奥飛騨温泉郷って実はすごいんですよね。

奥飛騨温泉郷は、

・平湯温泉
・福地温泉
・栃尾温泉
・新平湯温泉
・新穂高温泉

5つの温泉から成る温泉郷なんですが、

まず、

✔︎日本一露天風呂があるということ。
（170箇所あると言われている）

✔︎温泉の湧出量がすごい。温泉郷全体で毎分4,400ℓ
（別府、湯布院に次いで国内第3位）

ね。すごくないですか？

でも関東住みの普通に温泉好きのお友達に
奥飛騨温泉郷を知っているかと聞くと
あんまりピンとこない様子なんですよね。

新宿からバスで平湯まで１本で実は行きやすかったりするんだけどな……

ということで今日は奥飛騨温泉郷の温泉。

新穂高温泉　中崎山荘をアップしようと思います。

ここは新穂高ロープウェイ第一乗場付近にある
日帰り入浴と食事処を兼ね備えた施設です。

実は2度目ましてで
以前行ったのはだいぶ前でして。

H26年の飛騨地方で発生した地震により
温泉の泉質が単純温泉から硫黄泉に変わったと聞いたので、
奥飛騨に行ったらぜひ行きたいと思っていました。

（写真が光ってしまって見難いですね。。。）

以前は宿泊もしていたそうですが
今は（結構前から）日帰りのみの施設となっています。

喫茶とお食事処が広めにとってあり

温泉は男女別の露天と内湯がそれぞれ1つずつあります。

それでは温泉へ行きましょう〜

まず中に入ると結構しっかり硫黄臭に出迎えられます。

きれいなスカイブルーのような白濁湯。

10人同時に入っても大丈夫そうなサイズの湯船。

見事なオーバーフローっぷりです。感激。

トロトロさも感じるし
ツルツルすべすべの浴感。

適温でめちゃくちゃ気持ちいい湯。

源泉が高温なのでわき水で加水しているとのことだけど
薄いとは感じない浴感だったなあ。

湯の花が大量に舞っていました。

しかもかき玉汁級。

湯船の底にはたっぷり沈殿していて
湯の花パックができます。
（しました）

このブルーがかった湯は美肌温泉としても貴重だけど
硫黄泉で酸化ではなくて鮮度良いのにこのブルーというのは
全国見てもかなりレアもの…

古い角質を落として保湿もしてくれて
しかも還元力もあるから
アンチエイジングも期待できる、というすっごい温泉。

飲泉もできるし
わき水もありました。

このわき水、
ひんやりしていておいし。

内湯の先に露天風呂があります。

露天風呂は無色透明。別源泉です。

目の前にある湯雨竹。
（竹製の冷却装置で小枝みたいな竹を通して高温の湯を冷ますもの）

別府ではひょうたん温泉でおなじみだけど
ここにもありまして。

この装置、本当に偉大だなぁと思うのです。

加水しないで源泉をそのまま堪能できるようにしてくれるなんて
最高すぎるな、と。

湯雨竹は結構湯しぶきが激しくて。

近くでは小雨にあたったくらい濡れます。

内湯とは違って
ここはトロトロさがもっと感じまして。

メタケイ酸の多さを実感できる浴感の湯でした。

露天風呂からちらりと見えるアルプスが美しかった。。。

な、なんと！

温泉ミストサウナでお肌に温泉をダイレクトに浴びたいと思っていたのにな…

残念。

いつかぜひ復活していただけたら嬉しいな。。。

でも温泉がとにかく素晴らしいので
内湯と露天風呂の両方をたっぷり湯浴みして
至福のひとときを過ごせました。

（内湯）
●泉質：単純硫黄泉

●泉温：83℃

●pH 8.5

（露天風呂）

●泉質：単純硫黄泉

●泉温：92.6℃

●pH 6.6

場所柄登山客も多いこともあるかと思うのですが、

こちらのお食事処は結構人気があります。

わたしは忙しなく湯巡りしがちなので
ゆっくりいただいたことがないけど
飛騨らしい、名物料理をいただくことができるのです。

朴葉味噌もあるけど
一番人気は飛騨牛とのこと。

奥飛騨に連泊するとき
ランチでいただきたいなぁ。。。