湯のよさ、鮮度をしみじみ実感できるくらい
極上湯の共同浴場を堪能できるのが魅力的な青森の温泉たち。

もうだいぶ昔のことになってしまうけど、

岩手の局アナ時代に「北東北温泉本」をバイブルとし
北東北の温泉をひたすら巡っていた時、
泉質とか湯の個性や魅力を言語化できないながらも

「岩手も秋田も魅力的だけど、青森の素朴な温泉（温泉銭湯）の湯力がすごい！」

感動しまくったことを今でも鮮明に覚えています。

本当に、湯の違いというのを改めて実感できた温泉ばかり。

今でも青森で地元の方が利用している温泉銭湯巡りをすると
あの頃に感じたフレッシュな気持ちが蘇るな、と。

先月青森湯旅にて
久しぶりに三八上北エリアの温泉を湯巡りしてきまして。

東北新幹線が新青森まで延びた時に即行ってきた以来だから、
七戸あたりはちょっとご無沙汰気味。
（八戸だけとかは結構あったけど）

やっぱりこのエリアの温泉って
どこかホッとするし大好き。

三八上北エリアにて
県外から温泉を愛してやまない人たちが温泉巡りをする時
ここは外せないのでは？と思うし

わたしも思い入れと思い出がいっぱいの、

姉戸川温泉を

今回はこのブログにまとめようと思います。

今思えば、
わたしの中でぬる湯が気持ちいい〜！と人生で初めて思ったのがここでした。

県道沿いにあって
このあたりを車で走行しているとすぐに飛び込んでくる

”姉戸川温泉”の文字

目の前は結構大きな線路。
ここは東北本線ではなく
青い森鉄道、で第三セクター方式なのですね。

特にこちらから聞いたわけでもなんでもないけど

「少し前まで200円だったんだけど今250円なのよ〜ごめんね」

と申し訳なさそうに言われましたが・・・

250円でも十分、300円でも高いとは思わない程素晴らしい極上湯なので
こちらこそ安価にて浸からせていただけるなんて申し訳ない気持ちに。

それでは、いざ温泉へ。

早速極上湯をいただきにまいりましょう〜〜

レトロさを感じるタイル。
そして大きな湯船。

もう全てが愛しすぎる！

湯船の上から湯面に叩きつけるかのようにドバドバ注がれた湯は
湯がとにかくフレッシュ。

新鮮な湯ならではの泡付きも
相変わらずしっかりお目にかかることができました。

ちなみにカラン、シャワーも温泉です。

浴室内はたまご臭。

湯は上からだけではなくて
支えている下から、コンクリートからもドバドバ注がれているので
これだけ大きいサイズの湯船でもたっぷりオーバーフローしています。

ツルツルすべすべ感が強くて
とろんとした湯は38℃ほどの湯でまさに極上。

あぁああああ　最高に気持ちいい！

やわらかい湯と細かなアワアワが全身を優しく包み込んでくれる
包容力たっぷりの温泉。

ここにくると湯が気持ち良すぎて、つい長湯してしまいます。

変わらないで、いつでもベストな極上湯で迎えてくれることに
ひたすら感謝。

また来ますね〜〜

●泉質；アルカリ性単純温泉

●泉温：38.2℃

●pH　8.6

●メタケイ酸：162.7mg

●成分総計：0.281g/kg