みんな大好き草津温泉。

関東住みの方は特に、温泉に行きたいというと
草津温泉に行きたーい！という声がとても多いし不動の人気、ですよね〜

実際現地に行ってもいつでも湯畑は人で溢れているし
草津温泉に行ったらやはり湯畑には行きたいし、行ってしまう。

最近は裏草津と呼ばれる地蔵温泉エリアの開発もすごいし、
さらに道の駅を過ぎたあたりに温泉門もつい最近完成したりして。

今の町長さんは特に具体的に施策を実行されているので
次々と新しい見所も生み出して。

やはり草津は目が離せない温泉地だなぁ、と思う。

どこで遊ぶにも便利だし、立地のよさはやはり湯畑周辺だけど、
湯宿でゆっくりと温泉を湯旅時間を楽しむのならば、

ペンションや別荘、保養所が多い”ベルツ通り”界隈も
湯のよさはもちろんのこと、湯宿そのものの個性溢れていていいなぁと思いまして。

今回は2023年に泊まってみてよかった、
またリピしたいと思った、

きんだいベンションをまとめようと思います。

この湯宿は、泊まってよさを知ってしまうと沼みたいで。
すでにまた泊まりたくてうずうずしている・・・

✅草津で籠り、静かに過ごしたい

✅貸切風呂でひっそりよき湯を堪能したい

✅こだわりがあっておいしいオリジナルのお食事が食べたい

こんな気持ちの方にはこの湯宿はよく刺さるのでは、と。

😊

ちなみに。

2023年は意識的に湯畑界隈からはずれた湯宿を選んで宿泊をしました。

あ。裏草津にオープンしたTOUも素晴らしかったですよ。

*裏草津にオープンした話題の湯宿へ*裏草津蕩 -TOU-宿泊記

あのネコちゃんたちにまた会いたいな。
（その後草津に行くたびに近くをうろうろしているけど全然見かけず）

♨️こだわりがすごい！ハーブや薬膳なども豊富

♨️適度に放っておいてくれる距離感も心地よい

♨️趣が異なる５つの貸切風呂がどこも素敵すぎる

♨️カジュアル風フレンチとドイツビールがめちゃくちゃおいしい！

チェックインは14時からとちょっと早めが嬉しい。

だけど前日に近くにある別の湯宿に泊まっていたので
午前中、荷物だけ先に置かせていただいていて。

15時すぎくらいかな。

のんびりチェックインしました。

中に入って目につくのがスパイスやハーブ類たち。

種類がかなり豊富なので目を惹きます。

・・・かなりオーナーさんのこだわりが見える湯宿サマだなあとこの時点で感じる

総部屋数は15室。

だけど全部をまだ使用していない様子でしたよ。

それではアサインしていただいたお部屋へと移動しましょう〜

老舗のペンションですし、
少し古さやレトロさはみられるけど、掃除がいき届いていて。

とてもきれいに維持管理されています。

それでは中に入りましょう〜

一晩お世話になりまーす！

洋室です〜

レザーのソファーに
ベッドはほどよいかたさのもので。

寝心地もバッチリ。

1人だと十分だなぁと思う広さかと思います。

鏡とか家具もやはりお部屋の雰囲気にピッタリのもの。

半纏がかけてあるところは
収納スペースをお直しして有効活用されているなぁ、と。

そしてこの扉の代わりなのかなあ。

ステンドグラス模様のガラスが素敵でときめきました。

お部屋にはコンパクトに
冷凍庫一体型の正方形の冷蔵庫があり、
その上の空間も見事に活用されています。

古めだけど室内にトイレもあるし
洗面台もあって。

必要なものは揃っているお部屋。

Wi-Fiも速度も出ているし、安定していました。

お部屋で緑茶をいただき、そして寛いで。

そろそろ温泉へ行きましょう〜

温泉は1階にあります。
全て貸切のみで浴室は５つあります。

立てかける札が目印。

