*素晴らしきぬる湯と石和温泉を交互浴*春日居温泉郷旅館日の出温泉ひとり宿泊記
暑さ寒さも彼岸まで。
とはよく言ったものだなあと本当に思う。
春のお彼岸を過ぎたら
肌寒い日もあるけどポカポカ陽気が心地よくて
どこかホッとするあたたかな気温の日も出てくると…
本格的な”ぬる湯温泉はじめ”をしたくなリまして。
(気持ち的には冷やし中華はじめました、みたいな)
😊
今年、今シーズン初、
とことん泊まりでぬる湯を湯浴みをしようと
3月末に泊まりで行った、
旅館日の出温泉 をまとめようと思います。
日帰り入浴では過去3回行ったことがあったけど
泊まりは初めて。
しかもややご無沙汰…
たっぷり極上ぬる湯を湯浴みしてご自愛しようと、
予約して向かいました。
旅館日の出温泉の特徴
♨️自噴ぬる湯が秀逸
♨️自家源泉の極上ぬる湯と石和温泉と両方を交互浴できる
♨️家族経営、アットホームなおもてなし
♨️山梨の地酒やワインと旬の食材を使ったお食事がおいしい
チェックイン
チェックイン時間は15時から、
(アウトは10時とお宿によくある標準的な時間)
行った日の前の日は甲府に宿泊していたので
(甲府のまちなかで温泉+酒場放浪に最近またハマっている)
甲府でランチとクラフトビールも楽しんでから
のんびりローカル線で石和温泉へと移動すると、
なんだかんだ16時くらいのチェックインとなってしまったのでした。
ちなみに石和温泉駅からお宿までは徒歩10分ちょっと。
全然歩ける距離です。
お部屋の様子
アサインしてもらったお部屋へ移動します。
総部屋数は14室。
だけどまだコロナ禍だし全部は使用していない様子。
2階と3階が客室。
エレベーターもあります。
1番突き当たりのお部屋、201号室。
ひとりだし
大きな声を出す予定もないけど、
なんだか奥の部屋って嬉しいな。
ひとりで過ごすのにも不自由なく
快適な広さです。
Wi-Fiはお宿のものは部屋では怪しかったけど
自分のポケットWi-Fiはサクサク、問題なくつながっていました。
標準的なアメニティもあり。
そして
使用しないけどキッチンもあり。
部屋のお風呂もありました。
温泉
お部屋でお茶飲んで。
(入浴前のお茶はデスクワークしている時に飲むものより7倍カテキンを吸収)
いざ温泉へ。
あれれ?
いつの間にか内湯しか入れなくなっている……
そういえば気づけば5,6年ぶりとちょっとご無沙汰。
今の女将さんにお話を聞いたら
ちょうど5年くらい前までは露天風呂も湯をはっていた時もあったけど
その後は季節に関係なく内湯のみとなってしまったのだそうで。
あああああ。残念。
でもここの内湯、自家源泉のぬる湯が秀逸なので、
(写真でわたしがいる方)
たっぷりと鮮度抜群なアワ付き温泉を浴びました。
無色透明。
やわらかな浴感。
写真の左側、
隣の浴槽は石和温泉。
アチチめです。
35℃ほどの人肌程度のぬる湯。
いつまでも入っていられるくらいとても心地よい〜〜〜
フレッシュなアワアワに包まれて。
至福の湯浴み時間をたっぷりと過ごしました。
けど、
現在、土曜日以外は15時から21時まで日帰り入浴が可能なこちら。
夕方以降21時前までずっと地元の常連さんと思しき方も
たっぷり湯浴みしていて。
しかもぬる湯の湯口周辺を占拠されるので
久しぶりにお邪魔しているし、
なんだかぐいぐい行けず下手へ。
それでも湯は最高に気持ちいいんだけど…
備え付けのシャンプーはリンスインタイプのものでした。
お食事後、少し休憩して。
22時前から清掃時間に入る前の23時30分まで、
ずっとずっとぬる湯を湯浴み。
お泊まりの方も
他に夜の時間はいらっしゃらなくて。
独占して極上、絶品湯を堪能。
