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*国内最大級の巨大露天風呂が名物*湯の瀬温泉湯の瀬旅館
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山形県鶴岡市にある”湯の瀬温泉湯の瀬旅館”
鶴岡市だけど鶴岡って結構広くて、
こちらの湯宿は鶴岡の市街地から車で30分。
だけどわたしは
今回新潟駅からレンタカーで北上しまして。
途中瀬波とか勝木ゆり花などいくつかの温泉に立ち寄ったので
国道7号をひたすら走行しました。
(お宿まで2時間くらい)
R7号は海のすぐそばを走るところが好き。
晴れた日はとても気持ちよくてサイコーです。
(晴れたのでこの日もきれいだった)
海沿いの道から中に入り
最後は里山の中の道を進んでいくのですが、
あつみ温泉をすぎると
辺りはさみしくなり秘湯感も出てきて。
コンビニの姿は、全くみられなくなります。
そして道も細い所もあったりして若干不安にもなります。
(ひとりだったし)
野生動物等にお目にかかりたくないなあ。
なんて思いながら走行すると…
突如現る”湯の瀬旅館”の文字。
無事着いてホッとしました。
お宿に着くと
目の前の3台くらい停められる駐車場に車をとめて。c/in。
駐車場は目の前以外にもあり、
全部で30台くらいはいけます。
湯の瀬旅館の特徴
♨️全長23mもある巨大露天風呂が名物(混浴)
♨️古さもあり一見民宿風だけど、中は快適&便利。
♨️女将さんをはじめスタッフの方の温かなおもてなしが刺さる
(女将さんの庄内言葉の訛りがキツめでたまにわかんなくなる時も)
♨️鮮魚商、魚の仕出し屋さんに併設した温泉旅館。日帰り入浴不可。
意外と広い館内
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中に入ると見た目より奥行きがあって。
1階と2階に客室があります。
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総部屋数は23室。
なんと、今は使えないけどカラオケサロンもありました。
おそらく宿泊以外にも
地元の方の憩いの場としても使われているのでしょうね。
客室は全て和室。水回りは共有。
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ひとり旅。
(一応ワーケーションも兼ねているけど)
お部屋のタイプはいくつかあるけど、
ひとり使用だし、
一番こじんまりサイズだと思う6畳半の部屋でした。
水回りやトイレは別。
でもすぐ目の前にあったので不便だとは思いませでした。
時世柄こちらのお宿でも事前にお布団も敷いてあって。
チェックアウトまであげに来ません。
清潔感あるしスマホも不安定ではないしWi-Fiも全く問題なくて。
快適。
日本最大級の大露天風呂へ
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温泉は男女別の内湯と巨大な混浴露天風呂があり。
こちらの湯宿はデカイ露天風呂が名物であります。
ここにつかりたいと
全国各地の温泉愛好家の皆様が訪れる湯宿でして。
日帰り入浴不可なので泊まらないとつかれないから
みなさん遠路はるばるやってくるワケです。
この日は3組のみでした。
埼玉の方と都内の方と、そしてわたし。
後の2組の方はリピーターさんで
温泉<鮮魚が食べたい 方たちだそうで。
露天風呂は自由に入っていいよ〜と女将さんに言ってもらえたので
お言葉に甘えて何度も入りました。
(だってここ目当てだったし)
ささ中に入りましょう。
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中に入るとまずはレトロな浴室に4、5人サイズの湯船がありました。
ささっと入ってみたら
適温〜ややアチチ目の湯。
トロッとした浴感が心地よい湯です。
ちなみに大露天風呂では洗う場所がないので
髪や身体を洗うときはここを使用します。
露天風呂へはこの浴室から繋がっているので
ガラガラと引き戸を開けて巨大露天風呂のところに行きましょう〜
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わ。デカイ!
本当にデカイデカイ!
それもそのはず。全長23m。
そして毎分800ℓだという湯量豊富さ。
もちろんかけ流し。
すごい。
素晴らしい〜〜
あ。
そういえば日本一大きな混浴露天風呂って
確か玉造温泉の長楽園もそうだったと宿に認定証もあったけど
どちらがデカイのかな?
