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*温泉三昧。お風呂好きの宿*伊東温泉大東館
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伊東って熱海からも近いし
街と湯が日常に溶け込んでいて。
プチ別府、
またはスモール別府かな、と思っています。
別府みたいに泉質の宝庫だとか
温泉デパートとまではいかないけど、
駅前に共同湯があったり、
路地裏にも温泉、お宿の温泉があったりと
散策しながらそこに湯が湧いていて、楽しめて。
源泉数は日本で3位。
湯量も豊富で、こちらは全国4位。
すごいんですよ。
伊東温泉って知れば知るほど味わい深いな、と。
めちゃくちゃおいしい地魚寿司とセンスいい日本酒が楽しめる
たっぱん と出会ってから
伊東にメロメロになっております。
夜はたっぱん に行きたいので
素泊まり、夕食なしにしたい……
そんなときに、ここいいなぁと思ったのが。
お風呂好きの宿大東館
その名の通り
温泉三昧で夜なしを希望したい人にとって、
ここは控えめに言ってサイコーです。
お風呂好きの宿大東館の特徴
♨️源泉3本を混合、毎分297。豊富な湯量、加温加水せず源泉かけ流し。
♨️温泉好き、風呂好きにとって最高すぎる環境
♨️プランは夕食なし、朝食ありプランが1つ
♨️リピーター が多く、病みつきになるお宿
♨️部屋でノイズが気にならず、ワーケーション向き
(Wi-Fiも問題なし)
チェックイン。まずはビールのサービスから。
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チェックインは14時から。
夕食なし、朝食のみサービスのお宿なので
フロントでチェックイン時に支払います。
PayPayも使えましたよ。
こちらのお宿は
岩手県一関市にある山王山温泉瑞泉郷の姉妹宿ということで、
いわて 蔵ビールの缶を3つの中から選んで、1ついただけます。
これは嬉しい♡
伊東の街ビューなお部屋。不足なく揃い、快適
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館内の説明などを聞いて、鍵をいただきお部屋へ。
清潔感あります。
エレベーター降りて並んだ部屋を見ると、
なんだか旅館というより、
ビジネスホテルみたいな雰囲気もあるな、と。
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利用したのは6階の部屋で
窓からは伊東の街並みが見えます。
お茶の他に
ビールのお供まで。
壁が薄くはなく
防音設備も整っているので、
ノイズは気にならないしテレワークもできるかなぁ。
デスクがあるわけではないから長時間だとちょっとキツイけど…
温泉地で部屋でのテレワークとしてはいいかも、と思いました。
部屋風呂も温泉
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部屋にはシャワーとお風呂があって。
部屋で温泉を楽しむことができます。
だけど、
他に入るところが多いし違いも特にないので、今回は確認のみ。
…だからアヒルさんもなしで🐤
時間で入れ替わる大浴場
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それでは温泉へと向かいましょう〜
5つ(6つ)全部入る気満々なので
部屋でお茶飲んで小休憩した後、
まずは大浴場へと向かいました。
「京の湯」「流れ湯」とあって、夜22時に男女が入れ替わります。
まずは「流れ湯」から。
女性:14時〜22時
男性:22時〜11時
こちらの大浴場には、大露天風呂がありました。
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露天風呂は大とつくだけあって、広い〜〜
湯口付近はアチチ湯だけど
湯尻に近づくとぬるめ。
東屋風の屋根がいい日陰にもなるし、
雨でもつかれるし、
雰囲気もいいなぁと思いました。
新鮮さを感じる湯は、
さらっとしていてやわらかな浴感。
温度も湯も絶妙。よき〜
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「京の湯」
こちらには露天風呂はないけど、
大きめの窓から庭園風の造りが見える演出でした。
大浴場の内湯はいずれも熱め(43℃)とぬるめ(40℃)とあって、
各バルブでお湯を出す量によって調整されている仕組み。
加温・加水していない源泉かけ流しです。
貸切風呂3つ。ロビーと大浴場前にて確認
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貸切の温泉は3つあって
点灯していなければ空いてますよ〜というサインです。
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ひとつ目。
寝湯から行きましょう〜
木枠の湯船の底には玉砂利がひかれています。
40℃あるかないかのぬる湯。
…塩素臭がしたのですぐに移動しました。
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次は隣にあるけど
入口はぐるっと周らないとありません。
ちょっとここだけ異空間?
というのも防空壕となっているのです。
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え?館内にジオパーク??
第二次世界大戦時の防空壕跡を利用した通路。
火山の噴火によってできたという
ミルフィーユ状に重なっているスリコア層も見られるのは、
他のお宿ではそうありません。
伊豆半島ジオパークにも認定されています。
すごい。
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ちょっと館内でプチ観光をした先にあるドア。
中に入ると貸切五右衛門風呂が登場します。
ひとりサイズの鉄釜が2つ並んでいて
熱めとぬるめ。
窓はなくて密閉感もあり、音も反響。
少しミストサウナ風だなぁ〜
なんて思いながら五右衛門風呂に静かにつかりました。
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最後は貸切露天風呂。
ここは一番人気だったようで
なかなか空かなくて。
チェックアウト前の
みなさま朝食中な時に行きました。
いったん外に出ます。
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わぁ〜!
ナチュラルな湯船と雰囲気が素敵。
石造りの湯船は手作りなんだとか。
ここは洗い場がありませんので桶でしっかりかけ湯を。
ぬるめでやわらかな浴感の湯。
自然の中に溶けこんでの湯浴み。
野湯じゃないけど野天風呂のような雰囲気もあるなぁと思いました。
朝食はビュッフェスタイル
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朝食は7時から9時30分までの時間でお好きな時に
1階のロビーに行きます。
時世柄使い捨てのビニール手袋はマスト。
カトラリーのそばに置いてあります。
野菜が多い洋風スタイルですが
ひじきの煮物もあり。
日替わりのおかずは
おばちゃん達による手作りなんだそうです。
でもパン食で、
ご飯は見当たりませんでした。
感想・まとめ
湯旅において
宿ごはんもセットで楽しみたい、ということに重きを置いていない、
むしろ素泊まり大歓迎、
湯づかいよく湯のコンディションがいい温泉があればそれでいい、
という人には、刺さるのではないかなと思いました。
伊東の街中には鮮魚がいただける居酒屋や寿司屋の他
いろんなジャンルの食が楽しめるのも魅力的なんじゃないかな、と。
地元の方が温かく迎えてくれます。
駅から10分ほどと歩けない距離ではないから
ビジネス利用もできるし
湯治にもひとり旅としても気軽に温泉をたっぷり楽しめる湯宿、
カジュアルな宿泊だからといってサービスは不足ないし
自由さがあって。
リピーター が多いのも納得でした。
温泉情報
●泉質:単純温泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)
*3源泉の混合泉
●pH 8.4
●泉温:44.6℃
●成分総計:0.616g/kg
住所 | 静岡県伊東市末広町2-23 |
tel | 0557-37-5166 |
web |
http://www.daitokan.jp |
日帰り時間 | 14時〜22時 |
料金 | 800円(タオルなしで) |