*蔵王の四季を美食と美肌温泉で楽しむ温泉宿*オーベルジュ別邸山風木
もうすっかり秋めいてきた今日この頃。
夏の間、今年は北海道や東北へ、
極上のウニを求めてこちらから出向いたウニ活だけど
2021年夏のウニ活はじめはこちらのお宿からでした。
宮城県蔵王エリア、
遠刈田温泉にある、
オーベルジュ=美食を楽しむ宿、だけど、
こちらも相当お食事がおいしいと事前の評判をたっぷり聞いていまして。
特に夏の雲丹シーズンが最高で大人気で
土曜・祝前日の予約は非常に困難なんだとか・・・
しかも自家源泉掛け流しの美人の湯がこれまたよきとのこと。
これはぜひ夏の雲丹シーズンに行きたい、
絶対行きたすぎると思い続けて数年。
まじで予約が取れず毎年泣いていたけど、
やっと今年の夏に行くことができたので、
このブログにもまとめようと思います。
こちらのお宿、
以前せり鍋など郷土の美食と温泉を求めて行った、
旬菜湯宿大忠の姉妹宿でして。
大忠も相当おいしくてシアワセ感たっぷりだったので、
山風木もめちゃくちゃ期待していました。
オーベルジュ別邸山風木の特徴
♨️美食家大絶賛の食を愉しむ美食宿
♨️オールインクルーシブでフリーフロー
♨️実力ある美人の湯の温泉。自家源泉掛け流し
チェックイン
以前大忠の時もそうだったけど
今回も新幹線+レンタカーで遠刈田温泉へ。
そういえば遠刈田温泉って素敵なお宿が多いエリアで。
遠刈田に初めて泊まったのは
だいぶ前の話でだいこんの花だったけど、
だいこんの花も
雰囲気も湯も食事もよきお宿だったなあ。
😊
道中いくつか日帰り入浴をしながらも
山風木で過ごす時間をたっぷり楽しみたく。
早めにチェックインしました。
TypeA 撫子
実は部屋にある露天風呂って
はじめましてのお宿では選ばないことが多くて。
源泉の位置や湯使いの視点で
大浴場より部屋露天風呂の方が魅力的な要素、
源直かまたはより近くないと部屋に露天風呂はいらないなあと・・・
はじめましてのお宿でしたし、
この時も例外ではなくて。
露天風呂がないお部屋をチョイス。
結果、わたしはここでも十分素晴らしいと思い大満足。
とても快適に過ごせました。
オールインクルーシブ最高
こちらのお宿は、大忠と同じでオールインクルーシブスタイル。
まずはフリーのスパークリングワインをいただきます。
フリーフローのスパークリングはご自由にどうぞ、と。
手厚いおもてなしです。
辛口でスッキリ。
おいしい〜
好みのスーパークリングでした。
ここで小休憩。
貸切風呂へ
温泉は大浴場と貸切風呂がありました。
貸切風呂は空いていれば自由に入れるスタイル。
人気宿。
この日も満室。
たまたま空いている時に行こう、とまずは貸切風呂からつかりました。
素敵なランプとろうそく。
なんとなくアジアンな雰囲気の浴室。
湯船は2人サイズでこじんまり。
ぬるめの温度設定だったので
ゆっくり湯浴み。
写真ではわかりにくいですが
湯口から真ん中あたりが少し深いつくりでした。
のんびり。
なんだか落ち着くなあ、ここ。
月と風の湯
大浴場、温泉は20時男女入れ替え制。
両方入れるのは温泉好きとして嬉しいな、と。
女性は月と風の湯からでした。
ゆったり入って6人くらいのサイズの湯船。
半身浴、腰浴くらいの浅いところが多かったけど
ぼーっとしながら湯浴みするのにこの浅さはいい塩梅で。
寛げるなあ。
湯量豊富、源泉掛け流し。
美人の湯の要素がブレンドされた温泉は
お肌にぐいぐい浸透してくれて。
美肌修行にもよき湯でした。
風と木々の湯
夜20時。
翌日チェックアウトまで
女性はこの風と木々の湯に入れ替わりました。
かけ湯がなんだかVIP感あったなあ・・・
かけ湯の先に露天風呂があります。
上から源泉が湯船に注がれる浴槽。
湯口は高いところにあるので
背もたれのようにいい感じの浴槽の壁に寄りかかれるスタイルでした。
ここもまったりできるなあ。
湯口から真下は熱めだけど離れていくとぬるめでした。
夜も入ったけど
やはり朝の温泉はコンディションの良さが際立つからか
美人の湯の成分を含んだ湯がぐいぐいお肌に沁み込んでいき・・・
思っていた以上によき湯に感動&感激。
サウナ
月と風の湯にはサウナもあって。
サウナも利用しました。
横の棚にある丸い団子、
これは土団子というのだそうで。
この土団子はデトックス効果をより高めてくれるものと聞いたら
