*万葉公園でリトリート*湯河原惣湯Books&Rereat日帰り入浴 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*万葉公園でリトリート*湯河原惣湯Books&Rereat日帰り入浴

去年8月31日。
湯河原の温泉街エリア、宮上地区にある万葉公園が
とてもオシャレなリトリート施設がオープンしまして。

行こう!行こう!と思っていたら
あっという間に年を越してしまい…

今年もちょっと経ってしまったけど
ようやく行ってきました。

 

😊

湯河原惣湯

ここは森林浴と温泉でリトリートできる惣湯テラスと、

カフェやコワーキングスペースのほか、
観光協会や旅館共同組合などが入っている玄関テラスがあります。

両方行ってきたので、それぞれまとめますね。

まずは惣湯テラスから。

 

惣湯テラスは事前予約制で
3時間パックか(食事なし)、5時間パック(食事付き)を選べます。

 

湯宿のチェックアウト後に行ったので
料理自慢のお宿でがっつり朝ごはん食べた後だと
ランチも無理だろうなあと思って食事なしの3時間パックに。

 

食事なしパックは平日だと14時以降からとなっていたので
近くで日帰り入浴できるところに立ち寄ったり、
後にまとめる玄関テラスでワークしたりして時間調整して。

*純和風旅館に湧く美肌湯がステキ*湯河原温泉ひばり荘に日帰り入浴

予約の時間が近づいたので惣湯テラスへと向かいます。

惣湯テラスまではこの川の道を通って行くのですが、
これが結構な散歩道で。

5分〜10分くらいは小路を歩きます。

玄関テラスのすぐ裏にあるのでは?と思っていたのですが
意外といい運動になるくらいだった。

 

森林浴。

マイナスイオンたっぷり。

中には少しピンク花の蕾や、
桜が咲いている木もあったりして。

自然の景色を楽しみながら惣湯テラスへと向かいます。

 

散策していたら湯が湧いているところが実はいくつかありましたよ。
気温が寒い時期だと湯気でわかるのです。

惣湯テラス

楽しく散策しながら歩いていたら
惣湯テラスに着きました〜

外観からして和モダンでスタイリッシュ。

その点も事前に実は知っていまして。
とても興味がありました。

 

ここは企画がNIPPONIAのNOTE、
温泉の設計は高松の仏生山温泉や山口の恩湯を設計された建築家の方でして。

温泉界では有名な方。

万葉公園がどれだけオシャレに変貌するのか?
楽しみだったのです。

 

それでは中に入りましょう〜

 

チェンクイン。

事前予約をしているので
館内の案内や説明だけなのでとてもスムーズ。

館内着やタオルなどが入った袋をお借りして
ロッカーで着替えます。

 

こちらの施設。

ロッカー内にシャワーブースが2つあって、
ここでしか髪や体は洗うことができないとのこと。

温泉は大浴場、貸切風呂とあるけど
そこではカランはないし、

髪も身体も洗うことができないのは
日本の日帰り入浴施設では珍しいかなあと思いました。

美しさ、魅せるが重視なのでしょうか。

 

 

まずは大浴場から。

ここはすでに多くの方が入浴していたし
撮影許可をいただくお願いもしなかったので写真はありませんが

大浴場は湯船がまるで迷路のように見える造り。

斬新。

 

目の前には季節の景色を楽しむことができるけど、
露天風呂は手前の部分しか屋根がないので
雨だとしっかり濡れてしまいます。

奥には乾式サウナがあって
水風呂はないけどシャワーがありました。

 

♨️

 

ここのサイトをご覧になる方の多くは
温泉の湯使いとか浴感とか
湯に対する情報を求めていらっしゃる方が多いと思うので
わたしが行った時に感じたこと、として書きますと、
(名前も顔も出しているし、ネガなことは基本言いたくないのです)

温泉は加水ありの源泉掛け流しと書いてあったから
そのつもりで期待度が増してしまったけど
行ってみたら結構しっかり塩素のにおいに出迎えられた・・・

源泉タンクの中に塩素を入れている仕組みなのか
清掃時だけなのかは確認していないからわからないけど
がっつり塩素のにおいとそして湯の浴感も塩素特有のものだったのは
美肌湯を求めて湯巡りしている湯オタ的にはちょっと残念。。。
(わかっています。ホント湯オタのわがままでごめんなさい)

