大分空港からレンタカーを借りて別府入りをするとき
夏場は耶馬渓エリアに立ち寄りたくなりがちで・・・

去年夏の終わり頃
ふと思い出したらめちゃくちゃ行きたくなって。
行く前の日に問い合わせをしてアポを取り
久しぶりにやかた田舎の学校へ行きました。

やかた＝屋形

ここは旧小学校で
廃校となった小学校を、農業体験施設として一般開放されているところなのです。

ひんやり温泉は
小学校時代にプールの水利用に井戸を掘ったら温泉が出てきたのだとか。

しかも20℃〜21℃という冷鉱泉だから
源泉をそのまま学校のプールとして利用していたのだそうで・・・

めちゃくちゃうらやましすぎるお話。

いいなぁ。

小学校をそのまま使用しているので
中に入ると学校ならではの雰囲気が、どこか懐かしい気持ち。

今は農業・農村体験が出来る場所。

グリーンツーリズムの拠点としていて
大人の学校として使われています。

稲刈りだとか
そば打ちなどもできるのだそうです。

事前に連絡をしていたのでスムーズにひんやり温泉へ。

めちゃくちゃ素晴らしい湯をいただきます〜

２〜3人サイズの湯船。

電話でお願いした通り加温はしないで
源泉そのままのひんやり温泉です。

半袖のシーズン。

外は残暑が厳しい時期だったので
はじめひんやりでもじわじわ血流が良くなって。

たまらん。気持ち良すぎる。

浸かってすぐに炭酸特有のアワアワが身体に付着。

自然湧出の高濃度炭酸泉。

遊離二酸化炭素：１３００ｍｇ／ｋｇの実力。

まじでハンパない・・・

浴感はさらっとしていて。

炭酸特有のアワアワが身体を包み込み
拭っても拭ってもまた付着する様子を見ているだけでもシアワセに。

シュワシュワがめちゃくちゃ気持ちよくて。

暑い時期は特に最高なので
貸切だし結構長い時間独泉させてもらい
身体がガクガクブルブルするくらいまでひんやり炭酸泉を楽しみました。

ただの水ではなくやはりひんやりでも温泉。

出た後は血流がかなりよくなって
むくみも解消。スッキリ。

そしてポカポカしてくるのが温泉、ですね。

たっぷり冷鉱泉を楽しみ
ご挨拶をして帰ろうと思ったら・・・

維持管理して湯守をしているお方と談話スタート。

温泉を知り尽くしている温泉愛好家の皆様の近況などを尋ねられたりして。

「しかしサ〜あなたも冷たいままがいいなんて本当に温泉の変態だねえ」

とお褒めの言葉をいただき（笑）
源泉を出してくださり、そして触らせていただきました。

・・・めちゃくちゃ嬉しい♡

学校の建物裏にある源泉。

湯舟までの距離が近いのも嬉しい造りだけど
やはり生まれたての源泉を直接触れられる喜び。

貴重すぎる機会。

感動しまくりました。

以前行った時は秋で加温していて。
色も加温した感がそのまま出ている笹色だったけど
無色透明のひんやり炭酸泉はもう至高の温泉だと改めて実感。

他の用事があったりしてお留守にしたり
温泉の管理もあるので
基本的には3日前までに予約の連絡をいただけたら
温泉を利用できる可能性が高いとのこと。

（わたしも以前1度フラれたことがあり）

思い出したらたまらなく行きたくなった・・・

内湯だから夏の天敵アブやブヨがいないのも快適なんですよね。

夏の別府入りの時
また電話予約をしてからまた行こうっと。

大分って本当に温泉天国。

別府や長湯ももちろんいいけど
耶馬渓もよき温泉と出会えるので大好きなエリアです。

●泉質：含二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉
（中性　低張性　冷鉱泉）

●pH 6.2

●泉温：42℃（源泉そのまま２０.５℃）