*紅葉の母里の湯と種類豊富な内湯でプチ湯治*東鳴子温泉旅館大沼 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*紅葉の母里の湯と種類豊富な内湯でプチ湯治*東鳴子温泉旅館大沼

東の横綱、鳴子温泉。

源泉の種類が400本ほどという
温泉好きにはたまらん温泉郷で、わたしも大好き。

はしご湯をして
きき酒ならぬ、きき温泉をするのもとても楽しいところで。

何度行っても飽きないし
何度行ってもしみじみ沁みる・・・

だいたいが
川渡温泉(今は休業している中鉢)か、
東鳴子温泉で素泊まりばかりなんだけど、
理由は湯治客や地元の方の憩いの場所”焼肉八兆”があるから。
(あ、八兆のこともここにまとめなくては)

だけど

今の時期にしか楽しめない紅葉露天風呂(母里の湯)に会いたくて、

旅館大沼に投宿しました。

あ、そうだ!
秘湯を守る会に入会を3年くらい前にしたからスタンプもらおう。

さらにひとり旅なこともあるし、
たまには食事を宿でいただくのもいいかな、と思って。

(ひとりでも焼肉は行くし、八兆へも何度かひとりで行っているんですけどね)

ということで今回は、食事付きプランでお世話になります。

旅館大沼の特徴

♨️鳴子の湯治文化を発信している宿

♨️湯も食事もカラダ想いで食事は薬膳料理

♨️種類豊富な内湯のほか、宿泊者限定の貸切露天”母里の湯”がステキ

♨️日本秘湯を守る会に加入している

館内の様子

以前大沼にお世話になったのは
気づけば10年以上前だった・・・

そういえば5、6年くらい前にリニューアルしていたのですが、

以前の湯治宿の見本のような宿から
今は明るく女子好みな要素が散らばった湯治宿へと変わっていました。

 

実際女性のお客様が多くて、
女子ひとり旅の方もわたし以外に何人かいらっしゃいましたよ。

 

ロビーの出窓にたくさん並んでいるこけし。
そういえば、鳴子もこけしの町なんですよね。

 

部屋の様子

お部屋は全部で20室。

本館の和室と湯治館の和室があり、
なかには1部屋シモンズのベッドを使用したラグジュアリー部屋もあるそうですが、
わたしは湯治館にしましたので布団です。

布団は夕食中に敷いてくださるスタイル。

朝は布団をそのままにしてほしいなら
ホテルのようにプレートみたいなのをドアに下げます。

 

全室高速Wi-Fi完備とHPに書いてあったので期待したけど
わたしのリンゴ製品たちと相性が悪かったのかな?

またはWi-Fiの機嫌が悪かったのか
速度がイマイチだったのはちょっと残念・・・

 

冷蔵庫はあるし
お部屋に古さはあるものの清潔感があるしシンプルでいいなあ、と。

陰陽の貸切風呂

それでは温泉へと向かいましょう。

大沼は現在8つのさまざまな湯船を楽しむことができるので、
そうのんびりと部屋で過ごしちゃあいられません。

まずは館内の貸切風呂から。

ここは4階の最上階にあります。

写真上が陽で下が陰のお部屋。

HPを見ると陰陽のエネルギーが注がれていて
陰のお部屋は水晶のさざれがたくたん埋め込まれた浄化力が高いのだそうです。

・・・ごめんなさい。
そのあたりは、よくわからない世界だけど、

純粋に窓がたくさんあって開放感があるし
小窓もかわいいなあ、と思ったのでした。

陰も陽も湯は同じ。

自家源泉掛け流し。
わずかにモール臭が鼻腔をくすぐる感じがした湯で
とろんとした感じ。

しっとり保湿成分メタケイ酸を含んでいるし、
お肌に馴染みぐいぐい肌に浸透していく感じがとても気持ちいい湯です。

こちらは事前に予約はナシで、
空いていれば使用できました。

天女風呂(女性専用)

お次は1階へと移動しました。

1階には多彩な湯船がいくつかあって、
館内だけでも湯巡り気分を味わうことができるのです。

「天女風呂」

4〜5人くらいサイズの湯船で
42℃くらいありました。

黄褐色のとろんとした湯は
4階の陰陽の貸切風呂と同じ泉質。

ここでも、しっとりお肌が潤います。

 

