*時と泊まる湯宿*美ヶ原温泉金宇館ひとり宿泊記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*時と泊まる湯宿*美ヶ原温泉金宇館ひとり宿泊記

松本市街地から車で15分ほどのところにある温泉郷、

美ヶ原温泉

ここは標高700~800mの山里に旅館が20軒ほどあり、
国民保養温泉地に指定されているところ。

歴史も古くて奈良時代に編纂された日本書紀にも記述があります。

平安時代には歌人・源重之が詠み、
江戸時代には松本藩主の保養地だったとのこと。

 

美ヶ原温泉といえば、

館主こだわりの料理と手打ちそばが絶品すぎる
旅館すぎもとへこれまでに3回投宿したことがあるけど、

古きよき温泉宿と
温泉のある路地裏の雰囲気も素敵なところ。

ものすごく素敵なお蕎麦屋さんもあったりします。
(更新予定ネタの渋滞が解消したら、ここにもアップしたいな)

😊

さて

今回投宿したのは

金宇館

ここは

◆行った人が口を揃えて大絶賛でリピ続出!

◆OTAの口コミ評価がものすごく高くて予約困難

◆お宿の方々もここは素晴らしい、憧れと口を揃えて仰る

まだ行ったことがなくて知らないわたしは

「ぜったいに行くっ!」と心に決めていまして。

そして行くのならば
紅葉の素晴らしい時に合わせて行きたいなあと思っていて。

紅葉がものすごく素晴らしい時期ジャストに
お伺いすることができたのでブログにまとめようと思います。

金宇館の特徴

♨️昭和初期の風情を今も残しつつ、フルリノベーションがとてもオシャレ

♨️”時と泊まる”のコンセプトも納得の大人の休息にピッタリな宿

♨️家具やちょっとした装飾品も含め、ものすごくセンスの良さが光る

♨️ひとりでも静かに空間美と温泉に酔える環境が痺れるほどステキ

館内の様子

チェックインは15時から。

素敵すぎると評判のお宿をたっぷりと堪能したいので、
15時すぎと早めにチェックイン。

中に入り、
ロビーではないけどその代わりなのかな、
休憩処のようなところに通してくださいます。

ここで宿帳などを記帳。

そして館内の説明も聞きました。

こちらのコーヒーマシーン。

よく見ると軽井沢でよく見る”丸山珈琲”で。

コーヒーだけではないけど
至る所がさりげなくこだわっているんです。

もちろんお自由にどうぞ〜とフリー。

 

お部屋の様子

客室は全部で9室。

食事処やロビーのある建物とは別の棟で、
”薄”というお部屋をアサインしていただきました。

1ヶ月前にふとプランを見つけて予約をしたひとり泊。

いつもひとり泊プランを発売している様子ではなさそうだけど
電話などでお問い合わせで空室があれば、
ひとりもお受けしてくれるのだそうです。

ひとりユースのお部屋だときっと限られているのかなと・・・

実はこの薄のお部屋、
もしかしたら一番お部屋まで遠いのではと思うくらい遠めでした。

でも中に入ると、やっぱり素敵。

窓からのぞく季節の景色が素敵なお部屋。

広縁と和室と合わせると結構広いなあ〜という印象で。

細かなところを見ると
やはりお部屋でもセンスの良さを感じるなあ、と。

座椅子のクッションがとても立体的で。

このクッションのインパクトがすごかった・・・

そして座り心地がとてもよき。

ちなみにWi-Fiも速度も問題なし。
普段持ち歩いているポケットWi-Fiもなんとか入っていました。

お菓子はおしゃれな饅頭。

冷蔵庫は有料のビールや飲み物のみなさんがスタンバイ。

水はフリーです。

 

