別府温泉って本当に奥が深すぎる、沼。

1度だけではもちろん味わい尽くせないから
温泉好きな方なら何度でも呼ばれるように行っているけど
その気持ち、わたしもかなりわかる！

これまでに両手は軽く超えるほど別府入りしているけど

別府の温泉＝アチチ湯

とにかく湯のまちの温泉はあっついところが多くて。
わたしはぬる湯ラバーなこともあり
夏場はちょっと正直しんどいなぁなんて思っています。

でも個人宅でぬる湯が堪能できる源泉は少ないものの
あることは知っていまして。

実際個人宅なのでこのブログにはアップしないけど、
ご厚意で浸からせていただいたぬる湯の極上湯もいくつかあるんですよね・・・

☺️

自家源泉を所有し
その湯の源泉温度がぬる湯で

そのぬる湯をたっぷり堪能できる湯宿が以前から気になっていたので
今回の別府では宿泊しました。

SHARE HOTEL 198 BEPPU（シェアホテル　イクヤベップ）

別府駅から徒歩10分くらい
住宅街の中に突如現れるホテルです。

何度も言ってしまうけど
別府でぬる湯の自家源泉、さらにそのぬる湯で提供してくれるのは
かなりレアなんです。マジで。

ここ

ぬる湯ファンにはたまらないよき湯宿だったので
感動が冷めぬ前にこのブログにもまとめようと思います。

ぬる湯のオススメをまとめた本です

ぜひお手に取っていただき、ぬる湯ファンになっていただけたら嬉しすぎます。

♨️一棟貸しもできて暮らすように泊まれる湯宿

♨️素泊まり専用宿でキッチンスペースも自由に使える

♨️温泉は貸切制で自家源泉ぬる湯が秀逸

2020年に開業したこちらのシェアホテル198ベップ

チェックインは16時からなので
16時ちょっと過ぎに向かいました。

鉄筋２階建の大きな家をリノベーションした一軒家ホテルは
チェックインも事前に済ませるようになっていて
実際に宿入りしてもお部屋に入るまで実にスムーズ。

オーナーさんが対応してくださり
館内の説明などをしていただいて。

お部屋へとご案内をしていただきました。

お部屋は全部で6室。

さまざまなお部屋のタイプがありましたが
専用バスタブのあるお部屋をなんとなく選びました。

あら？

以前のスタイルのビジホでよく見かけた
トイレとお風呂が一緒のタイプのものだ！

そして

ここは少し使用感というか年季を感じるので
以前の時からユニットバスだったのでしょうね。

こちらの湯宿
まだ宿泊した方が少なくて
事前の情報があまりなかったから
お部屋にバスタブありとなしと、どうしようかなぁと迷ったけど

自家源泉だし
きっとお部屋も温泉に違いないと思って。

バスタブ付きにしたものの
実はここは温泉ではなくただのお湯とのこと・・・

結局トイレしか使わなかった。

ウッドデッキのテラスがステキ〜！

ほんとに別荘にお邪魔したかのようだなぁと。

このスペース、かなりのんびりできる。

住宅街だから景観はあまり楽しめないけど
でもまったり寛げる設計がいいなあ。

わたしはここにひとりで泊まったけど
本当は３人で泊まるトリプルベッドルームなのです、

真ん中のベッドだけ少しサイスがゆったりめ。

両脇２つがフツーのシングルサイズでした。

Wi-Fiは速度もバッチリ。問題なく、ノーストレス。

お菓子もたっぷり盛られていますw
そしてかぼすジュースと水が嬉しい〜〜

タオルはあったけど
浴衣はありません。持参していたロングワンピを着て過ごします。

それでは温泉に浸かりに行きましょう〜

温泉は空いていたらいつでもどうぞ、というスタイル。

ただ周りが住宅街ということもあり
夜通し温泉に入ることはできませんでした。

洗面所には化粧水や乳液などが置いてあって。

ご自由にお使いくださいとなっていました。

温泉は貸切制で、さらにその都度湯を抜くスタイルなんだそうで。

毎回マイ温泉に浸かれるのは嬉しい〜〜！

２人くらい、頑張って３人のこぢんまりサイズの湯船。

からっぽの状態から10分強くらいで
湯船に湯が溜まり、湯に浸かれるようになります。

シャンプー類もいいものが置いてあります。

温泉宿でよく見かけるPOLAのひとときシリーズ。

さらに手前のピンクのは
ミルボンので美容室専売品です。

ミルボンを使ったら
洗い心地も香りもよく、髪の指どおりも良くて。

