めんこい時代に出会って感動した温泉はいくつもあるけど
そのうちのひとつが、松川温泉郷の温泉たち。

どこも雰囲気もあって好きだけど
なかでも松楓荘の名物とも言われる”洞窟岩風呂”がお気に入りです。

でも水害による崖崩れによりしばらく閉鎖されていて・・・

去年復活したと聞いて、これは行かねば！と
今回の岩手湯旅にて日帰り入浴してきました。

1743年開湯と言われていて、
昔ながらのレトロな雰囲気が残る松楓荘（しょうふうそう）

でもなんだかほっこりする空間が素敵だなぁと、いつも思っています。

松川渓谷沿いに位置していて
山小屋風の木造建築が特有の雰囲気を醸し出しています。

岩風呂へは、館内の中央にあるドアを開けて吊り橋を渡って向かいます。

実は吊り橋ってあまり得意ではないんだけど
温泉があるのなら頑張れる！と言い聞かせて温泉へ。

終わりかけの紅葉も風情があるなぁと思いながら
秋ならではの景色を楽しみました。

そしてたっぷり掛け捨てられている温泉も見つつ・・・

お久しぶりすぎる岩風呂。

やっぱりいいなぁ〜とまずは見て惚れ惚れし、
それから湯につかりましたが・・・

わわわ、激アツ！

火傷手前のアチチさにつき、
湯もみ棒でせっせと必死に湯もみをしてから入りました。

以前はぬるめだったんだけどな。

温泉は本当に生き物。

相変わらずガッツリの硫黄は、やっぱりいいなぁ〜

久しぶりの再会にとても嬉しくて。感動です。

松楓荘は源泉２本。

しっかり硫黄の単純温泉で濃厚だけど
湯はやわらかさも感じられる浴感。

岩風呂、実は混浴なのですが
女性専用時間も設けられています。
（10時〜12時）

わたしは混浴時間に行きましたが
ギリギリ終始独占で温泉をたっぷり湯浴みできました。

春夏秋冬、どの季節の景色も素晴らしいのですが

やはりここは冬の雪見露天風呂が一番似合う気がします。

混浴だけどにごり湯だし
アプローチは男女別だし
いつ行っても紳士な男性が多いし
タオル巻き、水着もOKなので女性もトライしやすいかと。

なので、ここに行ったらぜひ混浴にチャレンジしてみて欲しいと思います。

もう季節は冬に近づいているし
そろそろ雪見露天風呂の季節ですね。

●泉質：単純硫黄泉（硫化水素型）

●泉温：61.6℃

●pH:5.0

●成分総計：361.3mg/kg