福島県南会津郡南会津町

西根川沿いにある木賊（とくさ）温泉岩風呂。

平安時代に発見されたと伝えられる古湯です。

足元から湧く湯の良さに惚れて・・・

多くの温泉愛好家を魅了しているところ。

わたしも大好き。

ですが・・・

2019年の豪雨災害で小屋が土砂で流されてしまったり、
2020年は土砂で湯船が埋まってしまったり・・・

令和3年10月14日。

少し前から仮設で湯に浸かれるようになったとは耳にしていましたが、

豪雨災害による土砂で埋まった岩風呂が復活したとの朗報が公式からも発信があって・・・

いてもたってもいられず。

たまたまこの辺りを湯巡りしたく
檜枝岐と下郷の湯宿を2泊おさえていたので
どこかのタイミングで行こうと思って、

再開から3日後に行くことができました〜〜

感激。感動。

少し時間が経ってしまったけど
興奮が冷めぬうちにブログにもまとめたいと思います。

積まれた土砂もまだあります。

多くの人たちの尽力によって再開の日を迎えられたこと、

そして、

こうしてまた浸かれるよろこびを改めて実感します。

地元の方に感謝しかありません。

入口左側には入湯料を入れるポストと
このような貼り紙がありました。

ちなみに岩風呂は混浴。

そして入口から温泉は丸見え。

ですが、

湯浴み着（近隣の商店、民宿・旅館で貸し出しもあり）を着れば大丈夫かと。

入口すぐ右には、
女性専用の着替え場所があります。

久しぶりすぎる再訪。

念願の岩風呂に浸かれて、まじでシアワセ〜〜〜

この岩風呂は24時間解放しているけど
お昼時なら人は少ないかなあと思って。

皆様がお昼を食べている時間狙いで行きました。

狙い通り。

はじめは数人いた岩風呂もだんだん皆様お昼を求めて移動されていき・・・

独泉。

西根川沿いにある岩風呂は
仮の時はもっと開放感があってワイルドで。

そんな湯浴みもいいなあと思ったけど、
（保健所の許可がおりず入浴不可だった）

湯船に浸かりながら目線を上げると
チラッと見える四季の景色もいいなあ。なんて思って。

たっぷり湯を堪能。

大きな岩を挟んで入口から奥と手前では湯温が違います。

奥の方の足元からもぷくっぷくっと愛おしい湯が湧いている様、
見ていてもテンションがあがる。

うん。うん。いいな。

硫黄臭も感じられ
白い繊維質のような湯の花が湯の中で舞っていました。

・・・でも奥はこの日43℃。汗ばんでくる。

出たり入ったりを繰り返し。

たっぷり湯浴み。

途中何人か同浴した時もあったけど
皆様そんなに長居する人はこの時いらっしゃらなくて。

日曜日だったけど
何度も独占時間ありました。

同浴した地元の方の笑顔が印象的だったなあ。

広瀬の湯がもう入れなくなってしまったし、
この湯に対する思いを会話から改めて知り、

しみじみ再会できたよろこびを噛みしめながら
湯をあますことなく堪能したのでした。

また浸かりに来ますね〜〜

●泉質：単純温泉

●泉温：43.8℃

●pH:8.4

●成分総計：347.1mg/kg