東の横綱、鳴子温泉。

めんこいテレビで働いていた頃から行っているので
もう何回も何回もリピートして行っているほど大好きな温泉郷です。

どこも個性溢れる湯自慢の湯がとにかく良くて。
素朴さがまた魅力的で。

しばらく行かないと恋しくなるところ・・・

😊

10年以上前に東鳴子にある焼肉八兆と出会ってからは
八兆に行きたくて、ほとんどが素泊まりばかり。

しかも東鳴子か川渡（中鉢が大好きだった）に素泊まりで投宿していたけど、

ちょっと久しぶりに1泊2食付きで
お食事の評判がとても良い

赤這温泉　阿部旅館に宿泊しまして。

今回はひとりで宿泊をた日のことをまとめようと思います。

😊

温泉郷で言えば東鳴子温泉だけど
ここは赤這温泉で
東鳴子温泉のメインから10分くらい歩いたところにあります。

♨️女将さんと若女将さんの心温まるおもてなしが響く

♨️温泉は内湯が２つで別の源泉の湯が楽しめる

♨️若女将さんの手作り郷土料理がどれもとてもおいしい

外観からして民家風の湯治宿。

部屋数は1階に6室、2階に7室の
小さな家族経営の湯宿です。

チェックインは14時からなので
早めにお宿入りしました。

コンパクトに、でも必要なものは揃っているお部屋。

トイレと洗面所は共有だけど
不便は感じないくらいのところにあります。

冷蔵庫は湯宿では大きめなものがあるし
部屋でWi-Fiは速度もあって安定してつながるし快適。

時世柄というわけではなく
ここは基本的に湯治宿。

布団は自分で敷きます。

素泊まり、自炊もできる湯宿ですから。

１階の温泉へ行く手前に調理場があって、
レンジやお皿も揃っていましたよ。

すごくきれいに使われています。

それでは温泉へ向かいましょう。

温泉は１階の1番奥にあります。

2種類の自家源泉の湯を堪能することができ、
貸切制なので、

２つある浴室の前には貸切札を立てかけるところがあるので
指定の場所にかけて。

それから温泉に入ります。

時間制限はないので
空いていれば入れるシステム。

基本的に常連さんが多いので
皆様マナーがよくて。
自然と譲りあって入浴できましたよ。

まずは客室側、手前にある浴室から。

ここは赤這温泉3号源泉を使用しています。

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●泉質：含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉

●pH 7.2

●泉温：71.8℃（使用位置44℃）

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源泉温度が高いので
熱交換をし加水をして適温に調整されています。

それでも湯力はしっかりあって。

湯の花舞う、硫黄泉。
湯面には膜もうっすら見えて・・・

わずかに鼻腔をくすぐる硫黄臭が心地よくて、至福のひととき。

芒硝も炭酸水素の成分も多く含まれるので
お肌がツルツルすべすべが気持ちいい極上湯をたっぷり浴びて。

美人の湯成分の３セットが全て溶け込んだ湯にて、美肌湯治しました。

もう一つの湯船はすぐ隣にあります。

左右対称の造り。

だけど湯は明らかに違うのです。

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●泉質：ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉

●pH  6.８

●泉温：62.1℃ （使用位置41.8℃）

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ここは1号と3号源泉の混合泉。

温度が低い1号と高温の3号をブレンドすることで
加水をせずに適温にしています。

ささにごりの湯は金気臭と土類臭がして
キシキシとした浴感。

そしてパワフル。

タイプが違う2種類の湯を夜通しで
いつでもたっぷり堪能できるのが至福なのでした。

夕食のお時間です。

時間は18時から19時の間なのですが
この日は食事の後八兆に顔を出す予定のため
早めにいただきました。

時世柄部屋食。

時間になると運んできてくださいます。

地酒。
旅館限定酒　御殿湯と合わせていただきます。

かんぱ〜〜〜い

辛口でキレイなタイプの食中酒。

飲み疲れしなくて
お食事とよくお似合いです。

小鉢も牡蠣と大根も
どれも本当においしくておいしくて。

日本酒がよく進みました。

10月限定、郷土料理はらこ飯。

これこれ。

こちらのはらこ飯をぜひいただいてみたかったのです。

いくらも鮭もごはんもぎっしりたっぷり。

うわぁ　ものすごーーーくおいしい！

出汁加減も好み、絶妙で。

何もかもがおいしかったけど
やはりはらこ飯は格別。まじで最高でした。

デザートのさつまいものブリュレもとてもおいしいけど
さすがにお腹にたまって、腹パン…

シアワセな夕餉を楽しみ
腹パンなのに八兆で極上のブリをいただいて（本当は焼肉屋）
常連の顔見知りな皆さんがいらしたので乾杯して

その後もお邪魔していただいて…

楽しく過ごした夜。

未明頃湯につかってシアワセな気持ちいっぱいで就寝。

お目覚め温泉に入り
その後7時〜8時の朝餉のお時間に。

わたしは8時にしました。

夜同様、お部屋に運んでいただいた朝食。

鳴子名物しそ巻きも並んでいました。

朝の小鉢もしみじみ沁みるおいしさ…

湯もお食事もサイコーな湯宿。

若女将さんの愛情たっぷりのお食事は、どれも深く刻まれるおいしさで。
忘れられなくなるんです。

リピーター続出も納得。

何度も通いたくなり
ここで湯治したくなるのはわかるなあと思ったのでした。

シャワーはないので抵抗ある人もいるかもしれないけど

それ以上におもてなしが心にとても響いて。
そして食事も深く印象に残るおいしさで。

真の温泉好きがハマる湯宿かと。

何度もリピしている皆様は
「ただいま」という感覚なんだろうな。

わたしもまた再訪し、
若女将さんの手作りの郷土料理を味わい尽くしたいなと思ったのでした。