 

お部屋は全部で20室あるけど
今は6室しか使用していないとのこと。

中に入るなり、歓喜。

うわあ〜桜が見えるお部屋だ…!

 

若女将さんいわく
今年の桜は満開になった途端、5日連続の雨だったので、
お花見を全然楽しめなかったのだとか。

確かに・・・

電話で予約時に桜の様子を聞いたときも
天気予報でもベストなタイミングなはずだったのだけど。。。

天気ばかりは最後は神のみぞ知る、こればかりは仕方ない。

だいぶ葉桜だけど
それでも少し残ったピンクの桜の風景は嬉しかったのでした。

 

ひとりでは十分な広いお部屋。

2間続きのようになっていて
お布団はすでに寝室に敷いてあります。

お部屋もリフォームされているのできれいだし
Wi-Fiも繋がるし快適。

トイレは最新式のウォシュレット。
洗面所も今仕様でした。

大浴場の温泉

お部屋で桜の景色を愛でながら少し休憩して。

いざ温泉へ。

男女別に内湯と露天風呂があり、入れ替え制ではありません。

まずは内湯から。

10人くらいサイズの湯舟。
ここは湯口が2つあって、それぞれから湯が注がれています。

ここが館内で1番熱めとなっているところ。

ちなみにカラン、シャワーも温泉です。

浴感がなめらかで
泉質特有の芒硝臭もしっかり感じました。

共同浴場の新源泉と旧源泉の2本を調整して使用しているようです。

秘湯を守る会の宿だけど、
シャンプー類などは自然環境にやさしいアメニティを使用しています。

内湯の後に露天風呂へ。

以前日帰りで来たことがあり
ここはぬる湯だということを知っていたので
内湯でポカポカに温まってから移動しました。

 

雲はあったけど晴れていたし風もなかったから
ぬる湯もとても心地よくて、
ずっと浸かっていられる不感温度帯。

 

頭上には桜。

本当は桜が満開で桜とぬる湯の露天風呂を堪能したかったけど…

ここもだいぶ葉桜だったのでした。

 

うぅ。

桜のタイミング、本当に難しすぎる。

 

少しとろみを感じる美肌湯。

ぬる湯なので、お花見温泉が叶えばずっとここにいたくなるなあ、
なんて思いながら湯浴みしました。

 

実は以前行った時は夏だったのでぬる湯はサイコーに心地よかったものの
何しろアブがたくさんいたし、
ぶんぶんうるさいし怖すぎたのでゆっくり湯浴みできず、だったけど、

虫がいない今の時期は、桜ではなくても新緑でもベストかと。

家族風呂へ移動します。

家族風呂大浴場とは別のところにあり、
空いていればいつでも使用できるシステム。

レトロかわいい湯舟。

オーバーフローも素晴らしい温泉です。

36〜37℃でめちゃくちゃ気持ちいいぬる湯。

ここが1番泉質特有の芒硝臭も感じられたし、
湯のコンディションの良さを感じられたので、

夜も朝も、
この湯をたっぷり湯浴みして美肌湯治をしました。

シアワセ〜

温泉情報

*源泉2本をブレンドして使用

●泉質:アルカリ性単純温泉

●泉温:44.5℃

●pH:8.9

●成分総計:0.9914g/kg

●泉質:カルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉

●泉温:38.5℃

●pH:8.2

●成分総計:1,020g/kg

夕餉

夕餉のお時間になりました。

18時からのご指定です。

1階の食事会場には土曜にも関わらず、
たまたまわたしともう1組だけ。

がらん。
かなりディスタンス。

翌日の日曜は満室だそうで…
土曜日だからどうせ空いていないだろうと、
諦めた方が多かったのでしょうか?

 

ちなみに

秋は基本的にNGだけど
それ以外の時期ならばひとり泊も土曜でも受け入れてくださいます。

 

時間になり席につくと
すでにお食事がいくつかセッティングされていました。

はい。地酒でかんぱ〜い!

