*木の温もりとステンドグラスが素敵すぎる瀬音の湯*たんげ温泉美郷館
年末の予約を取っていたので
せっかくだしとキャンセルせずに出かけた
たんげ温泉美郷館
実ははじめまして、でした。
群馬の温泉ってこれまでほとんど日帰りばかりでして。
のみ不可宿も含めあまり宿泊していないことにふと気づき、
遠出もし難い時世もあるし
この機会にと群馬や栃木の湯宿へと2020年は多く投宿したなあ。
シメも群馬にある”のみ不可”宿に。
中之条町を過ぎ、沢渡や四万温泉を過ぎて、
しばらく秘湯感ある道を走行すると一軒宿が現れます。
たんげ温泉美郷館の特徴・オススメ
♨️雰囲気も素敵だけど湯も確かな温泉宿
♨️ステンドグラスと木の世界に酔える、名物”瀬音の湯”
♨️目の前は絶景の貸切露天風呂
♨️こっそり四万ブルーが楽しめる滝見風呂
玄関入ると、
外観から思う規模以上に奥行きがあって広く感じられました。
伊豆でよくお見かけする”つるし雛”も
群馬で見ると新鮮、かも。
清潔感があって
冷蔵庫もあって
快適に過ごせるお部屋。
コロナ禍中ですが
お布団敷きもあげも、従来通り食事中に行っていました。
男女で入れ替わる温泉は種類が豊富
美郷館の温泉は、貸切風呂と合わせて全部で6つ。
貸切以外の4つある温泉は
「月見の湯」と「瀬音の湯」
さらに「滝見の湯」が19時頃、男女入れ替わるので
いずれも入ることができます。
写真の貸切風呂「宝泉の湯」は
入口にかかっている「あいています」or「入っています」を見て
空いていれば自由に入れるシステム。
サイズが違う滝見の湯も2つあって男女入れ替わります。
滝見風呂もガラス越しだけど
大きな窓からワイルドな滝や滝壺を眺めながら湯あみできました。
まるで絵画のような浴室。
夜はライトアップされていてきれい。
よく見るとこっそり四万ブルーな部分も・・・♡
年末で全国的に寒波到来中で。
群馬の秘湯エリアも
中之条から少し、20分くらい走行しただけで、
雪景色が広がっていました。
行った時もしんしんと降りはじめていて
しばらくして温泉に行くとだいぶ木々が雪化粧・・・
雪見露天風呂だ♪
美郷館のオーナーはもともと材木商を営んでいます。
自分の山に温泉が湧出したことで
自社の木材を使用して
贅沢な空間や温泉を作ったのだそうです。
木材を営む会社のスペシャリストが作る
木の温もりが伝わる浴室「瀬音の湯」は美郷館の名物的存在。
温泉はここのみ加温の掛け流し。
(他は循環とのことだけど塩素臭はしなかった)
湯船の底には痛くない小石が敷かれています。
加温されているので心地よいと感じられる41〜42℃くらいに設定。
少しとろっとさもあった湯は
石膏泉らしさも少し感じられたけど
マイルドでやわらかさを感じた温泉でした。
温泉情報
●泉質:カルシウムー硫酸塩泉
●泉温:34.5℃
●pH:8.6
●成分総計:1108g/kg
・・・この源泉温度なら小さくてもいいので源泉浴槽があったらいいのになあ
地の食材を使用した創作懐石料理
鮮魚あり、西京焼のような焼魚あり。
さらにビーフシチューや上州豚ありのアレンジ懐石料理。
地酒貴娘を合わせました。
穏やかなフルーティーさはきれいで飲みつかれなく
食中酒にピッタリ。
年末31日だったので一足早い正月料理風の朝食。
お雑煮あり
伊達巻あり
普段はお雑煮が豆腐入りの味噌汁なんだそうです。
伊達巻は柚味で好み♡
シンプルだけど味わい深いお食事でした。
食後は別の場所にて有料でコーヒーをいただくことができます。
(しかも地域クーポンも使えるのだそう)
平成3年創業のお宿。
館内は材木商を営むオーナーさんのこだわりが随所に感じられ
風格もありました。
温泉の種類も豊富で魅せ方も素敵だし
思っていた以上に館内は広くて。
秘湯のお宿だけど
ラグジュアリー志向の方でも満足できるのでは?と思う湯宿でした。
住所 | 群馬県吾妻郡中之条町大字上沢渡1521-2 |
tel | 0279-66-2100 |
web |
http://www.misatokan.com |
日帰り入浴 | 不可 |
宿泊料金 | 1室2名大人1人あたり15000円〜 |