薬師仙人風呂

天女の湯の脱衣所から
もうひとつのドアを開けたらある
「薬師仙人風呂」

ここは混浴です。

10人くらいサイズの広い湯船。

ここは鉱物系のアブラ臭を感知しました。

湯船の底から湯が空気に触れずに注入されていて。

湯使いのこだわり、

このあたりからも
現代版湯治を推しているお宿なだけあるなあと思ったのでした。

*19時30分〜21時まで女性専用時間

家族風呂

その他2人が限界かなあというサイズの家族風呂もあったり、

足湯

足湯もあります。

(なんで足湯なんだろうと思ったらロビーから丸見えだからとの理由でした)

ふかし風呂

さらに温泉熱を使用したオンドル式風呂がありました。

ここはそこまで高温ではなく
30℃で湿度70%

アロマを使用しているので
香りに癒されて。

身体がゆるみ
コリがほどけていくかのような感覚を味わえました。

1番人気の母里の湯

旅館大沼は
車で2分ほどのところに離れの湯があって。

ここ「母里の湯(もりのゆ)」は
宿泊者専用の貸切露天風呂でして。

当日チェックイン順に予約を受けて管理しているので
お宿の方が予約時間になると車で送迎してくれます。

以前は緑が眩しい季節だったけど
今回は紅葉。

実は紅葉露天風呂かなと読んでいて。
とても楽しみにしていました。

40分くらいの貸切です。
このご時世、やっぱり貸切スタイルっていいなあと改めて思ったり。

鳴子の紅葉って
いろんな色が混ざった、絨毯みたいな紅葉が多いけど
ここでもやっぱりそうなんだなあと。

黄色や赤も見えるけど
でも緑もまだまだ元気。

とてもこの貸切風呂は人気があるので翌朝に予約したのですが
朝日が湯に反射していて、きれいでした。

ここは混浴の薬師仙人風呂と同じ泉質の湯なんだけど
こちらの方がさらっとしていて。そしてぬるめで。

ゆっくり移り行く季節の景色を湯船から楽しみながら、
しっとり保湿風呂をたっぷり湯浴みしました。

ぼ〜〜っと雰囲気に酔いながら浸かっていたら40分があっという間。

もう出なくてはいけない時間となり
お名残惜しくもここを後にしたのでした。

夕餉

時系列ではなくて飛んでいるけど
お食事もまとめておこうと思います。

食事は1汁5菜プランにして
そして五穀米と胡麻セットを選びました。

1汁は薬膳鍋。

クコやナツメなど薬膳がたっぷり入っていますが
クセはそこまでなくて。おいしかったな。

7菜、8菜もあって仙台牛もつけられたけど
この後にお馴染みの焼肉屋さんに顔出す都合もあったし
純粋な湯治膳の養生食を見てみたくて5菜にしたけど

5菜でも揚げたての天ぷらも付いたし、結構腹パンになりました。

 

食事処にセルフであったデトックスウォーターみたいなレモン水。

これ、すごくよかった。
爽やかでおいしかったなあ。

朝餉

朝ごはんは7時30分か8時か選べたので8時からに。

温玉や豆腐たっぷりの豆乳鍋のほかは
小鉢と納豆と焼き魚と朝の定番メニューがずらりと並びました。

夜と同じだけど
この五穀米がすごくおいしかった・・・

白米、このあたりのゆきむすびもおいしいけど
わたしは日常では玄米か雑穀米を愛しているので、
雑穀米があるなら迷わずそちらを選びがちでして。

大満足でした。

温泉情報

(自家源泉「天女風呂」「灯りの湯」「陰の湯」「陽の湯」)

●泉質:ナトリウムー炭酸水素塩泉 (低張性中性高温泉)

●泉温:64.9℃

●p H:7.0

 

(共同源泉 離れの「母里の湯」、大浴場の「千人風呂」と「石割の湯」)

●泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉

●泉温:66.4℃

●pH:7.4

 

感想・まとめ

お宿のオーナー様は
現代版湯治を鳴子から全国へ発信している方。

8つの湯船からこだわりの湯使いで湯治を体験できるし、
食事もガチすぎない、ゆるい養生食。

こういうのって女性は好むよなあと思う要素がたっぷり。

まさに現代版湯治だなあ、と。

泊まったのは土曜日だったけど
土曜日にひとり宿泊でも比較的リーズナブルに宿泊できるのは嬉しくて。
そして貴重でもあるんですよね。

忙しなく働く現代人にとってからだを養生できる場所として
こういうスタイルの湯宿っていいし、
こういう湯宿がもっと増えたらいいなあと改めて思ったのでした。

 

住所 宮城県大崎市鳴子温泉赤湯34
tel 0229-83-3052
WEB http://www.ohnuma.co.jp/index.html
日帰り時間 11時〜14時
*コロナ禍中につき日帰り入浴はお休み中 (要問い合わせ)
料金 大人500円
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