 

そして

お客さんのひとりが
「温泉がなんだかぬるい」とスタッフに話かけたら

「では湯を温めますね」と。

 

・・・・・。

程なくすると湯がアツアツになりました。

湯が冷めると加温を大浴場の裏の機械?でするのだそうです。

 

なので

源泉温度が高いからそもそも加水していて
源泉が冷めたとなると加温とのことで。

うぅ。

ならば、源泉を加水せずに冷ます方法もあるので
できるだけ源泉を生かしていただけたらいいのになあ。

なんて思ってしまいました。

 

湯河原で周辺にある他の温泉を見ているし
自家源泉を持つ宿もいくつかあるのを見てしまうと
せっかくよき湯があるのなら
最大限に生かした湯を堪能してみたい、とつい思ってしまうわたし。
(本当に湯オタ視点のわがままでごめんなさい)

奥のラウンジと奥の湯

貸切風呂、奥の湯へ。

ここは20分貸切システムで
男女別となっていました。

入口にある手書きのファイルに名前と時間を書いて
使用させていただきます。

 

待っている間、
奥の湯のところにもラウンジがあるので
ここでも自由に寛ぐことができて。

ものすごく落ち着く空間でした。

ウォーターサーバーもあります。

奥の湯は2人サイズのこじんまりとした湯船。

浴槽の小ささもあるけど
こちらの方が湯の良さを感じられたなあ。

カルシウム分特有の石膏臭もしたし
芒硝の感じもあった硫酸塩泉の美肌温泉。

 

少しあちち目。

でも肌寒かったこの日は気持ちいいと思うくらいの湯温で、
気持ちいい湯浴み。

20分があっという間でした。

温泉情報

●泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉

●泉温:61.7℃

● pH:8.3

●成分総計:1545g/kg

ダイニングにて

入浴料の中にワンドリンクも含まれているのだそうで。

ドリンクは1杯サービスでした。

小瓶の瓶ビールもあったけど
周りをみたらみかんジュースを飲んでいる方が多かったので
わたしもみかんジュースを。

これ。
とっても濃厚で酸味も絶妙で。本当においしい〜〜

湯上がり後の身体にめちゃくちゃ沁みた。

 

他にコーヒーや紅茶もセルフであって。
これらはずっとご自由にどうぞ、と。

コーヒーもお茶もこだわりが感じられて
おいしかったです。

ライブラリー

Bookのリトリート施設ですので
ライブラリーがありました。

ここは150冊くらいの本が等間隔で並べられていて。

この置き方もデザインとか魅せるを意識しているのだと思う。

本は、館内どこで読んでも大丈夫ですが
ここでフリードリンクを持ち込んで読むこともできます。

感想・まとめ

湯に浸かったり出たりを繰り返し、
まったり過ごしたりしていると3時間なんてあっという間。

気がつけば夕方になっていて退館のお時間となってしまいました。

 

正直湯に対してはもっと上手く湯を使う方法はあるのではと思うと
ちょっともったいない気がしたけど
みかんジュースはとてもおいしいし、居心地もとてもよくて。

都内からサクッと気分転換をしたい時にいい場所だなあと思ったのでした。

 

玄関テラス

予約時間より早く周辺にいたので
玄関テラスのカフェで時間調整しつつ、ワークを。

Wi-Fiが快適だし
静かだし

ワークするのにとてもいい環境なのでは?と思う造りでした。

 

カフェはコーヒーや紅茶、パンなど軽食メニューのみ。

あんバターもおいしそうだった。

mtgルームもあるし
キッチンもあります。

 

玄関テラスはバス停からすぐだし
周辺の湯宿に泊まった帰りにワークしたい時や
まったりしたい時にいいなあと思ったのでした。

住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566;
tel 0465-43-8105
WEB https://yugawarasoyu.jp/soyu-terrace

*事前予約制 公式サイトから予約

日帰り入浴 10時〜20時(平日〜18時)
食事付き5時間パックか3時間パック
料金 2600円(食事なし)〜

 

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