ニセコ湯本温泉 湯ごもりの宿アダージョ宿泊記|山の中の隠れ家宿でにごり湯堪能 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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ニセコ湯本温泉 湯ごもりの宿アダージョ宿泊記|山の中の隠れ家宿でにごり湯堪能

ニセコというと・・・

近年インバンド需要で、どこのお宿も高級になってしまったんでしょ?と
よく耳にするようになりました。

実際新規のお宿をはじめ
だいぶ驚愕の値上げをした湯宿さんも少なくはないけど
でもそんな宿ばかりでもないんですよね。

大手とかいかにも設備投資をしたところは
値上げっぷりもわかりやすくて。

そりゃあ回収もせねばならないし
運営会社が都心にあったりと、現地のことをあまりよく知らず、
だいぶエグい値付けだなあと正直思う部分もあるけど、

昔からニセコの地で家族で営んでいる湯宿さんだとか小宿は
多少物価の高騰による値上げはあれど
まだまだ仰天するようなプライスではないんです。

 

今回は今年ニセコに行ってきて、
ニセコにてほっこりできてリーズナブルだった湯宿

湯ごもりの宿アダージョ をまとめます。

 

あ、ニセコではありますが、住所は隣の蘭越町です。

ヒラフエリアより山の中に進み
周囲は木々に囲まれ自然感がたっぷりで隠れ家みたいな環境だなぁと。

湯ごもりの宿アダージョの特徴

♨️客室風呂付きでリーズナブルな宿泊が叶う

♨️北海道らしさ溢れる家庭料理にほっこり

♨️ペンション登録の湯宿なので洋風の雰囲気も感じる

チェックイン

こちらの湯宿は新館と本館があります。

本館はOTAからは予約ができず新館のみ。

本館の露天風呂も素敵なので気になったけど
コロナ禍からは基本的には使っていない様子に見えました。
(ちゃんと女将さんに聞こうと思っていたのに確認し忘れちゃった)

 

この日新館に宿泊をしました。

帳場も全て新館にあります。

 

チェックインは15時からだけど
ニセコ界隈の湯は再訪ばかりなのに
あちらこちら行きたくなってしまって・・・

結局16時すぎに投宿でした。

 

元気な女将さんに出迎えられて。

宿帳を書いたあと
お部屋へとご案内してもらいました。

共有のものとスペース

帳場からお部屋ヘと向かう途中にあるスペースを利用して

冷蔵庫や電子レンジ、ポットなどが置いてありました。

 

お茶とコーヒーはセルフでご自由にどうぞ、と。

素泊まりのプランもあるけど、
持ち込んでレンチンも問題なくできますね〜

 

冷蔵庫はここを自由に使えますが
お部屋にはありません。

理由は濃厚な硫黄分を含んだ温泉で電化製品がすぐにダメになるからだそうで。

 

・・・うん。大湯沼も雪秩父もわかるのですぐに納得。

203号室のお部屋へ

1階にあるけど203号室のお部屋をご案内してもらいました。

 

一晩お世話になります〜〜

お部屋の様子

新館は洋室のみなのだそうで。

このお部屋も洋室です。
きれいだし清潔感もあって快適。

Wi-Fiもストレスなく使えました。

ベッドがふっかふか。

マットレスのかたさも絶妙。

お部屋中に洗面所もあって。

これがいろいろとナイスアイデアで。

デスクと収納の部分をうまく使っているつくりでした。

 

 

タオルや浴衣もこのデスクの下にありました。

だいたい必要なものは揃っています。

温泉

それでは温泉に入りましょう〜

2人くらいのこぢんまりとしたサイズの湯船です。

 

すでに湯はたっぷり注がれていて
すぐに入れる状態だったので掛け湯して入ると

 

うわぁあ あっつい!!!

