草津温泉、と一言でいっても実は奥が深いもので。

源泉だっていくつかあって
それぞれしっかり違いがある。

草津＝湯畑と思う人も結構多いけど
実は草津町の中でも湧出量が一番多いのは”万代鉱源泉”なのでして。

草津温泉の中でもホテルや旅館に一番多く配湯されているんですよね・・・

最近、万代鉱源泉を引いている湯宿が個性溢れているところが多くて惹かれがちでして。

先日アップした　きんだいペンションもものすごくよかった。

草津温泉５つの貸切風呂の宿きんだいペンション｜リピーター続出の人気宿に宿泊

他にもペンション、ゲストハウスと名乗るものの
その域をはるかに超えているのでは？と思う素敵すぎる湯宿がいろいろあるので

それらを意識的に泊まってみたいなぁと思っています。

今回まとめる　ゲストハウスシーダーロッジ　

ここ、すっごくよかった〜！

以前からリピーターが多くて人気があるから気になっていたものの
ひとり泊が平日でもNGだったのでいつか泊まりたいなーと思っていたけど

去年のリニューアルオープン後はひとり泊もOKとなっていたので
去年早速宿泊してきたのでした。

大満足でしたよ〜

大人のための湯宿という雰囲気で。
サービスやおもてなしもあたたかな湯宿でほっこりできました。

♨️2023年4月リニューアルオープン

♨️ログハウスがものすごく素敵でハートフルな湯宿

♨️万代鉱の湯をサウナでととのう

♨️フレンチが絶品でワインも豊富

チェックインは15時から。

スリッパは使い捨てのものをお願いします、と
玄関に置かれているものを使わせていただきます〜

外観からしてもセレブな別荘にお招きいただいたかのような雰囲気が漂っていたけど
中に入ってもやっぱりセレブな別荘みたいだなぁ、と。

館内はとても明るい雰囲気。

リニューアルしたばかりだしとてもきれいで。
床もピッカピカに輝いていました。

中に入り宿帳を書いて。
アサインしていただいたお部屋に向かいます〜

天井も高くて開放感バッチリ。

お部屋は全部で6室。

アサインしていただいたお部屋は1階で
温泉に行くのもお食事場所にも移動が楽ちんなお部屋です。

それでは一晩お世話になります〜〜

鍵もオシャレ〜〜

スーペリアシングルルーム。

ベッドはダブルサイズだし
フッカフカのベッドが程よいかたさだし寝心地よくて。

お部屋はひとりサイズでギリギリというわけではなく
ゆったりできるスペースもあって。

コンパクトだけど窮屈さは感じられないお部屋です。

この栗の焼き菓子がバターの風味と栗のバランスがよくて
とてもおいしい〜〜

作務衣スタイルのパジャマみたいな館内着とか
タオル類は引き出しの中に収まっています。

タオルは今治。ふかふか。

お茶やティースプーンの並べ方も
どこかオシャレなショールームみたい。

いろいろセンスのよさを感じます〜

空っぽもこぢんまり冷蔵庫もあります。

ゲストハウスの屋号だけど
スモールラグジュアリーなホテルライクなんですよね、いろいろ。

ハンドソープはイソップ。いい香り。

Wi-Fiも速度バッチリ。
安定しています。

このデスク、高さも疲れない高さでワークが捗りましたよ。

お部屋で少し寛いだところで。

温泉に行きましょう〜〜

ドライヤーはダイソン。

手前にはウォーターサーバーが置いてあります。

総ヒノキ、板造りの浴室。

写真左側に湯口があるので湯口付近はしっかりアチチ湯。

だけど右側の湯船には左側からのオーバーフローした湯が注がれていて。
ぬる湯でまったり湯浴みできます。

無色透明な万代鉱源泉。

ピリピリ。強酸性泉がお肌に喝を入れるかのような感覚…

ナチュラルピーリングが叶うなぁと思えた湯でした。

左側はピリピリするしアチチ湯だけど
右のぬる湯のあとに浸かると湯に慣れてきて、次第に心地よくなって。

温泉のにおいを嗅いだり
毛穴ケアにとお肌をリセットすべく、せっせと湯を肌に浴びました。

香りに配慮したのかな、と思うナチュラルなシャンプー類。
ルベルコスメティックスのウィズシリーズ。

ボティーソープはPOLA。

