*ウニを求めて夏泊半島の知る人ぞ知る名店へ*浜千鳥
ウニが好きで、好きすぎて。
毎年追っかけをしているわたし。
シーズンを迎えると可能な限り北海道や壱岐、天草まで…
遠路はるばる時間と手間をかけてお迎えに行きます。
だって
ウニって鮮度が命じゃないですか。
関東で生まれ育ったわたしは仕事で岩手に住むまで
ウニとほやのウマさがわからずに生きてきまして。
ウニ様なんて、多くの人をメロメロにしていても
わたしはちっともときめかずにいたんだけど、
ごめん。
わたしがおかしかった。
海なし県のだ埼玉民だったし
残念ながらおいしいウニ様に出会える環境に生きてきていなかったのですよ。
岩手で新鮮な殻付きウニ様をほじほじして食べみて昇天。
「な、なにこれ。めちゃくちゃウマあああああーーーい!」
もうね、この日以来ウニ様の大ファンになってしまいましたよ。
(いいのか悪いのか)
😊
青森のウニ様って、
北海道や東北の三陸エリア、熊本や長崎と比べても比較的リーズナブルな気がする。
だいたいはお盆明けの嶽きみシーズンに青森湯旅に出かけがちだったけど
去年の大雨、台風で理想的なウニ様に出会うことができなかったし
そもそも青森のウニシーズンって基本的にはお盆前までで時期が早めだなと思いまして。
今年は春、GW にお出かけしたのでした。
でも連休中、悪天候だったり連休で制限があったりしたのだそうで。
ウニ様はいらっしゃらず。
ぁぁぁぁぁぁあ”!この殻付きウニが食べたかったー!
一番狙っていた正立食堂にもフラれちゃって…
途方に暮れていたところ、
SNSにてオススメのウニ様に出会えるお店を紹介していただいて。
事前に電話でウニ予約をしてから夏泊半島までお迎えに行きました。
電話で2日前に確認をしておいてよかった。
行ったのは5月6日だったけど
この日は当日はもちろん、前日でもウニ予約を受け付けられなかったのだとか。
神様仏様ウニ様!
ありがとうありがとう!
はじめましてのお店、浜千鳥。
めちゃくちゃ期待して、
朝ごはん抜きにしてお腹を空かせてお店に向かいました。
店内の様子
雨だったこともあって
お店は連休中でも空いていましたよ。
ウニ様は事前予約のみだから
当日連絡をしてダメだった方はそもそもこの時期に夏泊まで来なそうだし…
肌寒くて。
ラーメンもおいしそうだなーとメニューを見て惹かれてしまった。
メニュー
メニューはこんな感じ。
事前に予約をしていたし、食べたいものは決まっています。
ウニ丼です。
大と小があるけど
ご飯の量ではなくてウニの量なんだそうで。
ここでは大がオススメとのこと。
日曜祝日限定のおでん
近くの方がおでんを食べていたのを見たら
わたしもかなりおでんが食べたくなっちゃって。
マネしてオーダーしちゃいました。
このおでん、日曜祝日限定と聞いたら
せっかくあるのに食べずに帰るわけには行かないなーと。
生姜のアクセントが絶妙で
味噌も美味しくて
出汁にしみたおでんがかなりおいしい!
もっと食べたくなっちゃったけど
この後ウニ丼が出てくるので
おでんは控えめにしておきました。
おでんをちびちびいただいていたら
ウニ丼が出来上がり、運ばれてきました。
ウニ様がキラキラしているし大きくて美しい〜!
見た目でもうノックアウト。
それではいただきまーす!
はるばる来た甲斐があった。
タイミングよくウニ様の予約を受けていただけてよかった〜!
このウニ、めちゃくちゃおいしーーーい!
甘くて。濃厚で。
口からウニ様が消えて欲しくない〜って思いながら
じっくりゆっくり味わい尽くしました。
大でもペロリ、完食。
お茶もしばらく飲まず、ウニ様の余韻に浸って。
口福なひとときでした。
お店の方曰く
「今年はウニも高くて…悩みに悩んで500円値上げしたのです」とのことだったけど
それでも今のご時世、2500円でこのウニ丼がいただけるのは十分良心的だと思う。
シアワセ〜〜〜
レジにて。
店員さんとウニ話をしたり
理想的なウニの事前予約を聞いたりして
(確実なのは3日前に様子を伺い、前日に再確認をすることだそう)
お店を後にしました。
本当においしかったなー。
また来年再訪しようっと。
ごちそうさまでした。
住所 | 青森県東津軽郡平内町大字東田沢字横峰68-1 |
tel | 017-759-2448 |
WEB | なし |
うにシーズン | 5月〜8月中旬頃 |
営業時間 | 10:00~16:00 *木曜定休 |