四国って泉質に感動する温泉と出会うのは
なかなか難しいとあちらこちらでも言われ、

実際、あながち否定はできないのだけど・・・

やはり
あるところにはあるのです。

貴重なので、見つけて出会った時の感動や喜びも大きいもの。

今回アップする温泉もそのうちのひとつ、

高知県にある　山里温泉です。

元々ここは「湯之谷温泉健康ランド」だったそうですが、

廃業したと聞いて
以前からここの温泉に魅了されていたご夫婦によって再建された旅館とのこと。

アットホームな雰囲気です。

温泉は建物の外にしかありません。

これが意外と距離があって、
2〜3分は歩きました。

でも紅葉シーズンだったので紅葉を愛でながら温泉へ。

真っ赤紅葉、そしてグラデーションがすごくきれいでした。

渓流沿いにある温泉。

この日、温泉は男性のみにしか入れていないそうで。

男性の温泉に浸からせてもらいました。

ここは再建した時にご主人が作られたものなのですが、
手作り感が、なんだかほっこり。

この日は雨が降ったり止んだりのどんよりとしたお天気だったけど
晴れた時ならば、渓流沿いならではの景色が楽しめたのだろうなぁ。

ロケーション最高。

ちょっとトロトロさと硫黄が感じた湯は
やわらかな浴感が心地よい湯でした。

男性の方も良かったけど

実は女性の方が窓も大きくて
四季折々の景色と温泉をさらに楽しめるそうなので、

今度は女性の温泉に入りたいな。

元々お花やお茶の師範をお持ちで、さらに陶芸もなさっていたという
多趣味な方。

最近は、地元で婚活事業を積極的になさっているそうで。

とても、いろいろパワフル。

お料理は創作皿鉢料理でした。

須崎漁港から毎朝上がったばかりの鰹を仕入れているという戻り鰹は、

やはりおいしかったです。

四万十ポークのしゃぶしゃぶもおいしかったけど…

実は夕食の時間が17時と決まっているということを
チェックインの時に知りまして。

14時くらいに戻り鰹を食べたばかりだったから
あまりお腹が空いておらず。

量もたっぷりな皿鉢料理を結構残さざるを得なかったのが
残念だったなぁ。。。

早めのランチ、またはお昼抜きをオススメします。

●泉質：単純硫黄冷鉱泉

●pH：8.6

●泉温：１７.2℃

●湧出量：7.8ℓ/min