最近注目されている予約が取れない湯宿の共通点のひとつに、
その宿でしか体験できないプランがある、と思っています。

またその宿でしか食べることができない、印象に残るお料理も大切。

松之山温泉　玉城屋は

✔︎酒匠の資格を持つ4代目社長が日本酒をペアリング

✔︎ミシュラン2つ星レストラン出身の栗山シェフが作る里山フレンチ

温泉も名湯ながら他ではいただけない
里山フレンチと日本酒のペアリングを堪能できるというのが、魅力的なのです。

とてもとても楽しみにしていたお食事と日本酒。

最近人気のあべや
新潟で定番人気ともいえる緑川もありました。

淡麗辛口、スッキリ軽快感あるの日本酒がメイン。

それだけではなかったけど
食中酒として飲み疲れず、
お食事を見事に引き立てるセレクト、さすがです。

ダイナマイトも飲めたたのは
わたしは嬉しかった♡

もともとは4代目社長になりたての頃は、
お食事も担当されていたのだそうです。

だから食に対するこだわりも強いんだな、とお話していて感じました。

今は完全にミシュラン出身シェフにお任せ。

地元の食材を使ったフレンチには
地元野菜やキノコ類を使ったコテコテではないからだ想いのものばかり。

繊細なおいしさでしたよ。

特に八色椎茸の美味しさに感動しまくりでした。

日本酒大好きな湯友達と行ったので
日本酒はみんな詳しく飲み慣れていて。

美味しさを共感しながらあれこれいただいて。

至福のひとときでした。

もちろん日本酒の管理も徹底しています。

日本酒が残り3分の１〜4分の１くらいになると
日本酒は温泉の前にある冷蔵庫に移動されます。

ここはご自由にお飲みください、の冷蔵庫でして。

もう日本酒好きには本当にたまらないサービス♡

・・・全種類いただきました。

松之山温泉といえば、日本三大薬湯のうちの一つ。

ホウ酸の含有量が豊富なのと塩分の濃さが特徴で、個性ある湯です。

温泉は男女別の内湯と露天があり、かわいいサイズ。
源泉掛け流し。

ほぼ無色透明だけど、よく見ると緑がかったような気もする色の湯。
わずかに硫黄臭もあり。

結構パワフルで湯疲れするので
湯あたりしないよう、十分に休憩してから湯を湯浴みしました。

ぐっすり眠り、一夜明けて朝ごはん。

流行りのコールドプレスドリンク、デトックスウォーターに
魚沼産のますの西京焼き、山菜や野菜、そしてコシヒカリ・・・

オシャレなだけではなく
伝統の味もミックスされていて、どれもおいしくて。

普段朝ごはんを食べないわたしでも、ぺろっといただいたのでした。

マーケティングもしっかりしていて、
ここでしかできないオリジナルを提供してくれる湯宿で、

予約が取りにくいのも納得。
流行らないわけないなぁと、行ってみてしみじみ思ったのでした。

勉強になりました。

やっぱり地酒（日本酒）と温泉って大切だなぁ。

●泉質：ナトリウム・カルシウムー塩化物泉

●pH:７.５

●泉温：85.5℃

●成分総計：14,979mg/kg