OTAでも口コミの評価がとても良くて。

そして行くと多くの方がどハマりしていて、リピートする人が続出、
定宿化する人が多数なお宿が松本にあって。

タイミングをみては、

行きたい…
行きたすぎる…

なんて思いつつも、
行きたい時はいつも空室がなく。

こそっと行けそうなタイミングを伺っていた

美ヶ原温泉御宿石川

リサーチした魅力をまとめると、

◎山菜も松茸も、季節の旬菜を使用したお料理がとてもおいしい

◎女将さんが素敵

◎レトロな豆タイルの湯船で滔々と注がれたよき湯を堪能できる

とのこと。

行ってみたいなあと思って
今年も松茸シーズンを狙ってみたけど
やっぱりお部屋が埋まっていて、タイミングが合わず。

でも

今年9月に本館の裏側に別邸束の間がオープンし、
一棟貸しとサウナのお宿が完成したとのお話を聞きまして。

サウナもこだわりが見えたし
ぜひ行ってみたいあなと、
金宇館へ行くタイミングで予約をして伺いました。

別邸束間

受付は本館の御宿石川でしてもらいます。

なまこ壁が本当に目を惹いて素敵。

利用したのは

【日帰り】手ぶらでサウナプラン

CHILLNNからの事前予約です。

チルンの予約システムを使用しているあたりが
オシャレだなあ、と。
管理されているのは若い方なのかなあと思ったら
やっぱりそうだった〜

チルンはホテルプロデューサーの龍崎翔子さんの会社が作ったもので。
雑誌みたいなデザインだけど
シンプルで合理的なシステムという印象を持っていました。

以前コロナ真っ只中の時に
わたしも実はホテルプロデューサー講座をガチで受講していまして。

勝手に親近感みたいなのも感じたり。

😊

こだわりのフィンランドサウナを11時から13時まで
2時間たっぷり堪能できるのがとてもいい！

ゆっくり汗を出して、
毒素も出しまくります。

宿泊はまだしていないけど・・・

行ったら女将さんに館内をご案内してもらいつつ
お部屋も見せていただきました。

もともと本館も1日3組限定のお宿だけど
今はコロナで制限しているそうで。

それもあって予約がなかなかできない状態となっているんだとか。

なるほど。

直接伺わないとわからないわ。

女将さんにいろいろなお話を伺い、
館内を案内していただいて。

そして

9月にオープンしたばかりの別邸束間も見せていただきました。

ぱっとみた外観からは想像つかなったけど
本館の奥には別邸とサウナを造ることができるスペースが
十分にありました。

別邸はコロナ禍でだいぶ増えた一棟貸しスタイルで。

おおでまりとこでまりと名付けられた棟が2つあります。

別邸は息子さんが主になさっているのだそうで
鍵も息子さんに開けていただきました。

まずはおおでまりから。

ブルーの壁がとてもきれい。

北欧テイストがとても素敵〜！

ここは6人まで一緒に泊まることができるそうです。

こでまりは最大4人まで。

こちらは創業420年の老舗旅館ですが
松本藩主の子孫が守ってきた場所が火災によりほとんど焼けてしまったそうで。

唯一残った土蔵と一株のこでまりが残っていて、
その土蔵をかつての梁なども活かしながらリノベーション。

やっぱりここでもなまこ壁がとても目を惹くし
わたしはなんとなくこちらのテイストが好みに刺さりました。

中に入るとモダンでスタイリッシュで。

最新家電もあるし
ベッドはふかふか（だと思う）

4人旅ならば
2人×２部屋もいいけど
同じグループとか家族利用ならば
１部屋でコンパクトにまとまっている一棟貸しってやっぱりいいなあ。

館内をたっぷり見せていただいたところで。

こだわりが感じられるなあと思った
フィンランドサウナへ移動しました。

2時間貸切できるプライベートサウナ。

たっぷり汗をかかせていただきます。

中にあるクーラーボックスには、

あ！これはオロポさん！

知ってます、知ってます。

って、実は知ったのはまだ3〜4ヶ月くらい前だけど。

初体験のオロポさん。

ここでいただけけて嬉しい〜♡

それではサウナをたっぷり使って
汗出ししてきますね。

おじゃましま〜す。

プライベートサウナ。

出来立てほやほやだから新しいにおいもまだするし
とてもきれいで快適。

ひとり利用だし、かなりゆったり。

90度弱だったけど
これが次第にじわじわ汗が滲んできて。

そして大量の汗が止まらなくなる…すごい！

ロウリュもセルフで利用できて。

しかもプライベートだから
お好みの香りでサウナを堪能できます。

香は受付時に決めたけど何種類かあって。

シトラスとかハーバルもあったけど
じわじわ温まりをさらに加速？と聞いて
木曽ひのき＆スパイスを。

シナモンやスターアニスなど
なんとなく台湾みたいな香りがいい香りで。

落ち着くし、
そしてなんだか台湾を思い出して行きたくなってしまうなあ、
なんて思いながらロウリュも楽しみました。

キンキンに冷えた水風呂。

この日は14度でした。

出たり入ったり。のんびり。ほっこり。

めちゃくちゃととのう環境でしたよ〜。

この日わたしは自分の湯浴み着を持っていたので使ったけど
よくみたら中にはセパレートタイプのサウナ着がちゃんとあって。

本当に手ぶらでサウナを利用できたのでした。

サウナをめいいっぱい堪能しまくった後、
温泉も浸かってきました。

温泉は内湯のみですが２つあります。

まずは「昭和の湯」から。

43℃くらいあるように感じアチチ湯。

11月初旬で晴れた日だったけど
程なくすると湯煙むんむんに。

素敵なモザイクタイルと豆タイルは昭和30年代のもので
今では手に入らないしつくれない浴室がとても美しくて素敵。

タイルに萌えました。

もう一つの湯船

「離れの湯」へ。

ここは大きな窓からのぞく季節の景色を楽しみながら
湯浴みできました。

源泉掛け流しで
湯の良さはどちらも良さを実感したけど
ピンクベースのタイルで明るい雰囲気のここもかなりいいっ！

無色透明。
よく見ると細かな湯花が舞っていて。

じっくりにおいを嗅ぐと

ふんわりいい香り〜〜！
ブレンドされた温泉特有の成分のにおいも感じられました。

アチチだけど肌によく馴染む湯。

やさしい浴感で癒しの湯だなあと。

サウナと温泉をあますところなく堪能し
大満足の保養時間、自分メンテナンスができたのでした。

日本酒のセレクトも素晴らしいと聞くし
お食事もかなり気になるので
春の山菜狙いで行けたらいいなあ。

●泉質：アルカリ性単純温泉

●泉温：42.8℃

●pH8.6

●成分総計：447.9mg/kg