飲み物のメニューはこんな感じで。

地酒利き酒セットをいただきました。

この日の激推し6本。

日本酒選びは、若女将さんがご担当のようで。

長野の地酒がずらりと並んでいますが、
ものすごく入手困難な日本酒もフツーにあって。ビックリ!

3種は自分で選ぶことができるので、
若女将さんと相談しながら決めました。

写真の大信州もかなりのレアだし迷ったけど・・・

食事の内容も考えて決めた3本はどれも大正解。おいしい。

御湖鶴の純米吟醸、無濾過生原酒の酒米違いを飲み比べ。

賞を受賞し、山恵錦のものは本当に本当に入手困難すぎで。

去年末に下諏訪の湯宿に泊まった時、蔵ショップに立ち寄ったけど売切れ。

有料試飲バーでは口が開いているものがあったので飲んだけど
パイナップルみたいなフルーティーさだけど主張しすぎないのが心地よくて。

とても好みに刺さったのです。

ここでいただくことができるなんて・・・嬉しすぎる。

どれも食事とピッタリ合って。
ペアリング、大成功。

こごみのお浸し。
ふきの煮物。
ホタルイカ酢味噌和えの下にはウド。

さらに
筍とこごみの出汁煮に
山菜の天ぷら・・・

 

見事に山菜づくし。

どれもかなり響くおいしさで。感動しっぱなしでした。

 

山菜だけでも十分お腹いっぱいだけど
これに馬刺しと信州牛のすきやきも登場して。

かなりのボリューム。

でもおいしいから箸が置けない・・・

 

正直言うとあまり食事に期待をしていなかったので、
これはとても嬉しいサプライズでした。

山菜の天ぷらの揚げ方も絶妙で本当に嬉しかったなあ。

自家製蕗味噌も腹パンなのに食べ進め、完食。

 

ごちそうさまでした。

朝餉

ぬる湯、特に家族湯をたっぷり堪能し、
ぐっすり泥のように深い眠りについて目覚めた朝。

朝餉の時間は8時から。

夜と同じ食事会場にて、夜と同じ場所でいただきます。

 

朝もひとつひとつがとても丁寧に作られたのがわかると思ったものばかり。

南瓜の煮付けも重くならないながら、豚バラと煮て少しコクがあったし
トマトもさりげなく和えているドレッシングが絶妙なウマさなんだけど、

やはり筍ご飯がとーっても美味でした。

出汁の味わいが深くて好みの味だったので、
たっぷりなのに食べちゃうおいしさ。

夜も相当おいしかったけど
朝も食べてみると一手間を感じて。どれも絶品でした。

感想・まとめ

歴史があるとはいえ、
温泉街も、そして外観も少し寂れた感は否めないけど、

お部屋はリフォーム済みでだし快適。

古さ、レトロさも愛おしくなる湯宿でした。

桜は今回残念だったけど家族湯のぬる湯がシアワセだったな・・・

 

✔️地物旬菜の食事と地酒のセンスが良く山菜に舌鼓を打ちたい

✔️不感温度帯のよきぬる湯温泉をたっぷり湯浴みしたい

✔️古さはあまり気にならず、ひとりでゆっくり温泉でご自愛したい

 

こんな方にピッタリだと思う湯宿でした。

ものすごくよき湯宿だったので、
また桜の時期を狙って、タイミングを見て再訪する気でいるけど、
その前に評判の松茸料理三昧も味わいたいなあ。

 

地物の国産松茸づくしはとても評判いいけど、
実際本当にサイコーなんだそうで。

ぜひ食してみたい。

でも

今はご夫婦2人でなさっているから6組が限界。

しかも今年の9月10月の土日は全て予約でいっぱいだそうで…

 

松茸シーズンのひとり泊は基本的にNGだけど、
直前でもし空いていれば受け入れてくれるそうなので、
粘ってみて、秋の松茸の時期にまた来たいな。

ここは日帰り以上に、泊まってみて良さを実感する湯宿でした。

 

住所 長野県上田市平井2530
tel 0268-44-2011
WEB https://hitou-izumiya.jp
日帰り入浴 9時〜19時
料金 500円
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