最近気づいたこと。

毎年その季節同じ時期になると
呼ばれたかのようにその温泉に行きたくなるなと。

夏はぬる湯を求めたくなるけど
秋は青森に行きたくなったり
冬は長野に行きたくなったり・・・

では春は？というと
そういえば熱海とか東伊豆に呼ばれがちだった。

去年の今頃はケイズハウスや大東館に泊まって
大好きな鮨屋さんに行っていたみたいです。

*温泉三昧。お風呂好きの宿*伊東温泉大東館

*大正ロマンな文化財の温泉ホステル*ケイズハウス伊東温泉

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実は大東館のすぐ隣にある陽気館。

ずっと日帰り入浴したいと思っていたのですが
コロナ禍のため2年くらいお休みしていまして。

去年大東館に泊まった時もせっかくの機会だからと思ったけど
この時も日帰り入浴はできず・・・

そろそろ再開するかな、と思うと
東京のまん防を受けてやはり休止だったりしていて。

なかなかタイミングが合わなくて行きたいけど行くことができないんだよねと、
伊東温泉観光協会に通ずる方にお話をしたら専務様をご紹介いただきまして。

ようやく入浴が叶いました。

陽気館は創業が明治43年と
伊東の地で100年以上の歴史を重ねてきた湯宿。

エントランスから
どこか歴史を重ねてきた風格も感じられます。

中に入るとロビーの先には目を惹く日本庭園風のお庭が。

近くに寄ってよく見ると湯滝となって流れ落ちているという造りで。
実はこれ、野天風呂からの温泉なんだそうです。

・・・すごい湯量豊富なんだなあと。

これからご対面する湯に期待を抱き、
いざ露天風呂へと向かうため、
”登山電車”と書いてある方へと進みます。

それでは2階にある露天風呂へ向かいましょう〜

定員は6人だそうですが
4人までしか座ることはできません。

専務様にご案内いただき温泉へ。

ゆっくり進む登山電車。

伊東の街と相模灘を一望できます。

乗車時間はわずか1分くらいだけど
ものすごくテンションがあがりました。

途中ちらっと見えた桜か梅の木のピンクもきれいだったな。

あっという間に到着。

窓や照明がレトロかわいい雰囲気です。

高台にある露天風呂。

ビルでいうと15階くらいのところにあるとのことなので
見下ろすビューがものすごく素晴らしくて。感動。

カランのシャワーも源泉を使用。
水はやわらかな井戸水で飲んでもおいしいよ、と。

源泉温度をタンクの中で冷まして
温泉の温度は42〜43℃になるようにしているけど、
場所によって熱いと感じるポイントもあるから気をつけてね　by専務様

確かにお水がやわらかさも感じたな。おいしい♡

ここは混浴露天風呂。

とても広くて開放感もかなりあります。

15人くらいサイズの湯船は
湯が流れ落ちてくるあたりは特に木々に囲まれていて。

野趣溢れていました。

無色透明の湯。

カルシウムを含んだ塩化物泉。

特有の石膏臭、カルシウム臭をしっかり感じました。

メタケイ酸も含んでいる湯。

湯船は胸の高さくらいまであるので深めです。

この日は41〜42℃ほどの心地よい湯温。

まったり。のんびりできた。

浸かる場所によって視界や景色が変わるので
長く浸かっていても全然飽きずとても楽しいけど・・・

結構体力を消耗する塩化物泉。

無理は禁物。

休憩しながら湯浴みを。

まだ春と冬とを行ったり来たりのこの季節。

外の気温も少し感じた風も心地よくて。

汗が滲むくらいポカポカになったカラダを
程よくクールダウンできました。

伊東の温泉のさらりとした塩化物泉って
本当に心地よいなあ。

ベタベタせずお肌になじみ
しっとり保温保湿効果を実感できた湯でした。

♨️

温泉はもう一つ
ロビー横に男女別の大浴場があって。

こちらは単純温泉（だったはず）

大浴場には浸からずに
専務様と湯上がり後も世間話が盛り上がってしまったので
次回は泊まってゆっくり両方の温泉を楽しみたいな。

●泉質：カルシウム・ナトリウム・塩化物温泉

●泉温：53.9℃

●pH 7.６

●成分総計：6577g/kg