2012年10月
これまであった三重県菰野町にある片岡温泉をリニューアルし、
「癒し」が「食」をテーマの複合施設、アクアイグニスが誕生しました。

からだもココロもキレイになれて、
とても満たされた気持ちになったひととき…

今はだいぶ増えつつあるコンセプトがしっかりした湯宿だけど
行った6年前はそのはしりの頃だったし、新鮮だったなぁ。

改めて、ここでまとめようと思います。

周りは田園地帯に突如あらわるオシャレ施設。

ひときわ目立っていました。

敷地面積は約49,000㎡(14,848坪)

ものすごく広いし
雰囲気は郊外のアウトレット施設のよう。

宿泊棟のほか、レストラン、スイーツ店舗があります。

今や世界的に有名なトップパティシエ

モンさんクレールの辻口シェフ。

そのモンサンクレールがアクアイグニスに加わっています。

湯宿でパティシエのスイーツがいただけるのって、
斬新なアイデアだなぁ。

施設内だけどそれぞれ独立した店舗になっているので
温泉を利用しなくてもスイーツだけ買いに行くことも可能です。

土曜日だったこともあってか
夕方にチェックインした時間だとだいぶ売り切れていたケーキが多かった…

それでもいくつか購入し、
友人とシェアしながら部屋で食べました。

ロールケーキもサバランも、
どれも相変わらず、本当においしい。

ちなみに部屋にあったお菓子も
モンさんクレールの焼菓子でした。

本当に敷地内どこを歩いても素敵空間ばかりで。
散策しても楽しかったな。

ハウス栽培のいちご農園までオシャレ…

スイーツ食べて
ウロウロしてさっくり温泉に入って。

三重の湯巡りをした後だったから
ブルータイムくらいのチェックインだったので
ちょっと慌ただしかったけど

気がつけば事前に予約をしていた
夕食の時間になったのでレストランに行きました。

公式HPを見ると
わたしが行った時とだいぶ変わっていて。

今はあの、賛否両論の笠原さんのお食事がいただけることに
驚きました。

それも気になるなぁ。。。

以前も和食かイタリアンの選択だったし、
イタリアンは
山形庄内にある店舗が長きに渡り大人気の奥田シェフなのは変わらず。

でも

内容はだいぶ変わって。

コースのアルケッチャーノだけではなく
カジュアルなイルケッチャーノまでも出来ていました。

ホント、プチ庄内な感じだなぁ。

わたしが行った時は
サーラビアンキアルケッチャーノしかありませんでした。

食材は三重のものにこだわって作られた
地産地食イタリアンです。

見た目も圧倒された五重塔からスタート。

器、出し方の演出がステキで。
サプライズもあっておもしろかったなぁ。

野菜多めのイタリアンで
まったく重さはなく、ガツンとガーリックもなく。

どれも繊細なおいしさでした。

朝は辻口シェフのマリアージュドゥファリーヌ。

カフェのようなカジュアルなベーカリーショップです。

スペイン製の石窯を取り寄せて、
こだわりの国産小麦を使ったパンをモーニングプレートに合わせ
店内のパンで好きなものを３つ選ぶことができました。

ラタトゥイユが乗ったスクランブルエッグやハムなど
プレートも結構ボリュームがあったし
さすがに３つ一気に食べられないから、
１つ１つ袋に入れてくれてテイクアウトできるのは嬉しいなぁと思ったり。

どのパンもおいしかった♡

温泉は男女別の内湯と露天風呂。

スタイリッシュな温泉は、自家源泉かけ流しです。

竹林をイメージした露天風呂は雰囲気も湯もよき。

かすかに硫黄の香りが漂い
ヌルヌルもわずかに感じれれてた湯は、
湯上り後にスベスベ感がありました。

雰囲気も湯も女子のよろこぶポイントが凝縮されているなぁと
思った温泉でした。

●泉質：アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性高温泉）

●pH:8.5

●泉温：45.2℃

●成分総計：0.54g/kg