*予約困難も納得。雲上の秘湯で美湯美食三昧だった日のこと*濁河温泉ロッジ | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*予約困難も納得。雲上の秘湯で美湯美食三昧だった日のこと*濁河温泉ロッジ

岐阜県にある濁河温泉。

ここは御嶽山7合目、 標高1800mのところ、
日本一高所に湧く温泉地。
秘湯感たっぷりです。

 

飛騨小坂から御嶽山を上って上って。

くねくねした道をひたすら進んで小坂界隈から約1時間。
距離にして30km強。

と、遠い。
文字通りの秘湯。

でも途中雲と目線が同じくらいのところの景色とかきれいすぎて。
下界を見下ろしたり絶景を楽しみつつ目的地の濁河温泉へ向かいました。

お宿はいくつかあるけど
今回投宿したのは、濁河温泉ロッジ

ここは湯も食もサイコーとかなり評判高いので
以前から行ってみたいなぁと思っていたのです。

 

実は去年のちょうど1年前
まさにコロナで緊急事態宣言につき営業自粛されたので
行くことができなかったのが事情が事情とはいえやはり悲しくて。。。

今回リベンジが叶いました。

濁河温泉ロッジの特徴

♨️ご夫婦のおもてなしが絶妙で刺さるプチホテル

♨️赤味噌色の湯はまるでオールイワンゲル。マルチコスメ 。

♨️自家製ハムからドレッシングまで全て手作り。こだわりの料理はどれも絶品。

ピカピカの廊下と階段に出迎えられる

プチホテルというように全部で8室の小規模なお宿。

中に入ると木目調のブラウンが明るくて。
あたたかな雰囲気です。

宿帳を書いて
お食事の時間や温泉の注意事項など聞いてからお部屋へ。

2人ならゆったりサイズの和室

1階にも1つお部屋がありますが
基本的には2階を使用しているようです。

今回は和室。

部屋に入るとあらかじめ布団が敷いてあります。

チェックアウトまでスタッフの方が来ないシステムが
このご時世だとお互いにいいですね。

5月初旬の濁河温泉はまだ冬の名残が残っていて。
結構肌寒いので暖房が必要なくらいでした。

部屋には小さなサイズの冷蔵庫もあります。
Wi-Fiも確か問題なかった(と思う)

いざ温泉へ

温泉は1階にあります。

夜の21時に男女が入れ替わり制。

露天風呂の規模が違うとのことなので
両方入れるのは嬉しいな、と。

まずは内湯から。

ゆったり入って6人くらいサイズの浴槽。

飲泉も可能です。

 

浸かって程なくすると次第に汗ばんできて。

そして
ぐいぐい攻めてくるような湯力もしっかり感じられました。

でも硫酸塩泉、炭酸水素塩泉で硫黄の臭いも感じた湯は、
鉄分も硫黄も感じてパワフル。

ツルツル。
そしてさらりとした浴感が気持ちいい湯です。

外だけど半露天風というか
屋根が付いている露天風呂。

浴槽がいくつかあって
それぞれ微妙に温度が違います。

熱い湯とぬるめの湯を出たり入ったりしました。

 

湯の色はその日のよって違うのだそうで。

改めて湯は生き物、ですね。

この陶器風呂にびっしりついた析出物アートに感動。

自然美。

湯の濃さ、よき湯の証でもあるので
コテコテの析出物を見るとついときめいちゃいます。

実にお美しい姿。

夜で入れ替えた後の大きめサイズの露天風呂。

こっちは露天ですね。

陶器風呂が2つから5つに増えていて。
しかもサイズが大きいものもありました。

やはり全ての湯に浸かり
微妙に違う温度差を確かめつつ。

温泉をたっぷり堪能しました。

湯に入っているとじんわり汗ばんでくるけど
外気がひんやりしているので出たり入ったりで”ととのう”感。

そしてやっぱり湯の良さを実感する温泉。

美肌修行、美肌湯治にもよき湯。

最高でした。

温泉情報

●泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉
(表記と同じそのままを表記)

●泉温:52℃(使用時42℃)

●pH 7.05

●成分総計:2523mg/kg

*メタケイ酸 243.9mg

シェフこだわりの食が並ぶ至福の夕餉

夕食は18時から。一斉スタートです。

まず前菜のボリュームに圧倒されます。
これで完結しちゃうのではという盛り沢山の内容で。

自家製ハムも燻製も
紅鱒のカルパッチョの手作りドレッシングも
飛騨牛のカイワレ巻きも・・・

もー本当に何もかもおいしい!

その後温かいものがどんどん運ばれてきて。

モッツアレラチーズの茶碗蒸しも
香草バターのきのこも
地鶏しゃぶしゃぶも最ッ高。

ものすごく腹パン。
胃袋が満員御礼状態。

だけど地鶏の濃厚な出汁がでた鍋の後の雑炊。
これは絶対に美味しいに違いないよねぇ・・・と思いまして。

ついつい辞退せずに作ってみたら
別腹のスペースすらないくらいなのに
シメの雑炊のおいしさがハンパなかった。

評判通り。どれも感動のウマさでした。

朝食は8時から

一夜明けて。
朝食は夜と同じ場所にて。

8時一斉スタートです。

どれも本当に丁寧に愛情たっぷりなことが伝わるお食事たち。

炭火の鶏肉も
豆腐のドレッシングもおいしいし

飛騨ならではの朴葉味噌も
そして揚げたての山菜の天ぷらも

あぁもう朝食も最高。素晴らしかったです。

感想・まとめ

温泉の美肌力にめちゃくちゃ感激。

食事のおいしさにとにかく感動の連続。

ご主人の女将さんのあたたかなおもてなし
だけど絶妙な距離感は保ってくれる・・・

 

予約が取れない人気宿の理由が泊まってみてわかりました。

 

ここは日帰り入浴ができるけど
ぜひ食事を味わい尽くしたいので宿泊がオススメです。

またぜひ季節を変えてリピートしたい、するぞ!と思った湯宿でした。

住所 岐阜県下呂市小坂町落合2376-1
tel
0576-62-3521
web(飛騨小坂観光協会のサイト)
http://hidaosaka-kanko.com/hotel/385/
日帰り時間 (要問合せ)*現在コロナ禍中つき日帰りはお休み中
料金 大人900円
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