「入浴できます」の札が出ていたらそこは空いているということになるので
温泉に入ることができます。

全てこぢんまりサイズの貸切風呂。

どんな温泉が待っているのか、とても楽しみ〜〜

温泉は夜通し入ることができるけど
混雑時は30分の入浴をお願い、と書いてありました。

まずは”やすらぎ樽風呂”から。

わぁ。開放感のあるガラス窓からのぞくグリーンがきれいだ〜〜

ここは半露天風呂とのことで。

坪庭もあって素敵。

ほっこりできる浴室だなぁ〜なんて思いながら
ピリッとする万代鉱源泉の湯を堪能。

ナチュラルにピーリングが叶う湯で
お肌にがっつり喝を入れました。

万代鉱源泉はペンション街、ベルツ通りあたりはここから引いていることが多いけど
草津の中でも硫黄が感じられなくて。色も無色透明気味。

ちなみに。

この湯船は2020年のリニューアルでできたもので
青森のヒバを使用していているそうです。

このこぢんまりサイズがたまらない。

ここは御影石が目を惹く浴室で
ステンドグラスが２箇所に使われています。

ものすごく目を惹くステンドグラス。

オーナーさん、ステンドグラスにもかなりこだわっている様子で。

草津温泉といえば、の湯もみ。

湯もみしているステンドグラスまでありましたよ〜すごい！

ここは横の写真だと魅力がうまく伝わらないので
縦の写真を使います〜

赤い御影石を使って造られた湯船。

ステンドグラスがキラキラしていて。

ときめきました。

ここも２んくらいのこぢんまりサイズです。

結構しっかりアチチ湯。

ここも坪庭があり
実は動画ではないと難しかったけど

浴室内にステンドグラスがありました。

…春のグンマーを表しているものなのでしょうかね。

この浴室、いろいろと絶景です。

そしてここは、なんかほっこりできるし好きだなぁ〜

草津にしてはそこまでアチチ過ぎない湯温だし
出たり入ったりを繰り返して
日差しが差し込む浴室と湯船をぼんやり眺めながら
ピリッとする万代鉱の湯の洗礼を湯浴みで受けて。

おかげで毛穴を収れんできたかな、と。

洞窟岩風呂の脱衣所はまさに草津！
ステンドグラスの入口ドアが湯畑なのです。

５つあるなかで
この洞窟風呂が一番ときめいて。

明るい時間も夜もと空いていたら入っていたので、
一番この浴室のお世話になりました〜

洞窟岩風呂だけどどこかメルヘンでおとぎ話風で。

かわいいのです。ここ。

夜、洞窟風呂に浸かりながら星空を眺めて。

外気にさらされて、少しぬるめの湯を湯浴みして
まったり寛ぐ……この上ないシアワセ。

ゆったり入るなら1人、
2人だとちょっと窮屈かもと思うサイズの湯船。

趣が異なる湯船はどれも個性があって。

サイズ感も雰囲気も…
ここの湯宿っていいなぁと温泉に浸かりながらしみじみ思ったのでした。

貸切風呂それぞれにシャンプー類もあるけど
置いてあるものがちょっと違ったりしました。

最近温泉宿や施設でもよくお見かけするものですね。

ドライヤーもさまざまで。
Panasonicのものもありました。

・泉質：酸性ー塩化物・硫酸塩温泉

・泉温:　94.6℃

・pH  1.7

・成分総計：3.51g/kg

時刻は18時。
夜ごはんの時間になりました。

一斉スタートです。

1階の食事場所のレストランにていただきます。

レストランにはずらりとワインが並んでいました。

なんだかそそられる・・・

ワインもいただく気マンマンだけど
その前にこだわりのドイツビールをいただきましょう。

そのほか響や山崎もあったし
梅酒も麦もあったけど日本酒はどうやら冷酒の草津しかないそうなので、
日本酒は他の角打ちなどでも飲めるから他のものにしようと
日本酒ではないものを選びます〜

