”富山で越中前鮨に感動しまくった夜のこと”鮨人
去年ぬる湯本の取材もあったし、
(明日山荘さか栄→記事**)
氷見で寒ブリを食べてみたくて、
(ひみ浜→記事**)
冬に富山入りしたのですが、
せっかくだから行った友人が口を揃えて感激した&わざわざ行く価値あり!と
大絶賛していた鮨人(すしじん)。
そうだ、と思い出して。
予約も取れたので暖簾をくぐりました。
昼夜2回転、60人のゲストを受け入れています。
新幹線で東京へ戻る日だったので
夜で1回転目の予約(18時〜)にしました。
鮨人は越中富山の冬の海の幸を江戸前の技法でいただける
”越中前鮨”
冬の北陸といえば
香箱蟹、寒ブリ・・・
めちゃくちゃ楽しみで楽しみすぎて。
指折りこの機会を待ちわびていました。
昼も夜もおまかせコースのみ。
お酒はおまかせではないのですが
絶妙なタイミングで地酒を堪能したかったので
ペアリングでおまかせにしました。
他のお客さんもそうしている人が多かったな・・・
ちなみに写真の全麹は途中でいただいたものだけど
かなり熟成された色からどんな味なんだろう?鮨と合うのか?と
ちょっぴり思ったけど心配ご無用。
濃醇甘口だけど酸がしっかり感じられるので
甘くはなくて。鮮魚とバッチリ合うあたり、
ひたすらおいしくてうっとり酔いました。
地酒は満寿泉のいろんなタイプを
タイミングを見て提供してくださるのですが、
純米酒も穏やかな吟醸香が心地よいし、きれいなんだけど
ふくよかな米の旨味も感じる・・・
富山の海の幸と地酒、サイコーです。
バイ貝と白海老の握りに始まり
このわた海老、
富山の湧水と梅肉で作られた茶碗蒸しが斬新でおいしくて。
香箱とずわい蟹2種に雲丹だとか
もんじゃ焼きみたいな雲丹と蟹のコラボももう芸術作品みたいだし、
13キロの寒鰤は、腹も背の方も唸りっぱなしの美味さ・・・
日本酒で一番ときめいたのは、ドンペリ酵母のRでした。
山田錦100%。
果実のようなみずみずしさ、フレッシュさが感じられた純米大吟醸。
実は都内でこのRを飲んだことがあるんだけど
そこで飲んだ以上に富山で飲むとおいしさが増していて。
合わせた鮨がサイコーなのももちろんあるけど、
やっぱり地酒は、その土地でいただけるのが一番だなぁ♡
この時、しみじみ思いました。
ロックな大将が握る鮨、独創的でわたしはかなりツボだったなぁ。
地酒満寿泉とのペアリング、至福すぎる・・・
このお店のために富山の温泉巡りの計画を立てて、
また再訪したいと強く思ったのでした。
インフォメーション
鮨人
住所:富山県富山市新根塚町3丁目5-7
TEL:076-422-0918
定休日:日曜日
営業時間
12:00~14:00(第1部12:00~、第2部13:15~)
18:00~21:30くらい(2部制18時〜、20時30分くらい〜)