ふと一瞬思ったけど
そんなことどうでもいいや。と思う開放感。最高。
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深さも1.2mあるので立ち湯状態。
身長162㎝のわたしで胸の位置くらいだけど
背が低い方やお子様は不安もあるかも、
なんて思ったらちゃんと浮き輪もいくつか用意されていました。
内湯ほどではないけど
トロトロさもしっかり感じて。気持ちいい湯。
男性側のアプローチすぐのところと
女性の暖簾の奥、サイドで真ん中くらいのところで
ボコボコ湯が注がれていて。
この姿を見ていてもテンションが上がります。
単純温泉、そして無色透明で無味無臭だけど
岩を見ても析出物が付着しているし
保湿化粧水みたいな浴感で美肌に近づくよき湯。
本当に巨大だし
ビニールハウスに覆われていて
なんだか市民プールのような雰囲気。
このサイズなのに湯はしっかり良くて。
ホント最高でした。
男女別内湯
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男女別の内湯へも浸かりに行きました。
レトロで、配色もなんかかわいい雰囲気。
獅子の湯口からは勢いよくドバドバ湯が注がれています。
・・・ここも好きだ。
湯量豊富なのでオーバーフローっぷりがすごくてすごくて。
排水が追いつかないレベル。
わたしなんてこのお姿を拝見するだけでシアワセになれます。
湯の鮮度が良くて。
よく見たら新鮮ゆえの泡付きあり。
しかもこのこじんまりサイズにつき
アル単とはいえ芒硝、硫酸塩泉分がはっきり感じられて。
美肌づくりにホントよき湯でした。
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そうそう。
露天風呂手前の内湯には3種類ものシャンプーセットがあって。
最近すっかりおなじみのPOLAシリーズだけではなく馬油もあり。
さらに
大きな旅館によくあるかかとキレイにするやつと、
ピーリングジェルまであって。
ちょっと感動しました。
温泉情報
●泉質:アルカリ性単純温泉
●泉温:48.1℃
●pH 9.3
●成分総計:389.7mg/kg
●溶存物質389.7mg
食事はお部屋にて。鮮魚と旬菜づくし
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わたしは事前に行ったことがあるお友達から料金設定を聞いていたので
ネットではなく電話予約しました。
電話予約だとお値段が幅あって。
幅は単純に料理だとのことだけど、
そこまでガッツリ食べたいわけではないし
温泉目当てだし。
鮮魚がウリならお刺身がいただけたら十分だなと思い
一番リーズナブルなお値段の8000円にしたのでした。
電話だと8000円から12000円くらいまで選べまして。
(確か)
海の幸の豪華版は絶対腹パンになりすぎる、と思ったんですよね。
で8000円の内容なわけですが、
これで十分。
なんて思ったらさらに追加で温かいものが運ばれてきます。
…生ビールもありまして。おいしいから2杯飲んじゃった。
(日本酒が飲めなくなる)
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揚げたての天ぷらが登場。
さっくさくだし
山菜も海老もおいしーい。
塩で食べました。
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やっぱりこれで十分な量だなぁ
なんて思ったら
なんと孟宗汁が運ばれてきた♡
わたし、孟宗汁が大好きなんでめちゃくちゃ嬉しすぎるんですけど。
庄内、もともとは湯田川温泉名物で
孟宗の筍を使用したお味噌汁で、酒粕と筍のコラボが最高なんです。
お宿、お店によって味が違うし
おそらく家庭でも違うと思うけど
庄内地区で食べたのはこれで4回目。
酒粕のバランスと
えぐみのない孟宗筍がおいしくて。
お宿の方のやさしさが伝わるような、そんな味でした。
朝食もお部屋で
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湯に浸かって
ぐっすり寝て。
お目覚め温泉に入ってから朝食のお時間です。
時間は8時から1択。
女将さんがお部屋に運んでくださいます。
大きく厚みのある焼魚は粕漬け。
ひじきも山菜のおひたしもたっぷり。
そしてイカの刺身も、と
どれもホントおいしくて。大大大満足。
いちごも甘かった♡
感想・まとめ
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泊まってみて、よくわかりました。
ここ控えめに言って最高です。
源泉かけ流しの温泉をこよなく愛す愛好家の皆様が
どしどし訪れているのも納得。
デカイだけではなく湯も良くて。
そして女将さんのさりげなくて温かなおもてなし。
シアワセなひとときを過ごすことができました。
✔︎とにかく湯にこだわる
✔︎トイレ、洗面所が部屋になくても全然問題なし
という方ならきっと刺って
わたしと同じ気持ちで共感してもらえるのでは?と思った湯宿でした。
水素水も設置されているし
PayPayも対応していたのも嬉しいサプライズだったなあ。
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あ、そうそう。
錦鯉の養殖をはじめた頃のこと、
湯の瀬の湯が流れ込む川で錦鯉が越冬していたことが
「湯の瀬旅館」開業のきっかけだったのだそうです。
そんな説明を女将さんにしていただき
コーヒーいただきながらちょっと世間話をしたりして。
ゆっくりお宿を後にしました。
住所 | 山形県鶴岡市戸沢字神子谷103-2 |
tel | 0235-45-2737 |
web |
https://yunose.jp |
日帰り時間 | のみ不可 |
料金 | 大人1人泊だと8000円〜 |