今年の紅葉。

全国各地で見頃から結構長く楽しませてくれていて。
しかも色づきがきれいなところが多い気がします。

次はどこに行こうかな、
行きたい！いつ行けるかな、とスケジュールと睨めっこ・・・

い、忙しいw

＊＊＊

さて、

今シーズンの紅葉温泉で感動したところを
ここのところ連続していくつかブログ更新していました。

まだまだありまして。

内湯のみだけど、

🐤大きな窓から見える紅葉温泉がものすごくステキ
🐤トロトロしたローションの浴感の湯がとても気持ちよかった

小安山荘　よし川　を今回ブログにまとめようと思います。

外観や入口を見るとかなりこじんまりな気がしたけど
中に入ると奥行きがあって、広く感じました。

木目が明るい雰囲気で。

ピカピカに磨いた廊下が美しく、輝いています。

今回わたしは紅葉が見頃を迎えていた泥湯温泉界隈へ行ったのですが、
道中の紅葉もものすごく素晴らしかったので
小安峡へも行ってみました。

が、天気にも紅葉にも恵まれた土曜日ときたら、
どこもかしこも大混雑。大渋滞。

そりゃあ　そうだ。

小安峡の温泉にも日帰り入浴したけれども
思っていた以上に大混雑。

まさに芋洗状態とはこのこと。

というのを目の当たりでして。

ささっと湯に浸からせていただき退場。

そんな中

小安峡メインストリートから少し先に行ったところにある
小安山荘よし川は、地元の方々でも存在を知られていないのかな？

土曜日なのにだーれもいなくて。

結局出るまで入浴客がずっとわたし、ひとりです。

男女別の内湯へ女将さんにご案内していただきながら

清掃がすでに終わっていて
その日にお迎えする部屋を見せていただいたりして。

世間話などをしながら温泉へ向かいます。

（写真も撮らせていただけた）

温泉は男女別に内湯があるのみ。

温泉へ向かうと
大きな窓からは四季折々の絶景が広がっています。

圧巻。

ものすごくきれいだ〜

窓に近づくと
眼下には渓流があって音も聞こえてきます。

檜の湯船に注がれた湯は、
わずかに硫黄の香りが感じられて。

ツルツルさも少し感じるけど
トロッとしたアルカリ性単純温泉が気持ちいい湯で。

飲泉も可能です。

飲んでみたけど
コポコポと源泉が注がれているので味見しようと試みると
源泉がものすごくあっつい！

そうだ、分析表みたら81℃だったということを
後で思い出しました。

湯船は適温（41℃くらい）になっていたので
源泉が高温だということを忘れてしまっていたんですよね。。。

オーナーのご主人が湯にこだわり
長きにわたり大切に管理している温泉。

芒硝特有さも感じたし
出汁のような味が少ししました。

4人くらいサイズの湯船。

ずっとひとり、独占で紅葉している景色を見ながら
芒硝の美人の湯をたっぷり湯浴み。

泉質特有のピリリ感はなくマイルドだけど
出たり入ったりしていると
キュキュッとした肌触りに感じれた美肌温泉。

今回は紅葉だったけど
まもなくここは雪景色が広がるみたいです。

春は新緑と藤の景色も楽しめるのだそうで。

冬も春もステキだろうな、と思いながらの湯浴みでした。

シアワセなひととき。

館内最後まで誰もいらっしゃらなかったので
男性の方も見せていただけました、

が、

この日は男性の方が見事な紅葉が視界ひ広がっていて。

ぐぬぬぬぬ。

・・・羨ましいなあと思ってしまった。

●泉質；アルカリ性単純硫黄泉

●pH:9.2

●泉温：81.1℃

●成分総計：938.6mg/kg

たっぷり美人の湯を浸からせていただいたので
そろそろ帰ろう、と

炊事中の女将さんにお声がけすると

「あ、ちょっと待っててね〜」

と何やらのお水をいただいたのですが、

これは冷蔵庫に冷やしてあった源泉で。

少したまご味と出汁味がする個性的だけど
クセはあるとまではいかない味が
飲みながらじわじわハマっていく味。

味わいながらいただいていると
奥からご主人も出てきてくださり、

「この源泉は糖尿や痛風もちの方に支持されているんだよ〜」
「来て飲泉してハマり、郵送もしているよ〜」

とニコニコ笑顔でお話してくださいました。

アットホームだったなあ。

こちらのお宿は食材にもこだわり
”みなせ牛”を使った料理が自慢なんだそうで。

しかもお値段聞いたらリーズナブルだったから
次回はここへ宿泊でお世話になりたいなあと思ったのでした。