宮崎県と鹿児島県の県境あたり

えびの市にある　あきしげ湯

あきしげ湯の名前の由来は
ご主人の秋光さんと奥様の成子さんの名前を一文字ずつ取って
あきしげ湯と名付けたそうです。

もともとご主人の秋光さんが地質調をしたことがきっかけで出た温泉を
自家用として使っていたのですが、
今は一般開放してくださっている、とてもありがたい温泉です。

ちなみにこちらの温泉のシステムは
入湯料ではなくて入場料を支払うのです。

というのも

温泉は無料で、
建物に入るのにお金をいただく入場料という考え方なのでした。

ごあいさつしてお邪魔すると
成子おばあちゃんが、ものすごく丁寧に三つ指ついて出迎えてくれます。

話題豊富で
いろんなお話を聞いて、おしゃべりして。

のんびり、ほっこりとした時間を過ごします。

その後に温泉へ。

温泉は男女別内湯と露天風呂があります。

内湯の浴室に入るとアブラ臭がなんとなく漂っていますが
湯はアブラ臭のほか、やわらかなモール臭も玉子臭も感じられます。

ものすごーくツルツルすべすべで、ヌルヌルも感じられる浴感。

鮮度抜群の湯の証、細かなアワアワがつく湯がものすごく気持ちいい！

湯はぬる湯なので、心地よくて、放電状態となりました。

至福のひととき。

露天風呂、今はプラスティック製のものに変わりました。

左は水風呂で、右のうっすら黄色がかった温泉は42℃くらいなので
温冷交互浴を楽しむことができます。

美肌修行だけではなく、こっそりダイエットも・・・期待。

ちなみに以前は醤油樽を使っていました。

2011年、九州温泉道で巡っていた頃です。

懐かしいなぁ。

ものすごーく感動の温泉だったので
温泉道が終わったら、いつかゆっくり再訪したいなぁと思っていたのです。

九州温泉道がなければ
宮崎にこんな素晴らしい温泉があるなんてわからなかっただろうな。

参加しているところがどこも素晴らしい温泉だったので
本当はどこもゆっくり温泉を楽しみたかったけど

スタンプ集めをはじめてしまうと止まらなくなり・・・

仕上げるまでバタバタだったなぁ。

なんて思い出しながら

温泉道2回目はしていないからゆっくりと温泉を堪能。

相変わらず極上の温泉を湯浴みさせていただきました。

行った2回とも、車が見えなくなるまでお見送りしてくださる

成子おばあちゃん。

体に気をつけて元気でいて欲しいな。

また温泉を楽しませてもらいに、えびのに行きますね。

●泉質：アルカリ性単純温泉

●pH:8.6

●泉温：60℃

●成分総計：599mg