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*全室オーシャンビュー!ドラマチックな温泉街がテーマ*星野リゾート界別府宿泊記
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おそらく
今年にオープンの温泉宿の中で、
注目されている宿ベスト3に入るのではないかと思う
星野リゾート 界 別府
九州で界といえば今年1月、
霧島にオープンした界も絶景&温泉が素晴らしいと話題を呼んだけど、
何しろコロナ禍。
すぐに行けなかったので、
わたしは未湯でして。語れず。
(今年秋には行きたいな、と一応予約済)
でも
今年1月末に日本に上陸後
瞬く間に登録者が増えて賑わい話題となった
”club house”にて。
一番お盛んだった頃にわたし、
ちょっと旅で盛り上がっている部屋にて聞いてみたんです。
「今年2021年に注目している温泉宿ってどこ?」と。
そのお部屋には確か聞いている方が600人くらいいて、
お話しできるスピーカーも結構多め。
SNSで旅関係のインフルエンサーさんも多数いたroomで
ちょいとお話を聞きました。
一番多かった回答が
なんと!「界 別府」だったのです。
隈研吾さんがつくる別府ワールドを見てみたいのだとか。
なるほど。
確かに…と納得したのでした。
実際、温泉好きのお友達の間でも
✔︎別府につくる隈研吾ワールドが興味深い
✔︎別府、なだけに温泉に期待したい
と言う声が多かったな。
わたしも全く同意見でしたが。
♨️
前置きが長くなってしまったけど
花菱が界になる、というお話を聞いてから
絶対に行くと決めていた「界 別府」
2021年6月4日。
別府北浜地区に待望のオープン。
ということで、
オープン直後に行ってきました。
まだググってもブログも見当たらないので
これから行く人、
行こうか迷ってる人の参考になれば、と。
宿泊記をまとめたいと思います。
非日常のはじまりはこのエレベーターから
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時計を見ると時刻は16時すぎ。
わたしにしては早めにお宿入りです。
(いつもは湯巡りが忙しくて日が暮れる頃にc/inがち)
何しろたっぷりお宿時間を楽しみたいな、と思いまして・・・
場所は地図見なくても知っています。
旧花菱ホテルだったところ。
この花菱ホテルも実は泊まったことがあるので
どんなふうに変わったのか。楽しみで楽しみで。
早めのチェックインです。
玄関、
というかエレベーターの入り口にスタッフさんが2人いて。
その日のゲストの名簿らしきものを手に名前を確認。
照合後、エレベーターに乗って。
フロントへ向かいます。
・・・なんかこの一瞬もワクワクする
ドラマチックな温泉街がテーマ
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1つ上の2階フロアにフロントがあります。
・・・確かにドラマチックだなぁ。
モダンとスタイリッシュと
そしてドラマチックさを感じた空間。
屋台やお祭り広場な雰囲気ともいえるのかも。
フロントは広く設計されています。
ずらりと並ぶ湯桶にときめく
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フロント目の前には湯の広場と名付けられた空間がありまして。
そこにあった湯桶アートなるこちらが圧巻でした。
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フロント階にはエレベーターが2基。
1つは外からフロントへつなげるもの。
もう1つは客室へ向かうためのもの、となっています。
ものすごい開放感。
オシャレ感がハンパない。
ささ、お部屋へと向かいましょう。
血の池地獄をイメージしたお部屋
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フロントからお部屋へ
ご案内してくださったスタッフさんのお話によると、
お部屋は全て「血の池地獄」をイメージしたのだそうです。
界別府は全て和室で70室。
隈研吾さんのイメージする血の池地獄をデザインしたお部屋は、
こんな感じでした。
事前の聞いていたとおり
全室オーシャンビュー。
別府湾が目の前で。絶景すぎる。
息をのみました。
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別府へ泊まる時はだいたい北浜地区。
別府湾の景色だって結構見慣れているんだけど、
界別府の大きな窓からぼんやり眺める海は、本当に絶景すぎで。
やっぱり感動しっぱなし、です。
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オリジナル作務衣に着替えて。
まずは、お部屋探索をしました。
界オリジナル”ふわくもスリープ”
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このご時世ですし、ね
今回ひとり泊だったけど
界の料金システムだとひとりは実は割高。
メルマガ、早割で少しお得ではあったけど・・・
ベッドはツインなので2つ。
ゴロゴロ時に使うベッドと
本気で熟睡する時のベッドと、2つ使わせていただきました。
界こだわりの”ふわくもスリープ”
フワフワ感が絶妙に設計されていて。
めちゃくちゃ寝心地抜群です。
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お茶とお菓子をいただき温泉前の小休憩。
お菓子は地元名物、ザボンの砂糖菓子でした。
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鍵がなぜコームなんだろう?
そしてなぜ竹なんだろうかと
案内してくださったスタッフさんに聞いてみたら
別府は竹細工が有名だから、デザインしたとのお話でした。
竹細工のモチーフと聞いて、
そういえば別府のインターコンチも竹細工をふんだんに使っていたな、と
ふと思い出した・・・
部屋にはひとりサイズの温泉付き
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・・・なんかわたしのシルエットが写りこんでいますが
お部屋には温泉がついています。
循環。
一定(42℃ほど)温度に設定。
木で目隠しされているけど
隙間からは目の前の海が見えました。
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部屋露天風呂の手前はまるで外資系ホテルでよく見かける
ガラスの透明タイプのもの。
その手前が洗面所となっていて。
界ブランドのアメニティがずらりと整列。
そして歯磨きセットは
これまた界ではおなじみの風呂敷に包まれています。
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お部屋を探索したところで。
大浴場や
その他の施設を見るため、お部屋を出ました。
温泉は2階のフロント前を通り
お土産屋さんや
ライブラリなどを見て。
大浴場へ向かいます。
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途中温泉ラボ、とかいうものがあります。
温泉というワードにつられ、立ち寄って見ましたが
温泉を化学するイメージのものが展示されていました。
これからイベントとかで使うのでしょうかね?
