福島県、磐梯にある中ノ沢温泉郷。
ここは湯治場としての面影が残る、温泉郷ですが、

7km離れた山の中、

沼尻元湯から毎分９トンも湧出しているものを引いている
豊富な湯量に恵まれたところです。

その中でも58室、
ティーラウンジやカラオケ、さらにテニスコートまであって
比較的大きなホテルなのが

磐梯名湯リゾート　ボナリの森

以前は別の名前で営業していましたが、
2019年、蔵王周辺を中心に南東北でオシャレ宿を展開している
高見屋グループとなりました。

高見屋グループの展開するお宿のファンなので
期待が高まるなぁ。

宿泊もしてみたいけど
まずは、近くにいたので日帰りで入浴をしてきました。

ちなみに

沼尻元湯に行ったことがあるのでその写真を。

（10年も前の写真なので若い…）

駐車場から40分ほど歩くのですが
緩やかなハイキングコースというわけではないし
登山に慣れていないわたしは、結構大変。

でも

やっぱり元湯につかれるという喜びは
しんどさを消して、よろこびに変えてくれました。

元湯の話に触れたので
前置きが長くなりましたが、

ささ、温泉へ向かいましょう。

ずらりとこけしが並ぶショーケースを見ながら

導線を進みます。

温泉は男女別の内湯と露天風呂、そしてサウナ。

「かわせみの湯」「やませみの湯」と名付けられた温泉が２つあり、
日毎に入れ替わりますが、宿泊すればどちらも入れるシステムです。

わたしが行った時、女性は「かわせみの湯」でした。

季節折々の景色が楽しめる露天風呂。

今の時期は雪見露天風呂で、絵になる景色でした。

少しブルーがかったにごり湯。

酸性泉だけど
硫黄も、硫酸塩泉の成分も含まれていて

草津のような刺激がそこまで強くなく
ツルツルとした浴感が気持ちいい温泉です。

わたしがいるあたりに大きな石があり
ここで２分割されているのですが
湯の温度が少しあつめとぬるめとなっています。

露天風呂は20人くらい一緒に入っても大丈夫なくらいのサイズ。

湯口だけではなく、
打たせ湯もありました。

内湯はサウナを利用している人が何人かいた時間があったけど
やはり避暑地に冬に来る人はそう多くないのか？

露天風呂はずっと独占状態でした。

やはり外気温度が低いので湯煙でムンムンの内湯。

ここはどこのエリアでも湯温はあまり変わらない、
アチチ目の湯。

サウナ、これがすごかった。

温度は90℃〜100℃に設定されていましたが
日頃サウナに入るわたしでも長くは入れないくらい熱かった…

そして

ととのう水風呂が氷でも入っているかと思うくらい
しびれるくらい冷え冷えで。

温度差がかなりありますが
なんだか病みつきになるなぁとも思ったり。

（サウナ詳しくはないので印象です）

●泉質：酸性・含硫黄ーカルシウム・アルミニウムー硫酸塩・塩化物泉
(硫化水素型)

●泉温：68.3°C

●pH：2.1

●成分総計：2,761g/kg

ボナリの森、

サウナもあって
ととのいながら美肌リセットができるし、
こっそり美肌修行するのにもってこいかも。

大きめな施設なのでご家族利用でもいいかもしれないし
清潔感もあるので万人受けする施設だなぁと思いました。

雪見露天もいいけど
新緑や秋の紅葉も素晴らしいはず。

季節を変えてボナりたいと思ったのでした。