うだるように暑い毎日。
東京では猛暑日ばかりで身体がしんどいと悲鳴をあげていますが、

エアコンはないと命の危険を感じるし
夜に寝る時もエアコンを切って寝るなんて、絶対無理無理！

熱中症になってしまいますわ。マジで。

こんな時期の温泉選びは、

絶景　＜＜＜＜＜　癒し　ご自愛

これが最適解だと思う。

今の時期は特に見た目より中身ですよ。
よきぬる湯、またはひんやり温泉が最高なのです！

ラジオではじわじわ増えつつあるけど
テレビではお世話になってる制作会社に企画書を何度も出しているのに
なかなかぬる湯の特集をしていただけず。

でもSNSがお盛んな世の中ですから。

みなさま、ぬる湯やひんやり温泉の魅力にようやく気づいたようでして。

群馬の聖地はもちろん

長野や山梨の感動しかないぬる湯温泉たちは
だいぶ予約が取れなくなっているんですよね・・・

ぬる湯温泉ってなに？
どこがオススメなの？というかたはこちらをぜひ！

わたしはこの猛暑の時期、
8月や9月中頃までは特に長野や山梨によくぬる湯を求めてお出かけするのですが

去年行って感動しきりだったお宿さまのうちのひとつが、
JR中央本線塩山駅から徒歩10分のところにある

宏池荘

平日ならビジネスプランがあって
なんと１マン以下と、かなりリーズナブル。

なにしろここのひんやり温泉がものすごく良くて。

だいぶ前に日帰りで行ったことはあったけど
その時より年々猛暑が酷くなっているからか

去年宿泊をして入りまくった時に
ここで温冷交互浴の無限ループが、ものすごーーーくよかった！！！

今年もそろそろ予約をして行きたいなぁなんて思っていたら
すでに予約入れられる日がほとんどみつからないほど人気がありまして。

実はわたしもちょこちょこ空室が出ているかチェックしている湯宿なんだけど
ここにまだまとめていなかったことに気づいてしまったので
今回は宏池荘をまとめようと思います。

♨️源泉24℃ほどのひんやり温泉と加温浴槽の無限ループが神

♨️アットホームな雰囲気にほっこりできる

♨️東京から行きやすく、サクッとご自愛温泉したい時にピッタリ

それでは一晩お世話になります〜〜

この日はじゃらんからの予約で
1泊２食で11,000円だったのですが
お部屋は訳ありのお部屋。

なぜ訳ありなのかというと
このお部屋は、洗面所がなく鍵が旧式だからなんだそうで。

これがその旧式の鍵。

……旧式の鍵は不安だとかいう方がいらしたんですかね？

湯治宿やなんなら鍵の役目を果たしていないかもというようなお部屋にも
これまでに泊まってきているので
わたしにとってこれくらいなら全然ノープロムレム。

それで少しだけお安いのなら、喜んで訳ありを選びます。

Wi-Fiも速度出ていたし
ストレスはありませんでした。

ちなみに
自分で持参しているポケットWi-Fiもちゃんと入りました。

お部屋に冷蔵庫がありまして。

開けてみたらおりぼりが４つ！w

必要なものはちゃんと用意されています。

自分で入れるお茶と地元のお菓子。

お茶飲んで、休憩をして。

よだれが出るほど楽しみな温泉に行きましょう〜

温泉は男女別の大浴場、内湯のみと
貸切の露天風呂があります。

まずは内湯から。

大きめの浴槽が加温、小さい浴槽が源泉風呂。

このお花みたいなタイルはときどきお見かけするけど
昭和の時代に流行ったんですかね？

pH10オーバーですし
とろんとろんの湯ですから。

床も滑りやすいので注意が必要なくらいです。

加温してある浴槽の方は循環濾過しているものの
塩素臭は感じられず。
浴感も塩素特有の乾燥はなくて。

ヌルヌルトロトロ
まるで保湿たっぷりのとろみがある化粧水みたいに感じました。

お次は源泉浴槽へ。

はあぁぁぁぁぁぁあああ！！！
ひんやりがめちゃくちゃ気持ちいい〜〜〜！！！

この湯は２度目ましてだったけど
猛暑が辛すぎた去年8月のよく晴れた日は
特にこの内風呂の源泉浴槽が神すぎました。

少しだけ青みがかったようにも見えたひんやり浴槽。

わずかに硫黄臭も感じられます。

加温浴槽と源泉浴槽とを交互に入りまくり。

源泉浴槽は数字だけで見ると24℃ほどとプールみたいに思うかもだけど
様々な成分を含んだ冷鉱泉、ひんやり温泉ですから。

猛暑日は特に、浸かるとここは天国なの？と思うくらい
最高に気持ちよくて。

交互浴を無限にしたおかげで
身体がかなりスッキリ、整いました。

次は貸切露天風呂へ行きましょう。

ここは16時〜翌日10時まで。
宿泊者は無料で浸かることができます。

１グループ、1時間を目安に上がってくださいと書かれたものが掲示してありました。

加温してあって。
40℃くらいに感じられました。

なぜかジェットバス仕様になっていたので
好きな人は好きかもしれないけど

わたし個人としては
このジェットはない方が良かったのでは？なんて思ったり。

温泉特有のにおいはじっくり嗅ぐと感じました。

塩素臭はしなかったな。

塩化物泉の湯だとか
子宝の湯と言われているところでたまにお見かけするけど

冷鉱泉のところでおみかけしたのは初めて・・・

しかもなんか慎ましげな感じもするなぁと。

シャンプーなどの類は
ドラッグストアで買ってきたのかなと思うようなものたち。

ハトムギシリーズはこれまで使ったことことがなかったのですが
ファンが多いみたいなので、この機会にと使わせていただきました。

・泉質：単純硫黄冷鉱泉　（アルカリ性低張性冷鉱泉）

・源泉温度：23.８℃

・pH 10.1

・成分総計：169.4mg/kg

時刻は18時30分。

夜ごはんの時間になりましたので、
ご指定の食事会場に行きました。

席につくとほとんどのお食事はセッテイング済みで
お肉の陶板焼きは、後ほど火を点火を。

それでは地酒でかんぱーーい！

＼(^o^)／🍶

飲み物のメニューはこんな感じでした。

生があれば飲みたかったけど
瓶ビールしかなかったので、すぐに冷酒を選びました。

天ぷらは少しだけ冷めかけていたけど
さっくり揚げてあったし

酢の物も馬刺しもお肉もと品数が豊富。

食べ進めると結構ボリュームを感じました。

朝8時。朝食のお時間です。

食事処でいただきました。

ごはんもすでにセットされていたので
ごはんの量が調整できず。

鮭もしらすも好きなので、うれしかった朝ごはんでした。

塩山温泉の中でも
ひんやりとした源泉に浸かることができるのが魅力的で。

加温浴槽と源泉浴槽の無限ループができる内湯が
ものすごく気持ちいいので、
猛暑時は特に刺さると思います。

地元の方にも人気があるので
内湯は夕方くらいの時間から早めの夜は少し賑やかになるけど

夜が深くなった頃や翌朝は静かにたっぷりとよき温泉を存分に楽しめて
そしてお部屋でゴロゴロ・・・

ここはまさに猛暑時のオアシス。天国でした。

女将さんをはじめ
程よい距離感が心地よく、アットホームなおもてなしもよかったな。

今年見たら8月は平日も空室が全く見当たらないし
9月もあまり空いている日がないけど
人気なのもわかるなー、納得と思った湯宿でした。