大浴場は男女別内湯と露天風呂
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大浴場は男女別で
男性が2階、女性が1階フロアにあります。
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広くて、竹細工が素敵な脱衣所。
まずは内湯を楽しみました。
大きく2つに分かれていて。
湯口も2つ。
手前のアヒルさんがいる方がぬるめ。
しかも湯の色も違いました。
実は温泉タンクが2つあって。
ひとつは大浴場の内湯の写真奥と露天風呂、
そして部屋露天に使用している温泉タンク。
もうひとつが湯にこだわっているもので。
完全なる掛け流しではないけど
かなり掛け流しさながらに湯を堪能できるように
こだわりの湯づかいをしているのだそうです。
(総支配人様に聞きました)
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こだわりの湯づかいの方はモール混じりで琥珀色した湯。
隣の浴槽と比べてぬるめの温度で気持ちよかったなぁ。
お話を聞いたのは帰る間際だったので
謎解きはこの入浴時点ではまだだったけど、
湯のにおい、浴感などから違いははっきり感じられましたよ。
ツルツルすべすべの浴感。
大きな窓から見える露天風呂の景色がステキだし
よく見ると壁が細かくかわいくて。ツボでした。
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10人くらいサイズの露天風呂もあります。
無色透明。
部屋露天と同じ湯。循環。
塩素のにおいがしっかり。
レジオネラ菌対策バッチリです。
デザインされた緑の空間がステキでした。
温泉情報
●泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉(低調性高温泉)
●泉温:57.6℃ (使用時43.4℃)
●pH 7.4
●成分総計:2757mg
湯上り処でほっこりのんびりと過ごすひととき
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大浴場入口手前には湯上り処があって。
ゆずほうじ茶とゆず蜜ウォーター、
そして
お好きなだけどうぞ〜のアイスキャンディーがありました。
湯上り処からは別府の見慣れた風景、街並みが見えるけど、
やっぱり界の中から眺めると、別の景色のようで。
なんだか、不思議な感じ。
目の前は海。絶景すぎる足湯
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フロント横には開放的な足湯があります。
この足湯から見える景色がとにかく最高なのです。
丸見えだからここに大浴場は難しいので
足湯として楽しませてもらえる設計にしたのかな・・・
実は普段足湯ってあまり入ることはないんだけど
ここでは絶景を楽しみたくて。
足湯に結構長い時間いました。
明るい時間も。
サンセット時も。
いつの時間も絶景に感動、です。
お食事処はモダンな雰囲気
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お食事処でいただくスタイルだけど
ここがモダンな雰囲気で。
ちらりとのぞくグリーンが美しい空間です。
会席料理と地酒を合わせた夕餉
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くろめやかぼすあたりは大分で別府らしさなのかな。
あとは雲丹やとうきびなどの旬菜や鴨、うなぎと並びます。
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まずかぼす麺と雲丹のジュレ仕立てから。
これがものすごく好みに刺さって。
嬉しくなりました。
あと今の時期ならば、の城下カレイのお造りもかなりおいしくて。
地酒がすすみます。
智恵美人→薫長と2種類いただきました。
控えめな華やかさが心地よかった。
基本的にどれも器にこだわりがあってステキ。
そして出汁がなんだか京風、を彷彿させるような
やさしさ、丁寧さを感じたものばかりでした。
トラベルライブラリー
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フロント前にトラベルライブラリーがありました。
ここには旅関連の本、話題の本があるところで。
コーヒーやお茶の他
生姜湯や生姜ゼリーも用意してあるので
ここでお茶とともに寛ぐことができました。
生姜ゼリーがおいしい♡
竹細工のアートと間接照明が美しい空間です。
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なぜか写真撮り忘れてしまったけど
テレビ台から続いてテーブルとして使える作業台があって。
ワークするのにちょうどいい場所でした。
窓の外から見える海の夜景を見て。
ワークもして。
おやすみなさい、からのおはようございます。
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朝、大浴場の内湯でお目覚め温泉して。
そのまま夜と同じ食事処にて朝食をいただきました。
まずはかぼすジュースから。
爽やかなおいしさ。
蒸し物は別府の地獄蒸しをイメージしたものだそうで。
セルフで擦るゴマと混ぜたタレか甘めのりゅうきゅうタレと合わせました。
夜と同様
京風をイメージする、やさしい味わいのものが多かった朝食。
オリジナルの香のものが酸味は絶妙で。
印象に残るおいしさでした。
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チェックアウトは12時。
朝食後部屋でゴロゴロ寛いで
ワークもできて。
(Wi-Fiも高速)
界別府時間をたっぷり、堪能できました。
感想・まとめ
ずっと楽しみにしていた界別府。
”ドラマチック温泉街”がコンセプトなとおり
館内のデザインがドラマチックな配色。
湯の広場、と題された足湯スポット。
目の前の別府湾の絶景をたっぷり楽しめる足湯は
本当にシビれるほど美しい場所でした。
見慣れた景色も界別府のファインダーを通すと別物に見えて。
これが界マジックだなぁと思ったのでした。
オーシャンビュー。
とにかく絶景。
そしてチェックアウトが12時ととことん寛げる環境は最高です。
まだまだ未完成なんだそうで。
今後、さらに別府の街に溶け込む姿をまた見に行きたいな。
*公式サイト→こちら
*日帰り入浴不可