隣のあつめの湯と交互浴をしました。
ぬる湯にはラドンも多く含まれているので
ご自愛湯としてもよくて。
湯上がり後程よく疲労感もあり、
日付変わった直後には深い眠りについていた。
朝は6時から入浴可能なので
お食事前にもぬる湯の温泉を浴びて。
食後もチェックアウト直前まで湯をたっぷり浸かってからアウトしました。
2日後くらいに好転反応なのか
ぐったり疲労感たっぷりのだるさがあったけど。
その後は霧が晴れた空みたいにスッキリ爽快、カラダのコリとさようならできて。
改めて、この湯はご自愛温泉としていいなあと実感。
温泉情報
ー自噴 ぬる湯
●泉質:単純温泉
●泉温:36.3℃
●pH :8.1
●成分総計:650.2mg
ー石和温泉 あつ湯
●泉質:アルカリ性単純温泉
●泉温:45.9℃
●pH 9.1
●成分総計:348.9mg
夕餉
お食事の時間は18時、18時30分からか選べたので
遅い方に。
部屋食ではなく
1階の食事処にていただきます。
しっかりディスタンスは取られていましたよ。
18時30分に食事処へ向かうと
すでに食事のみなさまがセッティングされていました。
飲み物はビールは生がなくて瓶のみ。
地酒は谷桜と七賢で、他に地酒ではないけど大関もあります。
ワインも何種類かあって。
季節限定モノの地ワイン、あじろんもあって。
・・・まずはあじろんからいただくことに。
ではカンパ〜い。
甘口のワインは普段だと苦手なんだけど
なぜかあじろんは大丈夫で。
というかだいぶ前から大好きで時期になると自分でも買っていたくらい好き。
相変わらず、コクもあって。おいしい。
ガーリックと胡椒がガッツリきいた
マグロのカマといいマリアージュでした。
他、菜の花がきれいな豚しゃぶとか小鉢もあって
どれもおいしいけど結構ボリュームもある夕餉。
途中七賢に変えたけど写真、撮り忘れたみたい…
ワインも日本酒も地物をいただいて。
大満足、と思っていたら最後に運ばれてきたざるうどん。
つけ汁が程よく甘さもあって、絶妙なバランスのダシが好みで。
結局完食。
朝餉
朝は7時30分か8時か選択できるので8時に。
朝餉も夜と同じ食事処、同じ席にて。
甘めの玉子焼き、ひじき、茄子の揚げ浸し、湯豆腐など
手をかけて作った優しい味わいのものが並びました。
これに温玉と納豆があったらめちゃくちゃ嬉しいなあと思ったけど、
量としては程よくて。
フルーツまで完食。
10時ギリギリにチェックアウト。
お宿のネコ様、gooちゃんにもお見送りしてもらいました。
感想・まとめ
宿泊したのは初めてだったけど、
若女将さんの優しさが刺さり、家庭的でハートフルなサービスが刺さりました。
お食事もおいしかったし
お酒の種類も多くはないけど人気あるものをおさえていたし、
自分のWi-Fiが使えたから不自由はなくて。
居心地よき宿でした。
土曜、祝前日もひとり泊が可能で割高にならないのは嬉しいなと。
✔️極上ぬる湯をたっぷり湯浴みしたい
✔️土曜日でもひとりで泊まりたい
✔️車を使わず電車で行けるところに行きたい
✔️東京からサクッと気分転換したい
こんな気分の時にぴったりと思う湯宿でした。
夜通しぬる湯に入れたらサイコーだけど、
打ち切ってくれないとずっと温泉にいそうだから
結果としてよかったかも・・・
石和温泉駅は、かいじも止まるので本当に便利。
アクセスいいなあとしみじみ思ったのでした。
住所 | 山梨県笛吹市春日居町鎮目1646 |
tel | 0553-26-2454 |
WEB | http://www.business1.jp/hinodeonsen/pc/index.html |
日帰り入浴 | 15時〜21時 *土曜日はNG |
料金 | 500円 |