*高級旅館の自家源泉美肌湯とぬる湯堪能*石和温泉糸柳日帰り入浴記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*高級旅館の自家源泉美肌湯とぬる湯堪能*石和温泉糸柳日帰り入浴記

温泉ゴコロがつく前の
温泉ビギナーでもなんでもなく
普通に旅好きな温泉好きの頃、

だいぶ前の話だけど

今思えばかなりの名旅館に宿泊したにも関わらず
宿の印象はあっても
湯の良さを因数分解できるような浸かり方をしていないから

今思えばぬかに釘のようで
とてももったいないと思う・・・

そんな名旅館たちのうちの一つが
石和温泉糸柳で。

”自家源泉”だとか”pH9.1″だとか
ありがたさを全くわからずに
ただ空間と湯をのんびりぼんやり浸かっていただけだったから

温泉ゴコロもつき
温泉の魅力を因数分解できるようになった今こそ
改めて行きたいなあと思って。

ものすごく久しぶりすぎるほど久しぶりに”やっと”
日帰り入浴をしてきました。

 

やっとというのは
コロナ禍になってからは特に土曜日は問い合わせるとだいたいNGで。
日曜でも13時〜15時までとかなり限られた時間でしか日帰り入浴できず。

しかも微妙にじわじわ値段も値上げしていて
(去年くらいまでは確か1000円、1100円だったのに今は1500円)

ためらいと迷いがあったけど
いろんな意味でやっと行ってきたので
このブログで温泉記をまとめようと思います。

 

♨️

 

JR石和温泉駅から徒歩3分。

新宿からも2時間かからずに到着するし
甲府からも6分くらいだから
甲府と石和をセットで湯巡りができるのが
温泉好きにはたまらないのです。

石和とざっくりいうと温泉目線ではネガティブ要素も正直あるけど
旅館深雪とか日の出温泉あたりは
温泉の湯の良さを味わい尽くしたい方にも推せるくらいよきところだと思う。

館内の様子

外観は記憶していても
館内に入ってもあんまり記憶がなくて。

まあレイアウト等も変わっているだろうから
それもそうなのかもしれないけど、

再訪でも、なんだか新鮮な気持ち。

 

フロントで入浴料をお支払いして温泉へ。
(PayPay使えた)

温泉の場所はなんとなく覚えていたのか
エレベーター見たらぼんやり思い出しました。

それでは温泉に入りましょう。

ドライヤーはダイソン。

化粧水はコーセーの他
大きな温泉旅館でよく見るオールインワンタイプのものなど。

冷え冷えの麦茶があるのはとても嬉しい!

脱衣所にウォーターサーバーがあるところでも嬉しいけど
麦茶はさらに嬉しくて。

入浴前と後にいただきました。

温泉の様子

温泉は男女別で内湯と露天風呂があり
サウナと水風呂、
そして源泉そのままの温度に浸かれる浴槽があります。

まずは内湯から。

石のタイル張りで
湯口からたっぷり湯が注がれています。

浴室内4ヶ所から加温された湯が投入。

掲示では加温ありでろ過なし、循環あり塩素消毒ありと記載を見たけど
放流循環併用式。

実際には塩素の臭いは加温された湯舟では感じられず。

わずかにイオウ臭と分析表に記載されていたけど
実際にはわずかどころかしっかり感じられました。

 

すべすべの浴感。

露天風呂は2つあります。

打たせ湯スタイル、
上から湯が注がれている岩の温泉は
41℃くらいに加温されています。

長袖を着るか半袖を着るか迷う今の時期
少し熱めに感じたけど
でも浸かっていると時折吹く風が心地よくて

出たり入ったりを繰り返しながら湯を堪能しました。

ここも塩素臭は感じれず。

露天にあったもう一つの湯舟。

ここはぬる湯となっていて
39〜40℃程。

pH9.1ならではのとろとろさは、
この湯舟が1番感じられました。

はあ〜気持ちいい。

まったり湯浴み。

 

日帰り入浴でもお値段がお値段だからか
わたしにしては結構長くいたものの
終始誰も同浴する方はおらず。独泉。

サウナもあったので入ってみました。

90℃弱のサウナでじわじわ、
でも気がつけばたっぷり汗が出てきます。

水風呂は17℃くらい。

絶妙な温度で気持ちいい〜〜〜

 

この小さな湯舟は
32℃の源泉をそのまま浸かれるところ。

ここは塩素の臭いは感じたけど
気になるといえば気になる、というくらい。

でもここは気持ち良さが勝ったくらい沼。

とてもとても気持ちいい〜!

加温された熱めの湯とこの源泉浴槽を交互に浸かると
日頃の疲れがほぐれる感。

なんだかんだで
ここから出られなくなってしまうほど
気持ちよくたっぷり湯浴みしたら
あっという間に1時間以上温泉にいました。

ちなみにこのシャワーのミスト。

繊細なミストがとても気持ちよかったです。

湯上がり後軽くマッサージ機も使い
温泉だけではなく
マッサージ機でもコリをほぐしました。

そしてまた麦茶をいただいて。

温泉を後にしたのでした。

 

 

泊まれば岩盤浴もあるし
湯上がり処も使えるし

やはりここは宿泊してのんびり過ごすところだなあと実感。

でもひとり泊は直前で空室があればOKだけど
お値段はほぼ二人分なんですよね・・・

 

ものすごく人気で週末の予約なんてしばらく先まで埋まっているけど
タイミング良く空いていたら改めて泊まりに来たいな。

温泉情報

●泉質:アルカリ性単純温泉

●泉温:32.2℃

●pH:9.1

●成分総計:0.252g/kg

薔薇の小道

去年から糸柳の社長さんが植えはじめたという薔薇。

館内の裏口のようなところに”薔薇の小道”というのがあります。

 

今年で2年目。

先週の時点でも綺麗にバラが咲いていて。
少しピークは過ぎたかもしれないけど、まだ見頃でした。

住所 山梨県笛吹市石和町駅前13-8
tel 055-262-3141
WEB https://www.itoyanagi.co.jp
日帰り入浴 13時〜15時(退館)*要確認 *混雑時不可
料金 1500円
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