*昭和レトロとアンティークが素敵なこだわり湯宿*板留温泉旅の宿斉川 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*昭和レトロとアンティークが素敵なこだわり湯宿*板留温泉旅の宿斉川

青森って
どこでも泉質の良さを実感できる温泉がザコザコ湧いているので、

いいなぁ。

近くの方が羨ましいなあといつも思う・・・

😊

今回アップする温泉は青森県黒石市にある素敵な湯宿

板留温泉 旅の宿斉川

事前にいい評判を聞いていたので期待して行ったけど、
期待していた以上に素晴らしくて感動した湯宿でした。

♨️

そもそも

板留温泉の由来は
寛永元年(1624年)花山院忠長郷が川原に温泉を発見し、
板3枚立てて入浴をされたことから、なのだそう。

ちなみに黒石にある温泉は
「板留温泉」のほかに、「落合」「温湯」「青荷」があって
どこもそれぞれ個性が出ていて楽しいところで。

大鰐温泉も近いので、
あちらこちら湯めぐりしたくなるんですよねえ・・・

湯疲れさま、にならぬように気をつけながらも
欲張って湯めぐりしちゃうから
(これでも以前よりは欲張らなくなったけど)
チェックインが17時すぎくらいになりがちで。

今回も17時過ぎてのチェックインとなってしまいました。

 

旅の宿斉川の特徴

♨️2019年リニューアルオープン

♨️OTAでも口コミ高評価の湯宿

♨️昭和レトロな雰囲気の温泉で美人の湯を堪能

♨️女将さんと若女将さんのハートフルなサービスが心に響く

 

外観から見ても
民宿風なこじんまりとした湯宿です。

駐車場に車を停めて
チェックインをしようと中に入ると
女将さんに温かく出迎えられました。

宿帳に記載をして
館内の説明などを聞いた後お部屋へ。

中に入ると

中2階、中3階とカウントできるような
小さな階段がいくつかありました。

お部屋に行く手前には
アンティークが素敵な空間があって。

ここで読書をしたり
お寛ぎをすることができる場所となっていました。

 

お部屋の様子

総部屋数は10。

でもこの日宿泊したのはわたしひとりだけで
大浴場も貸切風呂も
思うまま気ままに利用させていただきました。

部屋の入口には冷蔵庫があります。

布団もなんだかレトロモダンだし
ソファーも
テーブルと椅子も
なんか落ち着く配置でした。

Wi-Fiもサクサク高速につながり全く問題ないのが嬉しいな、と。

こういうのってすごく刺さる。

手書きっていうのもいいなあ、と。

そしてこのリンゴジュースもものすごくおいしい。

男女別大浴場

お部屋でちょっと休憩した後
明るいうちに、いざ温泉へ。

温泉は男女別の浴室のほか貸切風呂があります。

でも

この日は男性の浴槽しか使用しておらず
女性風呂はお休み。

コロナ禍だし、仕方ない。

宿泊はわたしだけだったし。

でもこんな機会でもなければ
普段は女性の浴室しか入れないので
貴重な機会だなあと思いながらありがたく浸かりました。

ちなみに外にひとりサイズの陶器風呂があるけど
ここも湯が張っていなかったので
大浴場は内湯のみ。

8人くらいサイズの湯船には
カルシウム分がたっぷり付着した湯口から
ザコザコ湯が注がれています。

 

湯は無色透明、
なんだけど光をさすとキラキラしていました。

石膏泉や芒硝泉特有の香りと浴感。

はぁ〜〜〜

とっても気持ちいい!

ピリッと感じる芒硝が心地よい湯で
たっぷり硫酸塩泉美人の湯で保湿をしたのでした。

貸切風呂

玄関入ってすぐ左にある貸切風呂へ。

ここも湯口には白い析出物が付着していて
そのお姿にまずときめいて。

静かに湯浴み。

ひとりサイズのこじんまり湯船は
ややぬるめな適温でした。

まさかの復元ドライヤー様!

あのーーーー

これまであまたの湯宿にお世話になってきましたし
中にはダイソンのドライヤーだったところもあったけど

ここは最強。

なんと高価な復元ドライヤーが洗面台に鎮座しているじゃないですかーーー!!!

びっくり。

復元ドライヤーに出会える湯宿は初めてです。

髪がかなりさらっさらになり、感動しまくりました。

温泉情報

●泉質:カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉

●pH 7.39

●泉温 60.6℃

●メタケイ酸:102.4mg

●成分総計:1,871g/kg

 

今回は使用してないけど
見学させてもらった女性の浴室。

すっごく昭和レトロが素敵。

窓から光が入り
湯がキラキラ輝くという姿は見れないけど

でもこの浴室はかなりときめいて。

・・・次回はこちらに入りたいな。

夕餉

ひとり。

ゆっくり遅めの時間で夕餉のスタートです。

予約する時いくつかプランがあったので迷ったけど
”青森産ガーリックポークしゃぶしゃぶ”の方を選んだので
目の前にはしゃぶしゃぶ鍋と豚が並んでいます。

このほか野菜たっぷりの小鉢もずらり。

創作の味がとてもおいしくて、センスがいいなあと。

日本酒が進む食事でした。

 

大きいホタテが並んでいるのは
やっぱり青森の湯宿ですね。

地酒3種はいくつかある中で
若女将さんと相談して決めました。

田酒もあったけど
ここでは大好きな豊盃と
若女将産オススメの稲村屋を2種。

夏酒と秋酒の特別純米、
どちらもとても好みで
食事にぴったり。

稲村屋、いいなあ。

次回蔵にも行ってみたくなりました。

朝餉

ぐっすり就寝し
爽やかに目覚めた朝。

お目覚め温泉後
朝食を夕食と同じところでいただきました。

朝も野菜たっぷり。

玉子もふわふわ。

そしてホタテに筋子・・・

最高の朝ごはんでした。

こだわりの卵は本当においしかったな。

食後のコーヒーもここでいただきました。

感想・まとめ

実際に泊まってみて

温泉も食事も地酒も、
そして館内細かなところまでさりげないこだわりが詰まっている宿でした。

美人の湯をたっぷり夜通し堪能できたし
何しろドライヤーは復元ドライヤーだし、
食事はサイコーに美味しいし、

女将さんも若女将さんもものすごく素敵で
サービスが心に響いて、そしてめちゃくちゃ沁みました。

内容を考えたらわたしはCPの良さを感じたな。

ひとり客も温かく迎えてくれるし
素敵な湯宿と出会えて嬉しくなりました。

ここはリピ決定だと思った湯宿でした。

 

住所 青森県黒石市板留字宮下8-1
tel 0172-54-8308
WEB http://tabinoyado-saikawa.com
日帰り時間 要お問合わせ
料金 大人500円
*食事付き日帰りプランもあり 3000円〜
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