ここ１、２年前くらいから温泉宿業界で注目されているキーワードは、

「養生」「リトリート」

忙しく働く皆様にとって、
意識しないとデジタルオフにはならないし、
養生も難しいかもしれない・・・そう思います。

だから

あえて、温泉宿で、
とことん養生して体を元気にしましょう、という流れなのでしょうか？

はるのひかり

こちらの湯宿、とても人気を集めています。

まずコンセプトがはっきりしているのも魅力のひとつなのかなと思ったり。

温泉は男女別の内湯がそれぞれあるのみ。

無色透明の湯は、マイルドで癖がないように見えて

結構パワフルな湯。

様々な泉質がブレンドされていて。

美人に近づくことができるなぁと思った温泉でした。

わたしが行った時は冬だったので、半露天にはなっていませんでしたが、

ここ

春から秋は半露天になるのだそうです。

空気に触れないよう、浴槽には源泉が注がれていました。

温泉も素晴らしいけど、

お食事も養生に徹底的にこだわりが感じられました。

塩や味噌など・・・調味料まで、すごい。

精進料理とはまた違った養生食。

ここに白米はなく、玄米のみです。

でもそれも徹底的にこだわったもので。

ここからも非日常感が感じられるなぁ。

養生食。

ビールなどアルコールもいくつかメニューにあったけど

カラダ想いなお食事たちに、お酒は合わせるのが難しい・・・

休肝日にして徹底的に体を労い、養生するのに

いい機会となりました。

朝も腹8分目目安なのかもしれません。

温泉宿ってどうしても

お腹が満員御礼になってしまうところが、まだまだあるけど、

ここは「ちょっと物足りないかも」が

体にとってヨロコビなんだろうなぁと改めて思ったのでした。

Wi-Fi環境も整っているし。

ここで仕事しながらも、時間を決めて徹底的に癒す、

というのも新しいスタイルなのかもなぁと思ったのでした。

●泉質：ナトリウムーカルシウムー塩化物・硫酸塩泉

●　pH:8.2

●泉温：54.2℃