ドイツ風な湯宿だし
あるならドイツビールが飲みたくなったのでドイツビールをいただくことに。

ちなみに生ビールはアサヒのみです。

おビールも運ばれてきたので、お食事をいただきましょう。

それではかんぱーーーい

＼(^o^)／🍻

パンプキンスープに見えたけど
実はキャロットスープ。

やはりフレンチ風なスープでポタージュみたいに濃厚で。

サラダのドレッシングも自家製で。とてもおいしい〜〜

ニジマスのパン粉焼き。

揚げ焼きが絶妙なニジマスは
洋風も程よくスパイスがきいていて。

おいしい！おいしい！

メインの肉料理がやってきたところで
ワインに変えましょう〜〜

グラスワインでも赤ならバローロや貴腐ワインもあったりして。

一人で泊まってもグラスワインが選べるのは嬉しいなあ、と思って
本日のグラスワインでまずはロゼからいただきました。

このロゼ、すっきり辛口めだし
でもフルーティーさや華やかさを感じて。

好みに刺さった〜〜　ヽ(´▽｀)/♡

メインは周りを見ても上州牛のステーキを食べている人が多かったし
わたしも予約をするときにギリギリまでどうしようか迷ったけど、

直感的にハンバーグにしてみて大正解！

うわぁ、めちゃくちゃおいしい！！

(〃)´艸｀)ｳﾏｳﾏ♪✨

ハンバーグのふわふわさ、ジューシーさはもちろんなんだけど
ソースがやばいウマさで。

デミグラスソースがフォンドボーもばっちりきかせていて。

めちゃくちゃ奥深い味わいだった……

口内幸福。うっとり。

＊＊＊

チェックアウトのときに聞いたお話。

これを知ったリピーターさんはそればかりオーダーするという
季節限定の特製ビーフシチューが大人気なんだそうで。

やだ。そんなお話を聞いたらリピしちゃいますわ。
もちろんビーフシチュー狙いで。

でもデミグラスとか、ソースがめちゃくちゃおいしいなぁと思ったので
ビーフシチューもかなり美味なのが食べなくてもすでにわかる。

てか、このハンバーグのソースもものすごくおいしかったので、
ハンバーグにして正解だったかなぁと思ったのでした。

食後のデザートとハーブティー。

コーヒーなどもあったけど
ずらりと並んだハーブ類のみなさんを見てしまったら
やはりハーブティーが気になって選んだけど

これも大正解だったなあ。

ブレンドが最高でした。

ハーブ水がフリーで飲める談話室。

様々なジャンルの本がずらりと並び
こそっと？ボードゲームもあったりしました。

時刻は8時。

朝ごはんの時間になりました〜

朝も8時から一斉スタートで一択です。

ふわふわたまごのスクランブルエッグに
ハーブソーセージ。

そしてミネストローネもおいしい〜

パンはふわふわ。

ヨーグルトがハートでキュンとなりました。

このレストラン。

ワインもハーブ類、スパイスも本当にきれいにずらりと並んでいて。

見ていても楽しい〜〜

天下の名湯草津温泉で静かに、そしてよき湯をじっくり湯浴みがしたい。

ありきたりではない、こだわりのおいしいご飯が食べたい。

だけど、できれば1万円台前半くらいで泊まれたらいいなぁ。。。

そんな気持ちの時、
きんだいペンションはピッタリだと思う湯宿でした。

内容考えたらお値段以上、の感想。

食とお酒と、そしてハーブ、薬膳などオーナーのこだわりがめちゃくちゃハンパなくて。
日頃酷使しがちなわたしたちのからだをいたわる環境とおもてなしが素晴らしいな、と。

ここ、リピーターが多いし、
なかなか予約が取りにくいけど、

泊まってみて納得。

わたしも戻ってすぐにまたリピしたい気持ちになりました。

他のお料理も食べてみたいし。

なんだか、この湯宿様は沼。

万代鉱のピリピリ酸性泉を存分に堪能しつつ
印象にめちゃくちゃ残る美食をとことん味わうことができました。

スタイリッシュで
非日常感たっぷりのホテル仕様をおのぞみだと
この湯宿はミスマッチかもしれないけど。

湯も浴室の雰囲気も環境もサイコーで。そして気楽。

からだも心も潤い、癒されたなあ。

わたしはかなり気に入りました。

必ずここはリピします！

ひと晩お世話になりました〜〜