このシャンプー、好き。

これこれ。一番左の源泉サマ。

勢いよくゴボゴボ浴槽に注がれる様子、ずっと見ていられる。

いい。
すごくいい〜〜

源泉そのままの状態で満タンにして。

ゆるゆると温泉を楽しみました。

35℃ほどのぬる湯。
とろみも感じて、わずかにカルシウム臭もあり。

あぁぁぁああ

まったり。ずっと入っていられる・・・

この日ゲストはほかに２組だったけど

16時チェックインスタートとはいえ
早めに入ったのはわたしだけだったし
しばらく他のゲストさんが到着しなかったので

時間制限もないし
ぬる湯をたっぷり堪能しました〜〜

でも

他に到着済みの方がいたら
ゆっくりするのもなんだか申し訳なってしまうけど
ぬる湯だとなかなか出られなくなっちゃうんだよね。

とろけた〜〜

源泉の横にはがっつり加温した湯が出る蛇口があって。

ここで温度をカスタマイズできます。

上がり湯的に最後は少し熱めでもいいかなぁと
加温湯を注ぎましした。

ちなみに。

こちらの湯宿さまはすぐ近くの此花温泉のチケットを購入しているので
此花温泉に入りたい時はこのチケットを無料でいただけるので
アチチ湯に入りたくなった時は此花の湯も自由に入ることができます。

・泉質：単純温泉

・源泉温度：38.６℃　（使用位置35.2℃）

・pH　7.７

・メタケイ酸：１６５mg

・成分総計： 0.679g

湯上がり後このマッサージチェアーでコリをほぐすのが
すごくよかった〜〜

自由に使えるものが充実していて
居心地が本当にいい！

そうそう

お部屋には冷蔵庫がありませんが
この共有冷蔵庫は自由に使わせていただけました。

コーヒーや紅茶も充実していました。

もちろんフリーです。

温泉だけではなく
シャワールームも完備されているのは、

やはり外国の方にも
快適に過ごせるようにということなのでしょうね。

素泊まり専用宿。

すぐ目の前にローソンがあったけど
駅前近くの酒場がたくさんあるところまでもとほ15分くらい。

別府は本当に食が困らないくらい充実しているので
別府ならではの郷土料理、鮮魚料理を楽しみたいところ。

ここだけではなく別府では酒場放浪も楽しみたいので
駅から徒歩圏内に泊まるのが好きだから
今回も海鮮居酒屋に行きました。

海鮮居酒屋れん　へ

別府では関サバや関あじ、
そして城下カレイがあるなら食べたい

ってか海鮮好きならこれらは必食なのでは、と。

・味のあなば

・海鮮いづつ

この２つは関サバ関アジがかなりコスパよく食べられるところで
以前よく行きました。

・チョロ松

名物の鴨すいが絶品！

おすしは大好きなので別府にあるお店は一応全部行ったけど
新鮨しが一番好みに刺さって、リピしてます。

新鮨しは知る人ぞ知るかなりレアな白子がいただけるし、にぎりもとてもおいしい

2店目利用でちょっとつまみたい時もいいなあと思うところで。

使い勝手がいいんですよね。好き好き。

あとは10年以上前からよく行っている大和田鮨

ここはランチでも鮨が食べられるから結構行っているけど、
地魚握りがおいしいし、気軽におすしが食べたい時にオススメ。

とり天の専門店もあるけど
とり天は居酒屋でもどこでもあるし
海鮮居酒屋にもとり天はあっておいしいので

お酒を飲む方なら特に、別府では居酒屋が使えるなーと思っています。

角打ちもあるし
クラフトビールのお店も駅前にできたし

別府は酒場放浪もかなり楽しめますよ〜〜

☑️自家源泉のぬる湯が貸切で使い放題

なんといってもぬる湯好きが別府で宿を探すのなら
ここは刺さるのでは？と思いました。

わたしも大大大満足。

ひとり泊だし
素泊まりで1万7000円強（土曜日）は
いくら自家源泉で貴重な湯だとはいえちょっと躊躇ったっけど
行ってみてよかった。

クチコミもじゃらんが5.０、楽天が4.９と高評価

行ってみてそれも納得できました。

空間づくりが素敵だし快適。
館内で過ごすのに不足はなくて。

リラックスできる環境づくりが素晴らしく
かなり寛げました。

ぬる湯がそこまで好きではない方でも
一応加温はできるので好みの湯温でよき温泉を楽しめるものの
やはり露天風呂はないので露天風呂がないとツライと思う方はミスマッチかも。

ひとりでも
家族でも
グループでも楽しめる湯宿だなぁと思いました。