激あちちと思って温度計を出すと45℃ありましたよ。

そりゃあ熱いわ。

 

でも加水で薄めたくないので
たっぷりたっぷり掛け湯をして
そっと湯に入ります。

・・・長くは入れず。出たり入ったりを繰り返し。

湯量は調節を自分でしていいのだそうで。

この熱さはさすがにしんどいので
ぬるめにさせていただきますよ。

湯量をさっさと絞りました。

大湯沼からの湯。
少し青みがかっているけどグレーの色したにごり湯。

硫黄特有のにおいがしっかりあるけど
思うほどカラダににおいがつかず。

そして

雪秩父よりマイルドな浴感に感じました。

 

程なくすると適温に。

はああ 気持ちいい!!!

 

美白を期待しまくりたいので
お肌にたっぷりとハンドプレスをして染み込ませました。

 

この日はマイ温泉。
他の誰かが入った湯ではなくて
自分だけに注がれた温泉って本当に尊いなと。

しみじみ実感したのでした。

 

 

温泉情報

・泉質:単純硫黄温泉

・泉温:61.2℃

・pH 3.8

・成分総計:0.467g/kg

*平成30年8月13日に検査した分析表

夕食

時刻は18時30分。

夜ごはんの時間になりました。

一斉スタートです。

 

食事会場に行くと
すでに食事がセッティングされています。

 

ダメもとで聞いたけど生はないそうで。

缶のサッポロクラッシックからはじめました。
(その後は写真撮り忘れたけど冷酒の地酒を)

 

それではかんぱーーい!

\(^o^)/🍺

地元でとれた食材を使った家庭料理とのこと。

でもここは北海道ですから
野菜ひとつとってもとーっても味が濃いんですよね。

 

酢豚みたいなあんかけは野菜がかなりたっぷり。

そして北海道で家庭料理が供されるところだと多い印象の
ポテトグラタンやコーンスープもあって。

 

おいしい〜〜〜!!!

 

量も多すぎなくて。
これぐらいがいいなぁと思った夜ごはんでした。

朝食

一夜明けまして。

朝食は8時からで夜と同じ会場、同じ場所でいただきました。

 

やっぱり出てくるポテトサラダ。

目玉焼きやサラダ、焼鮭といった朝ご飯の定番が並んでいるけど
でも一味違うように感じるのは、北海道だからなのかな。

 

女将さんの愛情たっぷり。

そして地元蘭越のご飯もツヤツヤでした。

感想・まとめ

実家のおかあさん、親戚のうちに遊びにきたかような
アットホームなおもてなしにほっこりできて

部屋ににごり湯露天風呂があるから
よなよな、そして朝早く目覚めても
好きな時に好きだけ、濃厚なにごり湯を湯浴みができる環境・・・

 

近頃のニセコってインバウンドがすごくて
どこもかしこも泊まるのはお高いんでしょ?と思う人が多いかもしれないけど

ここは土曜日は避けていて、お料理は少なめにしているので
1万円ちょっと出たくらい
(1人泊で10500円、税込・サービス料込)とニセコにしてはリーズナブル。

北海道ならでは感のあるじゃがいもを使ったり、
旬の野菜を使った家庭的なお料理はどれも心をこめて作られたというのがわかるような
沁み渡るウマさで。

 

量も内容も、お値段からしたら十分満足しました。
部屋に温泉もついているわけだし。

 

ただ

ちょっとスタイリッシュな宿に泊まりたいだとか
豊富な湯船を求めている方にはミスマッチかもしれないけど

湯にこだわる温泉愛好家(湯ヲタさん)はきっと満足されるかなと。

山の中だし
夏はアブやブヨの心配もあるけど・・・

春に泊まったので全然お目にかからず
気持ちいい湯浴みがたっぷりとできました。

 

ニセコ方面に泊まりたい時
またお世話になりたいなぁ。

 

一晩お世話になりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*じゃらんより予約

平日限定 新館 2食付きのお得なプラン
1人泊 10500円(税込・サービス料込)

* +別途入湯税 150円

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住所 北海道磯谷郡蘭越町字日出554-52
tel 0136-58-3331
web
なし
Googleの情報
日帰り入浴 不可
ひとり泊 可能
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