日光市内っておいしいお蕎麦屋さんがたくさんあるけど
いろいろ食べたなかでお気に入りなのが

三たてそば長寿庵

蕎麦一本勝負！みたいなお店で、ざるそばのみなんですね。

めちゃくちゃざるそばの気分な時はいいけど…

でも

温かいそばや、違うものもいろいろ食べつつ
ニュルトロが秀逸の温泉にも入れてしまうという温泉と以前出会ってから
ここも好きだなぁと思う蕎麦屋さんがありまして。

今日は年越しそばの日ですし（？）

蕎麦屋併設、民宿の温泉

そば処まごころをまとめようと思います。

店内は有名な方のサインも多数、
そして何かの賞を度々受賞されている様子。

温かいそばも
冷たいざるそばも
さらにぶっかけそばもあります。

でも先客のお客様が1人でもいたりすると
少しテンパってしまったりする女将さん。

とてもいい人なんだけど
キャラが結構濃い方で……w

黙っていると女将さんが

「おまかせ盛りがオススメなのよ〜！天ぷらとセットで。どう？」

と強くプッシュしてくるのですね。

ひとりだとさすがにオススメしてこないけど
お友達と一緒の湯旅だったので
強くオススメされまして。

でもそれぞれ違うのを食べたい気分だったので
オススメではなくて個々でオーダーをさせていただいたのでした。

「時間がかなりかかるけどいい？」と女将さん。

このあと温泉もいただくつもりでいたし
予定をつめていなかったので全く問題なし。

「全然ゆっくりで大丈夫です〜」とお伝えしたのですが・・・

ちょっと不満げな様子でしたよ。
後に理由がわかるのですが。。。

天ざるそば

天ぷらのボリュームに圧倒されました。

野菜たっぷりでサクサク。
フリットみたいでおいしい〜！

舞茸の天ぷらもウマぁ〜い。

かなり待つと仰っていたからそのつもりでいたけど
そこまで待ったという感覚はなく運ばれてきましたよ。

「どお？おいしいでしょ？ね？おいしいでしょ？」と女将さん。

おいしいけど・・・

冷たいそばはちょっと好みが分かれるかなあと
ちょっと思ったり。

ミニカレーと蕎麦のセット。

このカレーも中辛よりちょっと辛めで
おいしかったそうです。

でも以前食べたことがあるゆば蕎麦がわたしは好きだなぁ。

だしに染みたゆばがじゅわ〜と口いっぱいに広がって。
とても好みに刺さったのででした。

＊＊＊

よく話しかけてくださるし、お話好きな女将さん。

一段落されると本音をポロリ。

「もりそばと天ぷらが効率いいし、一度に出せるからいいのよねぇ」と。

うん。それはそうですよね・・・

「ひとりならなんでも受けるけど、何人かで来たらもりそばでお願いと言ってしまう時もあるのよw」と。

なるほど。

確かに強くオススメされましたし。

土日や祝日だと問答無用でもりそばなのかもしれないなぁと、
ふと思ったのでした。

お腹もだいぶ満たされたところで
温泉をいただきに行きましょう〜〜

民宿の温泉はそば屋の裏にあるので
一旦外に出て民宿の玄関から入ります。

ガラガラ〜と玄関を開けて入ると
ご主人が温泉をご案内。

温泉は内湯のみで２つ。

分析表もしっかり掲示されているけど
普段お使いになられている洗濯機もあります。

温泉は中に入ってから湯を自分で入れます〜

ステンレスの湯船も味があっていいなぁ。

ほんの少し緑がかったようにも見える湯は
温泉を注いでいるとふんわり硫黄臭が漂ってきて、

あぁ　いい香り♡

湯がたっぷりになった頃には湯けむりムンムンになってしまいました。

pH10の強アルカリっぷりがよくわかる湯は
ニュルニュルとろんとろん。

適温でものすごく気持ちいい〜〜

シャワーもカランも温泉でした。

まごころさんがある栗山地区では
温泉が無料で引くことができるのだそうで。

トロトロのよき湯をお風呂として日常で使えるなんて
めちゃくちゃ羨ましすぎる。

友達も温泉に入ると言ったら
それぞれで両方使ってゆっくり温泉に入ってね〜と
小さい方も使っていいと仰っていただき・・・

両方入りたいわたしたちは、
この時両方とも浸からせていただいたのでした。

お客さんが入るたびに湯を入れ替えて
存分に極上温泉を堪能できてたったのワンコイン。

500円がなんだか申し訳ないなぁと思う温泉だなぁと
この時も思ったのでした。

「あ！いなり寿司もとてもおいしいのよ〜」と女将さん。

ワンコインでよき湯を両方浸からせていただいたことだしと
いなり寿司を購入してお店を後にしました。

ごちそうさまでした〜〜〜

●泉質；アルカリ性単純温泉

●泉温；56.7℃

●pH 10.0

●成分総計；290mg /kg