今年6月。

界別府が開業してすぐに別府入りをした時、
鉄輪エリアにも行って、宿泊もしました。

鉄輪温泉はメタケイ酸がオバケの数値なところが多くて。
美肌修行にもってこいなところでもあります。

そして鉄輪温泉に行ったなら体験したいのが地獄蒸し。

お宿に泊まれば地獄釜を自由に使えるところが多いけど
プロの手にかかった地獄蒸し料理はそれはそれは格別なお味なのです。

地獄イタリアンで体験済み。

今回は鉄輪に行くなら以前から行ってみたいなあと思っていた

蒸士茶楼にて。

ランチをいただいてきました。

・・・控えめにいってサイコーでしたよ。

こちらのお店は別府湾ロイヤルホテルの料理長だったオーナーが、

鉄輪温泉の蒸気（地獄蒸し）に魅せられて。

地元のこだわり素材を使って、
蒸し温度管理も徹底し、

旨味を引き出した新しいタイプの薬膳中華料理を提供してくださいます。

完全予約制。

そして昼も夜もコースのみ。

ランチのコースは3000円と4000円の２つで
今回は初めてだし3000円のコースにしました。

まずは本日のアミューズから。

低温50℃にこだわったスチームプレート。

野菜たっぷり。

カラダ想いなプレートです。

どれも個性が強すぎなくて。おいし。

鉄輪天然蒸気　薬膳滋養汽鍋スープ

温泉の蒸気と素材だけの薬膳スープ「中華気鍋(チーコー)」が
五臓六腑に沁みる。

本日の蒸し物飲茶

蒸し物と地獄の塩味が絶妙だったなあ。

95℃蒸し 百貢豆腐紅麹煮

58℃蒸し県産ポーク香味ソース　50℃洗い低温スチーム野菜添え

ソースが黒酢ベースだったのかな。
コクがあるけどさっぱり。深い味わい。

雑穀入り滋味お粥で胃を労わって。

最後にデザートとコーヒーでランチのコースが終了となりました。

どれもものすごくこだわりを感じたし
薬膳の食材がとても優しい味わいという言葉がビッタリだったなあ。

ここでしか味わえない地獄蒸し薬膳中華。

しみじみおいしくいただいて。

食べ終わるのが名残惜しかった・・・

鉄輪温泉の地獄蒸しのポテンシャルに魅せられ、
別府温泉がますます好きになって、マイスターも取得されたオーナーさん。

地獄蒸しの釜も食材によって3種類（三兄弟と呼んでいた）を使い分け
美味しさを追求しているのだそうで。

鉄輪温泉のすごさ、
地獄蒸しの奥深さなどを語ってくださるその姿がとても印象に残りました。

また必ず再訪したいと思います。