なんだか愛おしくなる。(単純)
高温タイプのサウナではなくて
じわじわじっくり温まるタイプのサウナだと思いました。
温泉情報
●泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
●泉温: 41.7℃
●pH:7.9
●成分総計:1219.5mg/kg
*自家源泉かけ流し
*加温あり
別邸山風木は以前とある化粧品会社の保養所だったところ。
2300坪の広大な敷地。
でも客室はわずか10室とかなりゆったり。贅沢仕様です。
ラウンジも
お庭もものすごく絵になる雰囲気で。
遠刈田では7月でも紫陽花が見頃で。
池の水面に反射した紫陽花がものすごく幻想的できれいだった・・・
夕餉
お食事は18時からか18時30分からか選べたので
遅い18時30分からにしました。
この日、
フルーツたっぷりのパフェ食べたりつまんだりして
お腹がなかなか減っていなかったのです・・・
大忠と同じ、
前菜的なものはフリースタイルでした。
旬の野菜を一手間アレンジした創作料理が並んでいます。
予約から雲丹づくしのプランをセレクトしていたので
最初から三陸の雲丹が登場。
お造りにも殻付きウニ。
大はまぐりのひとつにも雲丹ソースのものもあって。
さりげなく雲丹づくし。
最後のお食事では生雲丹丼か雲丹の炊き込みご飯かを選べるのですが
とてもとても迷ったすえ、炊き込みご飯にしたら大正解!
炊き込みご飯の上にも生ウニがオン。
炊き込まれたウニと生雲丹のコラボがたまらなくおいしかった・・・
はじめは生ビールにしたけど
すぐに日本酒にチェンジ。
十四代もいくつかあったけどさすがにこれは別料金で。
でもお食事の内容を考えて
フリーフローとなる日本酒を見たらこれで十分、
というか東京ではなかなかお目にかかれないタイプもあったので
そういった地酒をセレクトしました。
3つとも大正解!
ペアリング大成功で、日本酒も食事も両方さらにおいしくなったのでした。
朝餉
朝は8時から。
チェックアウトが11時となっているからか、ゆっくりです。
宿泊されている方も
お宿時間をたっぷり楽しむ方が多いようで
ゆっくり朝食スタートされる方が多かったな。
朝も浅漬けからお惣菜的なものまで揃ったハーフビュッフェでした。
全て美味しかったし
全体的にちょうどよいボリューム。
もしもっとたくさん食べたい人がいても
ハーフビュッフェだからここで調整できるのはいいシステムだなあ、と。
この後車の運転がなければ飲みたかった朝のスーパークリングワイン。
周り見て見たら結構召し上がっている方が多かった。
・・・いいなあ。
食後のコーヒーは別の場所でいただくこともできるので
ごちそうさまでした、の後に、
椿ラウンジと名付けられているラウンジに運んでもらいました。
部屋に戻り絵になる素晴らしいお庭を眺めながら
マッサージチェアーでモミモミしてもらったり、
まったりとしたひとときを過ごして。
うぅ帰りたくないという気持ちでいっぱいの中
ギリギリの11時にチェックアウトしました。
感想・まとめ
おいしい食事とお酒に目がないカップル、ご夫婦、女子旅・・・
できればお2人推奨、3人のくらいで楽しむお宿だなあと思いました。
お酒ラバーにとってフリーフロー、
オールインクルーシブはとても嬉しいスタイル。
温泉、お食事の内容、オールインクルーシブだということを考慮したら
実はお値段以上だなあと。
三陸産も雲丹づくし。最高でした。
雲丹が一番人気で予約は本当に困難だけど
そもそもこのお宿はリピーターが多くて基本的に土曜日はすぐに埋まりがち。
秋のはらこめし、
冬のせり鍋、
どの季節に行っても地物の旬の食材を味わい尽くせるのが魅力的だな、と。
しかも温泉もものすごく良くて。
違う季節にまた行ってみたいな、再訪したいなと思いました。
大忠のようにお見送り時にいただけるお土産のパン。
このパンがやっぱりものすごーーーくおいしかった♡
湯巡りのおやつにピッタリでした。
住所 | 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字小妻坂21-70 |
tel | 0224-34-2711 |
web |
https://www.bettei-yamabuki.com |
日帰り時間 | 不可 |
注意点 | 12歳以下のお子様はご遠慮下さいとのこと |