福島県でも茨城がだいぶ近い塙町にある

常世温泉　乙女姫の湯

田園地帯の小高い丘の上にポツンとある１軒宿です。

温泉の由来は、常世北野村水元に湧き出た泉水を、
芝原乙女姫が使っていたという事から
美人美肌作りの温泉との由来があるのだとか。

以前日帰り入浴で立ち寄った時に
日帰りでもお茶とお菓子をいただき
女将さんの手厚いおもてなしに感動したのと、

入口すぐ脇の下駄箱の上に牛肉の優秀賞の証の数々を見て
ここは泊まってはなわ牛を食べてみたいなあと思って。

電話したらひとり泊も受け入れてくださるということで
今回宿泊してきました。

♨️田舎のおばあちゃんちみたい

♨️古からいい伝わる美肌美人温泉

♨️女将さんははなわ牛のオーナーでもある

♨️こだわりの牛肉を使用した料理が評判高い宿

♨️女将さんがステキで温かく手厚いおもてなし

表彰された賞状とカップと盾と。

こちらのお宿はブランド牛はなわ牛のオーナー様でもあり
現在600頭ほどいるそうです。

夕食、期待せずにはいられません。

館内は、地元の方達の憩いの場やミーティングの場としても
利用されている様子。

塙町マダムがお召しになる洋服も販売されています。

宿泊した時、実は館内でお泊まりしているのはわたしだけだった・・・

角部屋で窓が２方向にあるお部屋にしていただきました。

部屋に冷蔵庫もついています。

Wi-Fiもあるけど速度はそこまでなくて。
ちょっと不安定気味。

温泉は男女別の内湯がそれぞれあるのみ。

塩素・循環の表記だけど
以前浸かったときに気にならなかったけど、
今回もやはり気にならず。

なんと歌まであるのですが、

…女将さんに歌ってみてくださいとは言えなかったので、どんななのか不明

4人くらいサイズの湯船。

薄い黄緑色した湯は
以前より加温ががっつりで結構熱め。

女将さんに言って源泉でうめさせてもらいました。

ここは蛇口から源泉が出てくるのです。

ドバドバたっぷり源泉（鉱泉）を注入。

ちなみにシャワーも源泉仕様です。

ジェットバスが結構強めで気持ちいいなあ、と。

大きな窓からは
季節の景色、里山の風景が見えて開放感がある造り。

ヌルヌルツルツルの浴感が気持ちいい美肌の温泉。

ひとり、たっぷり湯浴みしました。

●泉質：ナトリウムー炭酸水素塩泉冷鉱泉

●pH ８.２

●泉温：7.2℃

●成分総計：0.8877g/kg

夕食の時間は18時から。

別室でいただきます。

牛肉だけではなくて
刺身も焼魚も並びました。

飲み物は持ち込みができなくて。

ビールは瓶ビールか缶でアサヒのみ。

缶をいただきました。

スタンダードはすき焼きなのかな。

特に指定はしなかったけど
指定すればステーキやローストビーフもできるのだそう。

サシがきつすぎないのが、
大人女子仕様でいいなあ。

すき焼きを作っていると
あとから揚げたての天ぷらがやってきた。

サックサクでおいしいけど
かなりのボリューム。

さらに〆のうどんまで登場しました。

かなり腹パン。

・・・ご飯は無理だった

地酒と合わせました。

と言っても選択肢はなく。

本醸造のお見本のような味わいだけど
少し熟成されていて。

すき焼きとピッタリでした。

一夜明けて。

お目覚め温泉入ってから朝食場所へ。

夜と同じところです。

時間は選べたのでゆっくり8時にしました。

朝もボリュームがすごい・・・

鮭だけではなくて
生姜焼きも玉子焼きもありました。

はじめはさすがに無理だあと思ったけど
食べ始めたらどれもおいしいから食が進んで進んで・・・

食べれちゃいました。

肉厚の梅干しまでも相当おいしかったなあ。

食後のコーヒーまでもおいしかった。

女将さんのものすごくあたたかなおもてなしが刺さり、
評判のはなわ牛をはじめ、食事がどれもおいしい湯宿でした。

田舎のおばあちゃんちの雰囲気。

そして至れりつくせり。

ほのぼの。

チェックアウトの時に
虫刺されによく効くというあさがおの酢までいただいてしまいました。

女将さん、
お肉のお話をすると
こだわりっぷりをたくさんお話してくださいましたが
本当にすき焼き、おいしかったなあ。

また別のお肉をいただきに泊まりたいと思った湯宿でした。