*笹湯、復活*川原湯温泉あそびの基地NOA日帰り入浴記
川原湯温泉といえば。
群馬県の山間部に位置し
源頼朝の開湯伝説が残る温泉で800年の歴史を持つ名湯で。
焦げ臭がガッツリのアチチ湯を楽しめたのはお宿だけではなくて、
「王湯」「聖天露天風呂」「笹湯」、3つの共同浴場があって
この3つの共同浴場がなんとも歴史を感じて、味があって。
埼玉に住んでいた学生の頃から度々行っていたのだけど
卵を持参してアチチの源泉で温泉たまごを作って。
そして共同湯でよき湯を浴びて帰る、なんてことをしていたなあ。
わたしにとって、懐かしい思い出がある温泉地。
だけど二転三転しながらも70年程の年月をかけて八ッ場ダムが完成し、
以前のステキすぎた温泉地はダムに沈んでしまいました・・・
かなりお名残惜しかったけど新天地で
今の川原湯温泉にて新生川原湯温泉が誕生。
2014年には王湯が高台に移転をし
移転後すぐにわたしも王湯に行きました。
以前は20軒ほどあった湯宿も移転したのは6軒で
まだ王湯に行った時は未完成なところが多くて。
寂しげな空気だったなあという印象があったのだけど、
ものすごーく久しぶりに最近川原湯温泉に行ったら
だいぶいろんなものが完成をしていて。
少しずつ賑わいを見せつつあるなあと思ったのでした。
😊
宿泊をして川原湯温泉を堪能してきたけど
2020年、駅前に新しく地域復興施設が完成し
そこに新生笹湯と名付けられた温泉があるということで。
コロナ禍もあってなかなか行けずにいたけど
やっと行くことができたので、ここにもまとめようと思います。
敷地内にはカフェや温泉施設のほか、
バーベキュー場とキャンプ場もありました。
施設内の様子
川原湯温泉駅から徒歩1分の距離。
新しく完成したこの施設は
駅からもとても目立ってしました。
パッとみた感じはそこまで大きくなさそうにも見えるけど、
2階建てだけど横に広がっていて。
かなり大きな施設となっています。
温泉は12時から。
お宿のチェックアウトを10時にし、
駅まで宿のご主人に送っていただいて。
それでも12時まで時間があったので
カフェにてワークをしながら温泉の営業開始を待ちました。
Wi-Fiかなりサクサク。速度が出て快適。
そして飲み物は
コーヒーの他にコーラとかソーダとかジンジャーエールとレモネードがあったので
”川原湯レモネード”に。
甘すぎなくて爽やかで。おいし〜〜い。
そしてこのカフェ、居心地よくまったりできました。
温泉”笹湯”へ
新しい温泉は
以前あった共同湯”笹湯”の名前が使われ、笹湯が復活となりました。
ささ。
カフェのレジ横で入浴料をお支払いして。
温泉へと向かいましょう〜
温泉は男女別内湯と露天風呂があります。
新しいですしね。
白がとてもまぶしくて。きれいです。
掃除もばっちり。
内湯は7〜8人くらいサイズ。
無色透明の湯は少し焦げた硫黄臭が感じられます。
湯はアチチで43〜44℃。
アチチだけど
肌に馴染む硫黄泉と硫酸塩泉が混じる美人の湯。
どう湯を冷ましているのかは不明だったけど、
基本的には加水も季節や時に応じてしているのだそうです。
気持ちいい〜〜
硫黄臭が感じられた露天風呂。
湯ざわりは新生王湯より好みかも。
よき湯です。
植えられた木々と隙間からのぞく高台ならではの景色。
まったり。のんびりとくつろぎながら湯浴みできました。
新しいとはいえお値段もあるのかなあ。
またはまだ一般的にはそこまで知られていないからか
温泉は空いていて。最後まで独泉でした。
温泉情報
●泉質・含硫黄ーカルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉
●泉温:75.3℃
●pH : 7.1
●成分総計:2.13g/kg
川原湯温泉醸造舎併設
新天地に移った川原湯温泉
オリジナルビールの醸造所を作りたいとの思いから
クラフトビールの醸造所を作り、今年3月にお披露目されました。
まだまだ現在はイベント的に販売をしているとのことで、
行った時は1種類しかなかったけど、
基本的に土日を中心に4種類のビールを販売していました。
ビール造りは元大手ビール会社の群馬工場に勤務していた方を中心に
つくっているのだそうで。
クラフトビールだけどどんな個性を表現したビールになるのかなと、
めちゃくちゃ飲んでみたいなあと思っていたのです。
「ダムに沈んでしまった景色を忘れず名前を後世に残したい」
そんな思いで
以前の川原湯温泉の夕陽をイメージして作られてたというビール。
琥珀色が美しくて。
アンバーでコクがあるけどさっぱりめ。
おいし〜〜〜い!
後には川原湯温泉の旅館でも瓶で販売する予定だと
スタッフさんに聞いたので。
宿でクラフトビールが飲めるのいいなあ。
そして
川原湯温泉をビールからも盛り上がって行ったらいいなと
ひたすら思いながら。
ビールを味わいました。
駅はすぐ目の前だし、ビール飲めるのならば、
ここは電車で来るのが正解だなあと思ったのでした。
ちなみにビールのお値段はワンコイン、500円です。
住所 | 群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯223番地5 |
tel | 0279-82-5250 |
web |
https://yamba-kawarayu-noa.com/index.html |
日帰り入浴 | 大人(13歳以上)990円
*月曜定休日 (祝日は営業) |
時間 | 12時〜18時(最終入館17時) |