先月末から今月頭にかけて行った岐阜、奥飛騨温泉郷。

久しぶりだし
あちらこちら行きたいところだけど
こんなご時世だし…

まず開放してくださり
密を避けて温泉につかれる、という点で思い出したのが
ここ、

新穂高温泉　深山荘（しんざんそう）でして。

直前に電話で温泉に入れるかどうか確認をしてから
行きました。

この日は山里のいおり草円に投宿したので
いったんチェックインしてから
草円のお食事前の時間に浸からせてもらったのでした。

…夕陽見れたらいいなぁ、と

電話で確認した時はお話しできたものの

いざ行くと呼んでも呼びベル？鳴らしても宿の方が出てきてくださらず…

玄関すぐ左の郵便受けにお金を入れるシステムなのですが
少し不安だから直接お渡ししたいなあと思ったのです。

でも、仕方ないなあと思い
不安だけど郵便受けに料金を入れて入浴させていただきます。

日帰りで利用できるのは露天風呂のみ。

露天風呂は敷地内、別の湯小屋にあります。

まずは男女別、女性専用露天風呂「姫の湯」から。

4人くらいサイズの湯船。

うっすら青味がかったきれいな湯。

湯船の底には湯の花が溜まっていて
つかるとふわっつと舞う〜

メタケイ酸も多く含んだ美肌によき温泉、と思いながら
ささっとつかりました。

まだまだ他に行くところがあるのです。

「姫の湯」にあるドアを開けると大露天風呂、
渓流沿いにある混浴露天ワールドへとつながります。

湯浴み着や（貸し出しもあり）
タオル巻きもOK

それでも不安な場合は水着でもどうぞとのこと。

わたしは自分の湯浴み着を持参していたので
湯浴み着で入浴します〜

混浴露天風呂は3つ、三段に分かれています。

まずは
一番高いところにあるのがこの傘付きの露天風呂。

打たせ湯もあります。

季節によって適温にするために湯量をしぼっているかもなぁ、と。

湯の投入口ら辺は熱めの湯だけど
少し離れるとややぬるめと思える適温でした。

2段目に降りましょう〜

目線が変わるとだいぶ雰囲気が変わります。

より川に近づいたなぁという感じ。

硫化水素臭がする湯は無色透明だけど
湯船の底にはやはり白い湯の花が沈んでいて。

つかると舞いました。

かき玉汁級です。

スベスベの浴感が気持ちいい〜〜

目の前にはワイルドな渓流。

視界に遮るものがないので川と一体化できるし、
少し夕陽が顔を出し始めた時だったので

雰囲気も幻想的になって素敵。

酔えます。

湯は岩の隙間から投入されていて。
この湯がさらに下の三段目へとつながっていました。

なので一番下は一番ぬる湯。

さらに川と近づくのでインフィニティ感が出ます。

が

岩に隠れておじさまがずっとうたた寝をしていて…

しばらくわたしも湯浴みしたけど
それでも全然動かずずっと同じところにいらしたので
一番下は全景を撮るのを遠慮しました…

目の前は北アルプス、穂高の山々。

そして夕陽。

そして川を目の前にし
目を瞑ると川のせせらぎが心地よくて。

ロケーション最高。

密を避けてのんびり、最高の環境で湯浴み。

至高の温泉です。

●泉質:単純温泉

●pH:6.9

●泉温:63.7℃

●成分総計:0.602g/kg

＊メタケイ酸　182mg/kg