このこだわりのフィンランドサウナ、とてもよかった〜

本場ものの本物のフィンランドサウナ。

ひとり、または2人くらいのこぢんまりサイズ。

充分に熱したサウナストーンに真湯・水をかけると
発生する蒸気とマイナスイオンが発生するのだそうで。
とても癒されるのです〜〜

室温は70℃～80℃ぐらいだけど
じわじわ汗が滲んでくるサウナ。

すごくよかったので何度もサウナを利用したのでした。

18℃くらいだった水風呂。

絶妙。

めちゃくちゃととのいました〜〜

・泉質：酸性ー水素ー硫酸塩・塩化物温泉

・泉温：94.6℃

・pH　1.7

・成分総計：3.21g/kg

時刻は18時30分。

とてもとても楽しみにしていたディナーの時間になりました。

お食事会場ともしている
ロビーのスペースにあるテーブル席にていただきます。

飲みもののメニューはワインがかなり豊富。

ソフトドリンクも充実していましたよ。

こちらの湯宿のサービスで嬉しいなぁと思ったこと。

食事会場のセンターに豊富なワインがずらりと囲んでいて。

どれもグラスで提供をしてくれるというのです！

だいたいの宿ではボトルは豊富だけどグラスワインはあまり選べなかったりしがち。
でもどれもグラスで提供してくれるというのは、嬉しすぎました。

いろいろ試すこともできるし
ひとり泊でも好みのワインをチョイスできるのは、すごくいいなと。

お食事は

・焼茄子のブランマンジェとスープ　昆布〆にしたアオリイカ白海老キャビア添え

・京鴨肉のボアレ　柚子胡椒のアクセント　フォアグラムースのブリュレ

・キノコのポタージュ　カプチーノ仕立て

・函館産天然平目のエマンセ　北米産松茸　もち麦リゾットを添えて

・熟成赤城黒毛和牛フィレ肉のグリエ　温野菜ボルドレーズソース

・栗風味のチーズスフレ　シャインマスカットのグラス

という内容だったけど
10月だし秋らしいメニューが並んでいて。

キノコ類が特に感激したなあ。

平目と合わせた松茸の創作アレンジも絶妙なバランスだし
ほんとどれも予想以上のウマさでした。

小ぶりなパンもものすごくおいしくて。

真ん中の海苔のパンもおいしかったけど
一番右の赤ワインを生地に混ぜたパンがとてもとても好みに刺さりまくり〜

温泉もお酒もアワアワが好みで。

このロゼワインも瓶内発酵でピチピチしていて

好みどストライク。

赤ワインもお料理にばっちり合って
いいマリアージュができました。

食後のデザートのプレート。

そしてハーブティーのブレンドも絶妙でした。

一夜明けまして。朝ごはんの時間です。

朝は時間を選ぶことができたので8時からに。

きのこたっぷりの味噌汁、
めちゃくちゃおいしーい！

豆腐も湯葉あんかけに生姜のアクセントがとてもよくて。

和食の朝ごはんもとても丁寧に作られていました。

食後のコーヒーも
よき空間でいただくと２割増し以上においしく感じられるなぁ。
（紅茶も選べます）

実際丁寧に挽いてくれたと思われるおいしいコーヒーでした。

ほっこり。

なんだか時間がゆっくり流れていて、心地よかった〜

おとぎ話の世界。

森の中の休憩所？ちっくな空間。

ここでまったり寛ぎながら読書とかするのもいいですね〜
（寒いと無理だけど）

念願叶ってやっと行くことができたシーダーロッジ。

建物の雰囲気や空間も素敵だけど
それだけではなく万代鉱のよきピリピリでアチチの湯をたっぷり湯浴みすることができて。

とても楽しみにしていたフレンチはどの皿もおいしくて感動の連続で。

控えめにいって最高でした。

フィンランドサウナのこだわりからもそうだけど
細部までとことんオーナーさんのこだわりが見えるけど

徹底して居心地が良いだけではなく、
本物を追求しつつの快適空間づくりは
ゲストとしてもとても感動の連続だったなぁ。

ワインは豊富で
どれもグラスで提供してくれるのが嬉しいので
ワイン好きな方なら特に感激するかもしれないけど

お酒、ワインNGの方でもお食事は十分楽しめるのではと思いました。

また季節を変えて行きたいな。