福島県南会津郡下郷村にある　民宿いなりや

車なら那須や白河からも行きやすいエリア
湯野上温泉にある湯宿。

ネギそばで有名。
人気の観光スポット大内宿からもすぐ近くのところにあります。

電車なら湯野上温泉駅からも歩いて10分くらい。
(送迎ありだそうです）

ここはOTAの口コミでかなり高評価だし
実際予約がかなり困難。

スケジュール帳を見ながらぜひ泊まってみたいなあと思うけど
行きたいなあと思う日程は、いつもすでに満室。

懲りずにずっとウォッチし
やっと行くことができたので（10月の話だけど）

行けて嬉しかった記憶を
2021年のうちに宿泊記をブログにまとめたいと思います。

♨️じゃらん・楽天でも4.８〜4.９と口コミ高評価の予約困難宿

♨️田舎郷土料理が美味　腹はち切れてしまうくらい驚愕の量の夕餉

♨️お稲荷様に守られた「パワースポット」な湯宿

外観もどこか田舎のおばあちゃんちというか
民家そのものな感じの民宿はこじんまりサイズ。

総部屋数は４つ。

なのに

土曜日でも空いてさえいればひとり宿泊もできます。

これは一人旅を土曜日にしたい派にはとてもうれしいな、と。

今回も湯旅もひとり旅。

チェックインをし２階のお部屋へ案内していただきます。

お世話になるのは”杉”の部屋。

６畳和室です。

テレビは液晶が壁にかかっていルシ
スッキリとしています。

畳もきれいだし、快適。

トイレや洗面台は共有だけど
部屋出てすぐ横にあったので不便さは感じなかったなあ。

温泉は男女別に２つ。

だけどコロナ禍の時期限定なのかもしれませんが
宿泊時部屋から”貸切入浴”のファイルを持っていき、
温泉の入口前に立て掛けます。

・・・スリッパの有無でもわかるけど

（一応）男女別の温泉。

入ってすぐの手前に内湯。

そして内湯のドアを開けて進み、
奥には露天風呂があるのは一緒。

左右対称でした。

２〜3人サイズの湯船。

湯が滔々とかけ流されています。

単純温泉とはいえ
カルシウム分、石膏臭も感じられた湯はすべすべの浴感。

通常男性の内湯と露天。

朝の露天風呂。

木々のグリーンに朝日が差した湯面はキラッキラしていて。

そして朝だとキシキシ感も感じられた浴感。

至福の湯浴みタイム。

この湯船、なんだかかなり落ち着くなあ。

チェックインすぐ。

食事後1時間くらい過ぎた後と寝る前。

そして朝と、両方の温泉をたっぷり楽しみました。

●泉質：単純温泉
（1・2・3・5・6・7・8号源泉混合）

●泉温：51.9℃

●pH 8.2

●成分総計：408.8mg/kg

さ、夕食のお時間が来ました。

18時30分〜1階の食事処で一斉スタートです。

湯上がり地ビールでキメたあとだったので
すぐに地酒をオーダー。

はじめから日本酒と合わせました。

地酒は2種類。

女将さんにおたずねをして
味の特徴を聞いて選んだのがこちら。

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🍶会津酒造　あらばしり　吟醸生酒

スッキリきれいな印象の食中酒。

穏やかに感じるフルーティーさ。
吟醸香が心地よくて。
どの食事と合わせてもピッタリ。

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この日本酒、好みだったなあ。

セッティングのこの時点ですでに全部で揃った感。

ゼンマイの煮物だとかきんぴらとか
すでにこれで日本酒が進みます。

マスの刺身に添えられたきゅうりのカッティングの美しさ。
目を惹きました。

豚の登板焼きもこの時点で火を入れるし、
これで完結しても十分満足なんだけど・・・

これはウォーミングアップ。

ちなみに事前調べで
「はじめに稲荷寿司は食べないこと推奨」と
あちらこちらに書いてあったし、

実際目の当たりにしてもかなりデカかったので、
部屋に持ち帰りさせてもらうことにしました。

これで大正解、ということが後に自分でもよくわかった。

ものすごいデカ盛りの天ぷら。

若旦那がニコニコしながら
「うちの名物の天ぷら。ノリで作っているから無理しないでね〜」と。

見た目にも圧倒された天ぷら。

いただくとサックサクでとてもおいしいんだけど
やはり５つ目あたりでズドーンと急に満腹感に襲われてきたのです。

おいしい。
もっと食べたい。
けどもうお腹いっぱい・・・

結構食べ進んだけど
半分過ぎたくらいでもう苦しくなってきて。
3分の１くらいはお残ししてしまいました。

・・・そばは無理かも。でもひと口は食べたい。

なんて思いながらそばを食べると
若旦那の手打ちそばが、ものすごくおいしかった。

大内宿で修行したという若旦那のそば。

風味ものどごしもサイコーでした。

そば。結局全部食べちゃって。
腹パンマックス。胃袋満員御礼状態。

一夜明けて。おはようございます。

お目覚め温泉にて目を覚ましてから朝食場所へ向かいました。

朝は夜ほどのやんちゃなボリュームではなかったけど
でも味噌汁の野菜たっぷり具沢山っぷりがすごかった・・・

でもこの味噌汁も野菜の甘さと旨さが凝縮されていて
ほっとする味でした。

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◆田舎郷土料理に舌鼓を打つ
驚愕レベルのボリュームだけどどれもおいしかった
（昼抜き推奨）

◆貸切制の温泉で今の時勢にあった至福の湯浴み時間

◆若旦那、女将さんの温かなおもてなしがしみた宿

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事前知っていてもデカ盛り天ぷらに圧倒された夕食。

会津では不足は大変失礼にあたるということで
食べきれないくらいに並べるのがおもてなしなんだと聞くと

なるほど〜とは思うけど
それにしてもかなりの量だったなあ。

でもとてもしみじみおいしくて。
箸が止まらないですよね。

民宿とはいえ、1泊8000円以下。

温泉は源泉掛け流しのよき湯。

人気なのがわかる、ってなった。

実はタイミングよく下郷村の宿泊割引が適用されると
若旦那から事前に電話をいただいたので
手続きをしてから行ったのでかなりお得に泊まれたけど

通常時でもかなりリーズナブルだし
女将さんも若旦那も素敵な方で
心温まるおもてなしが刺さって。

1度行ったらまた行きたくなる、
帰ってくるという感じという方がピッタリなのかな。

素晴らしき湯宿でした。
また泊まりに行きますね。

大大大満足。