「泊まれるおかゆ屋さん」中宮温泉にしやま旅館
白山白川郷ホワイトロードの石川県側入口、
山間峡谷のブナ林に囲まれている秘湯 中宮(ちゅうぐう)温泉にしやま旅館。
明治2年創業の老舗旅館です。
今は秘湯と言ってもだいぶ行きやすくなったところが多いけど、
ここは小松から白山に向けて山間を走りながら、
結構走るなぁ。秘湯だなぁと思いながらもテンションは上がっていきます。
正面横を見ると、足湯と飲泉場がありました。
ささ濁りの湯、濃厚な色♡
この先を進んで少しだけ歩くと別の露天風呂があるのですが、
そちらはまた改めて後日更新する予定、かも。
・・・あそこもそこも更新したくて、亀より遅いけど気長にお待ちいただけたら嬉しいです。
温泉は男女別の内湯と露天風呂があり、それぞれが離れてありました。
なので、裸では移動できませんね^^;
なかなかユニークというか変わった湯口がそそられる温泉は、
お宿から150mほど上流の源泉が注がれています。
蛍光黄色のコップが置いてありますが、ここは飲泉可能で、
「胃腸の湯」なんだそうです。
口に含んで見ると、ほどよいなぁと思うくらいのしょっぱさ。
服を着て(宿泊なので浴衣)2階から4階へ移動。
ここに露天風呂があります。
2人サイズがやっとのこじんまり温泉。
見上げるとブナ林、緑が濃くて、森林浴を。
目にも優しく、そしてお肌はツルツルすべすべ♡
ちょっと熱めの温泉だけど
小雨が降っていて加水されたのでそこまで熱くはないなぁ。
秘湯ならではの雰囲気と湯を存分に堪能しました。
お食事は地元の山で採れた山菜やきのこ、川魚が並び、
素朴ながらもひとつひとつが丁寧で、温もりが心地よいお料理でした。
合わせた地酒は、菊姫の「先一杯(まずいっぱい)」
まず一杯どうぞ〜と作られたものだそうですが、
旨口なんだけど軽くて、きれいで。すっきりさもあり。
食中酒にピッタリで、山のお料理とピッタリでした。
一夜明けて。
特筆すべきは、温泉で炊いたおかゆ。
お土産用にも販売もされています。
湯は胃腸に効くと長きにわたって言われており、
多くの人の体を労ってくれる温泉ですが、
その温泉を使って炊いたおかゆは、塩加減も良くて、まさにいい塩梅。
体の外から内から、癒してくれた湯宿でした。
中宮温泉エリアは雪が深くなるとのことで、
冬季休業、期間限定のお宿です。
温泉情報
●泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
●pH:6.8
●源泉温度:61℃(使用時43℃)
住所 | 白山市中宮75-1-12 |
tel | 076-256-7219 |
web | http://www.nishiyamaryokan.jp |
営業時間 | 10時~15時
*冬季休業12月〜3月(要問い合わせ) |
日帰り利用 料金 | 大人550円 |