*川床でお食事の美人の湯宿*湯ヶ島温泉水のみち風のみちたつた宿泊記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

*川床でお食事の美人の湯宿*湯ヶ島温泉水のみち風のみちたつた宿泊記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

各種メディアご担当者様

お問い合わせ・ご依頼はこちら

特徴で選ぶ

ひとり旅 ブログ 宿泊 源泉かけ流し 硫酸塩泉 絶景 美人の湯 美肌湯治 美食宿 露天風呂 静岡県

*川床でお食事の美人の湯宿*湯ヶ島温泉水のみち風のみちたつた宿泊記

今年も残すところあとわずか。

どうしても今年中に更新をしておきたいところがいくつかあるので
今年の温泉は今年のうちに、
できる限り更新をしたいなあと思い可能な限りまとめるぞー!

😊

 

初夏の頃に行った湯ヶ島温泉。

水のみち風のみち湯ヶ島たつた

伊豆半島の中心くらいのところに位置している湯ヶ島温泉。

車なら近くにはアルカナイズとかおちあいろうとか東府やとか・・・
名旅館が多く並んでいるけど、

この時は川床で地元の美味なるお食事をコロナ禍だからひとりで楽しんでみたくて、
たつたを選びました。大正解。

記憶に残る、
ものすごくよき湯宿でした。

 

ひとり旅でも温かく迎えてくれます。

水のみち風のみちたつたの特徴

♨️川床で地元の食材を使用した郷土料理がライブで楽しめる

♨️こだわりの掛け流し美人の湯を6種類の湯船でおもてなし

♨️歴史とモダンが融合した快適な湯宿でお籠りにもよき

チェックイン

チェックインの時間は一般的な時間の15時から。

コロナ禍だし
日帰り入浴を制限しているところが多かったのと
このあたりの温泉は1回は浸かっていたところが多かったので
早めにお宿入りをしました。

(それでも美しい湯室にあいたくて花舞竹の庄に立ち寄ったから16時くらい)

コロナ前は果敢に暗くなるまで湯巡りをしてきたけど
ゆっくりお宿で過ごす時間の良さに気づいてしまってからは
だいぶお宿時間が多くなったんですよね。

わたしも大人になりましたw

部屋は24部屋あるけど
このご時世もあり全部は使用していません。

1階から3階が旧館で
4階から6階が本館。

川沿いの斜面に建っている造りのため
玄関入ってすぐの帳場、エントランスは5階にあります。

 

お部屋は5階のエントランスや移動がしやすいところを
アサインしてもらいました。

純和室。

畳もきれいだし
ひとりだと十分すぎるくらい広いお部屋。

10畳あります。

時世柄空気清浄機もしっかりあって安心。

Wi-Fiはラウンジが1番強くて
場所によっては不安定な部屋もあるんじゃないかなと思ったりしたけど
5階のお部屋では安定してつながってくれました。

 

ここでゆっくり寛ぎ、
ご自愛させていただきます。

部屋にお風呂がって。

蛇口からは温泉が出てきます。

湯量豊富だからできる、ってことですね。

 

温泉だということを確認をしたので
明るい時間のうちにと、
まずは貸切風呂へ向かいました。

貸切風呂へはいったん外へ出て。

竹林に囲まれていて
雰囲気たっぷりな散歩道を少し歩いて向かいます。

貸切風呂かぐやの湯

湯量が豊富で
湯船も豊富だけど

明るい時間に行きたいなと思った貸切風呂からおじゃまします。

 

貸切風呂へは夜の22時30分まで、
翌朝は使用できないのでまずはここから。

貸切風呂は2つあって
予約制とかではなく空いていば入れるシステム。

 

かぐやの湯はひとりでゆっくり。
2人でいっぱいになるこじんまりサイズでした。

ここはシャワーがありません。

手前にある樽に温泉が注がれているので
ここから湯桶にとってかけ湯をしました。

貸切で独占。

コロナ禍だからこそこのシステムの良さが沁みた。

もうひとつの貸切風呂”森のこみち”

ここも竹林に囲まれている造りを利用していて、
お籠り感がたっぷり。

石造りの湯船。
モダンです。

こちらは横に広がっていて
5人くらいサイズでした。

大浴場”たからの湯”

