*湯治場で金魚と湯浴み*肘折温泉西本屋旅館宿泊記
山形にある湯治場 肘折温泉郷
新庄駅からバスでも約1時間かかるし、
車でも道中は正直遠いなあと思ってしまうけど
行くとかなり大満足。
魅力に溢れている温泉郷が肘折温泉郷だと思う。
どのお宿も魅力的なんだけど
今回お世話になったのは(肘折の灯の頃だけど)
西本屋旅館。
以前から
こちらの湯宿の名物風呂に入ってみたいと思っていたけど
公式HPを見て
”湯治、暇という贅沢”というワードがかなり刺さったんですよね・・・
本当にそう。
湯治で暇という贅沢って忙しなく生きる現代人にとって
湯治時間って確かに贅沢な過ごし方かもしれないなあ。
😊
WEBから予約をすると
予約してから24時間以内に社長から直々に確認電話が入ります。
ものすごく丁寧。
西本屋旅館の特徴
♨️金魚のいる浴槽を眺めながらの湯浴みができる
♨️湯治を少し現代風に 時代にあった湯治スタイル宿
♨️通常プランなら芋煮も並ぶ夕餉 郷土料理がおいしい
チェックイン
駐車場はお宿の裏側にあるので
(といっても大きくぐるりとまわらねばならないのですが)
まず正面に到着するとご主人が後部座席に乗り駐車場をご案内。
本当にかなり丁寧に説明してくださいます。
駐車場に到着するとすぐにご主人は降りて車を停める誘導をし
その後裏口から中に入りました。
そしてチェックイン。
部屋の様子
総部屋数は15。
モダンにリフォームもされたお部屋はコンパクトにまとめられています。
Wi-Fiもサクサク繋がり快適。
温泉
温泉は、岩風呂と金魚風呂のほか
有料の貸切音泉があります。
岩風呂と金魚風呂は時間で男女が交替。
チェックイン時は女性が金魚湯だったけど
金魚さん就寝中で誰もいらっしゃらず寂しい水槽だった・・・
交替後”岩風呂”へ。
ちなみに岩風呂と金魚風呂は違う源泉を使用していて
浴感も微妙に違う温泉が楽しむことができます。
土類系炭酸水素塩泉特有のささ濁りの湯。
アチチめだけど肌に馴染む
岩風呂の方がちょっとサラッとしているかなと思ったけど
大きな違いを感じるほどではなかったかも。
翌朝金魚湯に行くと金魚さんが元気に泳いでいました。
かわいい♡
湯はこちらの方が岩風呂よりアチチ湯。
金魚さんを眺めているととても楽しいんだけど
いかんせんアチチ湯。
出たり入ったりを繰り返しました。
鉄のにおいがしっかり感じられて
しっとり感も感じられた湯は美人の湯。
肌にたっぷりなじませました。
温泉情報
●泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
●泉温:83.0℃
●pH 7.2
●成分総計:4412mg/kg
夕餉
本当は17時30分から夕食の時間で部屋食なんですが
到着がだいぶ遅れてしまったので18時すぎからスタートでした。
予約後のご主人からの確認電話で
「ウチの食事はお酒が合わないけど大丈夫ですか?」
と聞かれたし覚悟したけど、
実際は山里郷土料理と地酒がとてもぴったりで。
しみじみおいしなあとじっくり味わいました。
特に芋煮が好みに刺さって。
とてもおいしかったな。
朝餉
夕食の時間が早いから
朝食も早いのかなと思ったら8時からでした。
きっと朝市でお買い物したり散歩したりすることを考慮されているのかな?
オーソドックスな内容の朝ごはん。
玉子は温泉玉子。
ごはんはふっくらツヤツヤだし
おかずもどれもほっこりするおいしさでした。
何気ない飾りや時計などがとてもオシャレだったんですよね。
館内も明るい雰囲気です。
自炊もできます。
湯治場暮らし、憧れるなあ。
遠い肘折まできたら連泊はしたいし
スケジュールが調整できるならめいいっぱい肘折で過ごしてみたいな。
感想・まとめ
・金魚湯のユニークさ
・ご主人のものすごく丁寧な接客
・少し現代的な湯治ができる
部屋のWi-Fiも問題なかったし
ちょっと仕事もしつつ
でも湯治で暇という贅沢をたっぷり堪能するというのにぴったりな湯宿でした。
今は日帰り入浴不可。
また金魚さんに会いたくなったら泊まりにいきたいと思います。
住所 | 山形県最上郡大蔵村南山522 |
tel |
|
WEB | https://www.nishimotoya.net |
日帰り時間 | 現在日帰り入浴不可 |
アクセス | 新庄駅より車で45分 バスで60分 |