山形って地酒がサイコーにおいしいけど
フルーツ王国でもあるところだからか、

温泉でもさくらんぼが登場したり、りんごが登場したり。

りんごは模したオブジェではなくて
まんまりんごがぷかぷか浮いているんですよね。

その名も、りんご温泉

山形駅周辺からだと車で40分ほどのところの朝日町にある温泉で、
りんご畑の小高い丘の上にあります。

温泉は本館と別館露天風呂があります。

まずは本館から。

ログハウス風。

休憩室があり名前が「王林」「紅玉」などと付いているのは
やっぱり”りんご温泉”だから、ですよね。

中に入ってすぐに売店とお休み処があります。

入浴料をお支払いして温泉へと向かいましょう〜

本館は、男女別内湯のみです。

中に入るとまず硫黄のにおいに出迎えられます。

１0人くらいサイズの浴槽には、りんごがぷかぷか浮いていて。
ほっこり。

循環していて、塩素消毒もしているけど
湯が濃厚だし個性もはっきり感じられるのもあって。
源泉掛け流しなのでは？と思うくらい・・・

お次は露天風呂へ。

露天風呂へはいったん本館の入口から外に出て
さらに上って行きます。

旅館の離れ風な雰囲気の別館。

りんご温泉自体は再訪だけど
以前行った時は冬だったので露天風呂はやっていなくて。

冬以外の時期に行きたいと思って
出直してきました。

別館の露天風呂も男女別にそれぞれあります。

手前には貴重品入れのロッカーも。

露天風呂は小高い丘の上からさらに高いところにあるだけあって
朝日連峰と最上川をのぞむ絶景が視界に広がっています〜

湯船は6人くらいサイズ。

内湯よりこじんまりサイズなこともあって
りんごの数も少なめ。
（行った日は内湯15個、露天4個）

内湯と同じ源泉みたいだけど
においや浴感が少し別物に感じました。

油臭しっかりでモール泉らしさもこちらの方がわかったなあ、と。

浴感の優しさ、そしてしっとり感、塩のヴェールに包まれた感が
露天の方が感じられました。

露天、いい！

強塩化物泉特有のグリーンの湯は、

モール臭<油臭

とても個性的。だけど嫌じゃないしクセになる。

露天はぬるめだし
露天の方が空いていて（ってか終始誰も来ず）

落ち着くなあ。

りんご畑、
朝日連峰、
最上川・・・

湯に浸かりながら絶景を楽しんで。

そしてぷかぷか浮かんでいるりんごも楽しんで。

ゆっくり浸かって、
たっぷり湯を浴びてお肌がめちゃくちゃしっとり。

美肌修行だけではなくて
気分転換にも、ものすごくよき温泉でした。

露天風呂も空いていただけあって
休憩所もどなたもおらず。

天井が高くて開放感たっぷり。

湯巡りではなく休憩ならここでたっぷり寛ぎたいなあ・・・

・・・かなりパワフルな湯。

実はここでゴロゴロして、湯に入ったり出て寛いで、を繰り返した方がいいかも。

後でそう思ったのでした。

●泉質：ナトリウムー塩化物温泉

●泉温：60.3℃

●pH :7.4

●成分総計：13970mg/kg