温度ときれいの関係 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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温泉話

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温泉話

温度ときれいの関係

熱い温泉。ぬるい温泉。ひんやり温泉(勝手に命名)・・・

25℃以上のものは温泉なので、各地で様々な温度の温泉がありますが、

熱い湯とぬるい湯は、体に与える影響も変わってきます。

 

熱い湯(42℃以上)

・自律神経 交感神経が働く

・脈拍や心拍が活発になり、血圧が急上昇

・気持ちがドキドキ 緊張状態

【こんな人にオススメ】

・寝起きの悪い、低血圧の方

・食欲を抑えたい ダイエットしたい

・気分転換したい

 

42℃以上の温泉に約10分入浴すると、コップ2杯分の汗が消費されます。

入浴前後には十分な水分補給を。

緑茶にはビタミンCが含まれています。湯あたり防止にもなるのでぜひ。

 

ちなみに。

高温反復法と言う、高温のお風呂に短時間に入ったり出たりを繰り返すことで、個人差はありますが、300〜400カロリーの消費が期待できます。

1)十分に水分をとる

2)5分間入浴

3)休憩5分 体を洗ったり マッサージやパックなどして過ごす

4)3分入浴

ぜひお試しあれ。

ぬるい湯(38℃程度)

・自律神経 副交感神経が働く

・脈拍はゆるやかに

・気持ちが落ち着く

【こんな人にオススメ】

・心臓疾患のある方 高血圧

・不眠症の方

・食欲不振

・ストレスが溜まっている方

 

ちなみに。

●ゆっくり眠りたい時は38℃

不感温度ですが38℃が、より体の緊張が解れる温度と言われています。ゆっくり浸かることでじっくりと体を温めてから出るようにしましょう。

●美肌になりたいなら39℃

熱い湯は肌の皮脂を落とし過ぎてしまい、お肌が砂漠状態になります。そのため、熱い湯はお肌にとってもいい温度ではなかったのです。
さらに、熱い湯はデリケートな状態になっているので、体をゴシゴシ洗ってしまうと、もともと備わっているバリア機能が失われてしまう可能性があるので注意が必要です。

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