大浴場もあって
ここは男女別にあります。

殿方の湯船は露天風呂もあるみたいだけど
(いいなあ)
姫方の方は内湯のみ。

 

奥には岩盤浴のスペースもあるけど
コロナで使用できませんでした。

 

大きな窓からのぞく
鮮やかな緑の景色に心洗われ、

石膏芒硝の硫酸塩泉で美肌に仕上げてもらいました。

保湿も
ハリアップ弾力アップも期待しまくり、です。

貸切風呂”流星”

館内にも貸切風呂があります。

 

ここはリバービュー。

川が目の前というワイルドさが素敵なのですが、
確かに丸見えなんですよねえ。

ここでは湯浴み着推奨と書いてあったので
湯浴み着を着て入浴しました。

湯浴み着は自分のを使いましたが
脱衣所に置いてあるお宿のものを借りることができます。

 

ひとりサイズの陶器風呂。

ソファーでお寛ぎのスペースもあって

姫気分で美肌湯を湯浴みできました。

月下美人の湯

昔ながらの岩風呂の雰囲気とこじんまり感と
そして湯の鮮度の良さを1番感じることができた”月下美人”

創業当時からある露天風呂を移したものとのことだけど
浸かっていると湯船の底から
ぷくっぷくっと湯が湧き上がっているーーー!!

ここはぬるめだけど
場所によってはややアチチのところがあって。

ゆっくりこだわりの湯を
たっぷりと肌にとじこめてきました。

夜も朝も。

ここの湯が1番好きで1番長くつかっていたなあ。

温泉情報

●泉質:カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉

●泉温:45.4℃

●pH:8.0

●成分総計:1097g/kg

お食事は川床で

去年6月にリニューアルしたお宿。

ここの楽しみは川沿いに建っているということを生かして
川床でお食事が楽しめるということなのでして。

夕食の時間をとてもとても楽しみにしていました。

行ったのは初夏の頃。

夕食スタート時はまだ明るかった。

 

この時点でたっぷり湯浴み済。

まずは生ビールからいただきます〜

 

川床でいただく生ビールの味は格別じゃ。
おいし〜〜〜い!

 

見た目も美しいお食事が次々と運ばれてきました。

地のものにこだわったお食事。

伊豆鴨のローストとか
天魚スモーク柚子ポテトとか
創作料理がとてもおいしくて。

日本酒が進みます。

喜久酔→おんな泣かせへ

 

切子のグラスの冷酒も川床だと一味違うなあ、なんて思いながら
スイスイ日本酒が進む。

揚げたての天ぷらと地酒も相性バッチリ。

最後の鮎のご飯もとてもおいしい。

名物わさび鍋登場

1番印象に残ったのは
やはり名物のわさび鍋でした。

わさびがとてもとても美味しいし
天城のコクがあるシャモ鍋にわさびのアクセントがものすごく良くて。

すり下ろしのわさびはツンとした感じがなくて
爽やかな風味が口いっぱいに広がるのです。

これ、ナイスアイデアだと思う。

マネしようにもできないから
ここでしか味わえないなあ・・・

 

ちなみに川床はこたつが並び
こたつで鍋もいいな、なんて思いながら味わいました。

朝餉も川床で

創作料理は朝ごはんもオリジナル。

干物は自分で炙るのもいいし
豆腐も牛すじが乗った温かい豆腐がとてもおいしくて。

朝から食がとても進みました。

感想・まとめ

ひとこと。

期待をはるかに超えたよき宿でした。まじで。

・川床で楽しむお食事がとてもおいしくて楽しい
・こだわりの湯づかいの温泉がバラエティに富んでいて最高
・湯ももちろんよきよき

雨の日も屋根があって楽しめる川床は
リニューアル後はすっかり宿の顔的存在に。

冬はこたつで川床も素晴らしいだろうなあ。

社長と会長のこだわりがたくさん詰まった湯宿。

温泉をつかったおもてなしについて
こういう方法もあるのかの連続だった。

 

まだまだこれからも変わっていきますよ、と
チェックアウト時にお話されていたのが印象的で・・・

 

絶対リピする、と思った素晴らしき湯宿でした。

住所 静岡県伊豆市湯ケ島347
tel 0558-85-0511
WEB https://www.tatsutaryokan.jp
日帰り入浴 不可
定休日 水曜・木曜休館
PAGETOP
ページトップヘ