あら♡

最近松本に来るたびに立ち寄りがちなクラフトビールが
冷蔵庫にいらっしゃる〜

嬉しくなったので
部屋でクラフトビールをいただいちゃいました。

しみじみ。

センスがいいなあ。
素敵すぎるお宿だなあと。。。

お部屋にトイレも洗面所もあります。

そしてステンドグラスがやっぱり素敵。

温泉の様子

それでは温泉に浸かりに行きましょう〜

温泉は途中男女入れ替えの大浴場と貸切風呂があります。

まずは時間で入れ替わる前にと
チェックインからしばらく浸かれる大浴場へ。

「光の湯」

ここはフルリノベーション時に完成したという半露天な感じのお風呂で。

天井が高くて湯気抜きもバッチリ。

木の組み方も素敵な浴室です。

無機質な感じがモダンさを感じるカラン。

ナチュラルローソンで確かお見かけしたことがある
オーガニックなシャンプー類。

洗い心地も香りもよかった〜

頭上の紅葉に真っ赤なものも混ざっていて。

秋らしさを感じながらの湯浴み。

湯は自家源泉を所有。

安心安全入浴のための塩素循環とのことだけど
塩素臭も特有の塩素の浴感も感じられず。

源泉温度は低いので加温しています。

だいたい41〜42℃くらいの設定。

とろ〜りを少し感じて。
やわらかな浴感の湯。無色透明。

人を選ばない、万人受けするタイプかと思う湯でした。

 

貸切風呂へ。

貸切風呂は2人くらいのこじんまりサイズ。

オーバーフローも見られたし
やっぱり湯の良さはここが一番感じられたなあ。

大浴場よりは少しだけぬるめの設定なのか、
40℃くらいでまったり湯浴みできました。

ちなみに男女が入れ替わって
翌朝に浸かれる大浴場。

「影の湯」

ここの方が紅葉がより近く感じられたかも・・・

男女別の大浴場はすぐ隣合わせなんだけど、

視界がちょっと違うだけで
雰囲気も変わるなあと、しみじみ思ったのでした。

環境といい
雰囲気といい

これは多くの人のこころを鷲掴みするワケだなあと。

納得。

温泉情報

●泉質:アルカリ性単純温泉

●泉温:36.5℃

●pH 8.7

●成分総計:410.8mg/kg

夕餉

夕食のお時間になりました〜

お食事処にていただきます。

 

まずは合わせるお酒選びから。

日本酒からスタートです。

大雪渓→大信州へ

基本は1合だけど
ひとりだしいろんな種類を飲みたいと相談をしたら
半合で出してくださいました。

 

ありがたすぎる。

m(_ _)m

 

大雪渓の限定がフレッシュなピチピチ感があって。

好みドストライク。

おいし〜〜〜い!

季節の飾りが美しい八寸。

ひと手間かけた創作料理はどれもとても美味しいし
美しいお皿ばかり。

お食事でも季節感を演出していました。

和牛のローストは塩で。

火入れが絶妙で繊細なおいしさ。

野菜もとても美味〜

朝餉

朝ごはんも朝食会場にて。

精進料理風でヘルシーなお料理ばかり並んだ朝餉。

からだ思いで、しかもじわじわおいしい。

養生された感じがしたのでした。

感想・まとめ

ひとこと。

とーーーーってもよきお宿様だった。

\(^o^)/

素晴らしすぎて染みました。マジで。

あちらこちら本当にセンスがいいんですよね、こちら。

泊まってみると”時と泊まる”の意味も理解できて。

お宿で静かにゆっくりとした時間を過ごすことができる環境。

さらに
木造建築の美しさにときめきながら
季節の景色を楽しみたいという方によく刺さるお宿だと思う。

どこを切り取っても絵になる空間美。

インスタでも映えるところが多いので
絵になる湯宿が刺さりがちな世代の皆様や
素敵なホテルラバーなみなさんも
ここはときめくと思う・・・

お宿滞在中、
ラウンジもお部屋も中庭も
そしてお食事処の雰囲気も最高で。

あまりにも素敵すぎて。

ずっとここにいたいなあ。
帰りたくないなあと思う湯宿でした。

チェックアウトが11時なのも嬉しい!

また季節を変えて再訪してみたいな。

住所 長野県松本市里山辺131-2
tel 0263-32-1922
web
http://kanaukan.com
日帰り入浴 不可
一人泊 可(専用プランが登場か直前で可能)
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